たぶん翌日には黒歴史になっている系エイプリルフール短編

marica

第1話

 空から突然、天使が降ってきた。正確には、何か分からないものが落ちてきて、よく見たら翼が生えた人間がいて、天使だと分かったって感じかな。


 土煙が舞い上がっているので、シルエットくらいしか見えない。それでも、何となく美しさを感じるんだ。


「けほっ、けほっ、まったく、地上に落とすなんて……。人間、何を見ているんですか」


 こちらを向いた天使は、とてもキレイだった。清楚な雰囲気が漂っていて、頬あたりまで伸びた黒髪が美しい。なにより、強い意志を秘めた瞳に、惹きつけられる感覚があった。


 彼女は、6つの翼を持っている。つまり、大天使なのだろう。美しさと感動と、様々な感情によって、目を奪われていたんだ。


「さて、人間。自己紹介といきましょうか。私は、汚れた地上に舞い降りた、汚泥に咲く一輪の大天使。そう――マリカエルです」

「舞い降りたって、落ちてきたように見えたけど」

「う、うるさいですね。……こほん。さあ、地上での初仕事といきましょうか」


 そう言ったマリカエルさんの右手に、黒い大きな鎌が現れた。禍々しさを感じて、つい一歩下がってしまう。


「さあ、汚れたあなたを浄化して差し上げましょう。光栄に思いなさい、人間」


 このままでは殺される。そう確信できるプレッシャーが、マリカエルさんから放たれた。死にたくない! まだ、僕は何もしていないんだ。ただ生きてきただけで、今から人生が始まるって言っていい歳なのに!


「どうして、僕を殺すんですか……?」

「浄化だと言っているでしょう。汚れた人間にとっては、私の手にかかることこそが救済なのです」


 本気で殺す気なんだ。なら、土下座してでも生き延びないと。でも、なんて言えば良い? そうだ、救済。僕は、死ぬことによって救われたりしない!


「お願いします! 僕は汚れていても良い。苦しくても良い。だから、生きていたいんだ!」


 値踏みをするような視線で、マリカエルさんはこっちを見ている。どうだ……? 助かるのか……?


「仕方ありませんね。人間。今回だけは、見逃して差し上げましょう。そうだ。これから、どんな風に貴方があがくのか、見せてもらいましょうか」

「わ、分かったよ。マリカエルさん、ありがとう」

「私が与える慈悲は、今回だけです。それを、よく覚えておくことですね」


 そう言うマリカエルさんは無表情で、何の感情も見えなかった。おそらくは、失望されたら殺されるのだろう。そんな予感だけがある。


 ただ、まだ生きることができる。それだけで、十分だ。きっと、命をつかめたのは、単なる気まぐれでしかないだろうから。


「さて、これからどうしようかな。悩んじゃうな」

「やりたいこともないのに、死にたくないと言ったのですか。愚かなことですね」

「むしろ、やりたいことが見つかっていないからかな。何も、達成できていないから」

「そういうものですか。人間というものは、変わっていますね」


 ということで、僕とマリカエルさんの旅が始まった。僕の人生も運命も、何もかもを変える旅が。


 まずは、近場の街へ向かう。ある程度お金はあるので、少しばかりは気ままな動きができると思う。一応、よそ者でも受けられる仕事は、そこら中にある。例えば、下水道の掃除とか。最終手段ではあるけれど、困ったら仕事があるというのは、ありがたいよね。


 僕には、目標も何も無い。だから、まずは何かを見つけたい。夢中になれるような何かを。そうすれば、きっと僕は自分の人生に納得する未来をつかめるはずだ。


 街にたどり着くと、そこは農業や畜産業が中心になっている様子だった。ということは、食事には期待できるかもしれない。


 そういえば、マリカエルさんには食べ物は必要なのだろうか。とりあえず、聞くだけ聞いてみよう。


「マリカエルさん、何か食べたいものはある? お腹が空いたから、店にでも入ろうよ」

「貴方が献上したいのであれば、お好きにどうぞ。私には必要ありませんが、たまには悪くないでしょう」

「それなら、シャリアピンステーキを食べに行こうよ。見えるでしょ、あれ」

「分かりました。地上の汚れた食べ物がどの程度か、味わってみましょう」


「ぺっぺっ! なんですか、あの玉ねぎという食べ物は! あんな最低な食べ物、知りませんでしたよ!」

「ごめん、マリカエルさん……玉ねぎが嫌いなんて、知らなくて……」

「仕方のないことです。私も、今の今まで知りませんでしたから。あんな汚れた食べ物があるなんてこと」


 なんというか、可愛い人だなと、そう思う瞬間だった。初めて出会った時には、美しいとしか思えなかった。殺されかけた時には、恐ろしいと感じた。やはり、天使にも色々な一面があるのだろう。


 マリカエルさんが着いてくると聞いた時には、どうなることかと思ったけれど。でも、案外楽しめそうだ。そんな気がした。


 それからは、旅をしながら、色々な食べ物を試していく日々だった。マリカエルさんの反応は、結構面白かったな。


「ふむ、この味噌田楽という食べ物、悪くないですね……」

「魚は良いですね。海に生きているからか、人の汚れをまったく感じません」

「ねぎ……許せません。玉ねぎといい、ねぎといい、ネギという言葉は嫌いです」

「ネギトロ? 食べる気など……ねぎが入っていないものも、あるのですか? なら……」

「誰ですか、ポテトサラダに玉ねぎを入れようと言い出した愚か者は! 前のには入っていなかったのに!」

「ねぎと玉ねぎさえ入っていなければ、味噌汁は落ち着きますね……」

「なんですか、ハンバーグという冒涜的な食べ物は! せっかくの肉を、全て台無しにする暴挙ですよ!」


 真面目に分析したり、美味しそうに食べていたり、マズそうに食べていたり、ちょっと怖そうに食べていたり、裏切られたような顔をしていたり、穏やかな顔で食べたり、怒りながら食事を投げ捨てたり。


 そんな色々な表情を見る中で、僕の中で何かが芽生えたような気がした。まだ、形になっていない何かが。


 旅の中で、食事をするマリカエルさんを見ることは、間違いなく楽しい時間だったんだ。なら、僕が何をしたいのか。少しは分かる気がする。美味しいものを食べて喜んでいる姿を見たいんだ。


 それなら、僕の目指すべき道は、マリカエルさんが喜んでくれる料理を作ること。そうだよね。


 気づきを得たタイミングで、とある港町にたどり着いた。そこでは、魚を食べる文化がある。基本的には、焼くだけだけど。確か、マリカエルさんは魚が好きだったはず。なら、美味しい魚料理が作れないかな。そう考えていたんだ。


 ただ魚料理を作るだけなら、そこらの店に行けばいい。僕がやるべきことは、マリカエルさんの好みに合わせた料理にすること。


 確か、以前に味噌田楽を食べていたはず。味噌汁も。それなら、サバの味噌煮とか、良いんじゃないかな。もちろん、ねぎを抜いて。


 そうと決まったので、さっそく食材を集めていく。といっても、買うだけなんだけどね。


「人間。料理に目覚めでもしましたか? 普段は、店で食べるというのに」

「そうかもね。ちょっと、試してみたいことがあるんだ。今は、内緒だけど」

「大天使たる私に隠し事をするなんて、愚かなことです。ですが、見逃して差し上げましょう」

「ありがとう、マリカエルさん。やっぱり、優しいね」

「優しい? 貴方を殺そうとした私が? 奇特なことを言うものですね」


 マリカエルさんは、きっと、人は死にたくないという感情を持っていることを知っている。それでも殺すだけの理由があるんだ。僕は、そう信じるだけだよ。だって、彼女の顔には、少しの悲しさが混ざっていた気がするから。


 ということで、しばらく港町に滞在して、サバの味噌煮の研究をしていった。自信を持てた頃に、マリカエルさんに食べてもらう。


「ねえ、マリカエルさん。僕の作った料理、食べてくれないかな?」

「ふむ。私に献上するために、研鑽を積んだと。悪くありませんね」


 そう言って、マリカエルさんは食べ進めていく。表情を見ただけで、僕はガッツポーズをした。だって、とてもキレイな顔をしていたから。穏やかで、満たされているような。


「これは……素晴らしいですね。人間、褒めて差し上げましょう。これから、また料理を作ってもよいのですよ」

「そうだね。マリカエルさんが喜んでくれるなら、いくらでも」

「喜んでいるわけではありません! まったく、愚かな人間ですね」


 そんな流れもあったので、僕は港町に住むことにした。マリカエルさんの好きな魚料理を、色々と作っていくために。


 ただ、僕が思い描いていたように、まっすぐと進むことはできなかったんだ。


 きっかけは、とある日。マリカエルさんを尋ねる人が、僕の家にやってきたことから始まる。


「貴方様は、大天使マリカエル様だそうですね。でしたら、捧げたいものがあるのです」

「ふむ、人間からの献上品ですか。確認くらいは、してあげましょう。人間、ついてきなさい」

「そちらの方は……?」

「私が人生を観察しているだけの人間です。貴方が気にする必要はありませんよ」

「そうですか。では、着いてきてくだされ」


 という流れで、教会らしきところまで、マリカエルさんと一緒についていく。そこには、驚くべき光景があった。


 子供がはりつけにされていて、その周囲に大人達が集まっている。どう考えても、異様な光景だ。子供には、剣のようなものが突き刺されている。息はあるようだけど、かなり厳しそうだ。思わず悲鳴を上げそうになったけれど、マリカエルさんから冷え冷えとした空気が漂ってきて、少し冷静になれた。


「ふむ。これは、何の儀式ですか? 説明する栄誉を与えましょう」

「死を司るマリカエル様に、生贄を捧げる儀式です。この命を対価に、我らに加護を!」

「そうですか。なら、浄化して差し上げましょう」


 その言葉を聞いて、マリカエルさんが何をするつもりなのかは分かった。ただ、止める気にはならない。僕はきっと、怒っていたのだろう。彼女に自分勝手な願いをする人間に。そのために、子供を犠牲にする醜い姿に。


 想像通り、マリカエルさんの右腕に鎌が現れていく。


「おお、その鎌で、我らに加護を頂け……ぐはっ!」


 目の前の人は、マリカエルさんの鎌で切り裂かれていった。僕からすれば、当然の報いだ。だが、大人達は慌てている。


「な、なぜ……。我々は、貴方様に生贄を捧げたのに……」

「そんなこと、決まっています。生存罪で、死刑を執行した。それだけのことです」

「生存罪……? なら、そこの男は、なぜ生きているのです……」


 僕のことだ。確かに、生きることそのものが罪だというのなら、僕は死んでいないとおかしい。というか、他の人間も、みんな死んでいないと。


 ただ、納得できることではある。僕達が初めて出会った時、ただ傍に居ただけの僕は、殺されそうになったのだから。


「人間ごときに、裁きに口出しする資格があるとでも? 裁くかどうかは、私が決めること。さあ、穢れを祓って差し上げましょう」

「た、助けてくれ……ひぎゃぁあああ!」

「俺は巻き込まれただけで……うあぁあああ!」


 マリカエルさんの鎌によって、この場に居たほとんどの人間が切り裂かれていった。残るのは、僕と、はりつけにされていた子供だけ。


 彼女はゆっくりと子供を下ろすと、祈るような姿勢を取った。神々しく見えて、やっぱり大天使なんだなと、状況にふさわしくないことを考えていたくらい。


「さあ、貴方にも救済を差し上げましょう。最後に言い残すことは、ありますか?」

「あり、が、と……」


 そう言い残して、子供は事切れていく。マリカエルさんは、少しだけ寂しそうに見えた。


 僕達は、家へと帰っていく。その間、なんとも言えない沈黙が支配していて。マリカエルさんの方から、静かに話しかけられた。


「人間。これで、私がどんな存在か、理解できましたか? 貴方の思うような、慈愛にあふれた存在ではありませんよ」

「仮にそうだとしても、僕はマリカエルさんを信じるだけだよ。そう決めたんだ。ずっと前にね」

「本当に、愚かなことです。ですが、許して差し上げましょう。貴方が生きるという罪を」


 きっと、少しはマリカエルさんの心に触れられたんだと思う。だって、優しそうな顔をしていたから。


 それからは、またいつも通りに過ごして、少しずつ、距離も近づいていったと思う。僕の気のせいかもしれないけれど。


「人間。今日の料理はなんですか? まさかとは思いますけど、玉ねぎやねぎを入れたりしませんよね?」

「大丈夫だよ。嫌いと分かっているものを出すほど、僕の性格は悪くないよ」

「なら、よいのです。今日も献上することを、貴方に許しましょう」


 そんな日々で、僕は確かに幸せと充実感を感じていた。今なら、死んだとしても、僕の人生で何かができたのだと思えるくらいには。


 ただ、これまで続いてきた日常にも、終わりがやってくる。


 きっかけは、僕達の住む街の近くに、盗賊団が現れたこと。マリカエルさんは、その討伐を依頼されたんだ。


「仕方ないですね。魚を食べられなくなると、困りますから。ちゃんと、私に献上する魚を用意しておくのですよ? それでは、人間、着いてきなさい」

「僕も? どう考えても、足手まといだと思うけど」

「私は、貴方の人生を観察すると決めました。私が居ないからと言って逃げられたら、困るんですよ」


 ということで、僕も一緒に、マリカエルさんは山に向かった。盗賊が根城にしている建物があるところだ。


 そこに着くと、いかにもな雰囲気の盗賊達が、建物から出てくる。


「誰かと思えば、ずいぶんな上玉じゃねえか。俺達に可愛がられにきたのか?」

「さて、貴方達を浄化して差し上げましょう。問答など、時間の無駄です。生存罪で、死刑を執行します」


 マリカエルさんは、鎌を持って敵の方へと向かう。当たり前のように、鎌で敵を切り裂いていく。


「鎌しか使えねえなら、距離を取ってしまえばいいだけだ! 弓隊!」

「マリカエルさん!」


 思わず声を上げてしまう。このままでは、マリカエルさんが。そう考えていたのだけれど、思ったとおりにはならなかった。


 遠くにいる盗賊達は、胸を抑えて倒れていく。近場の敵達は、鎌で切り裂かれていく。


「愚かなことです。私の権能は、死。鎌は、その象徴でしかないというのに」

「ば、化け物……!」

「貴方がた人間からは、そう見えるのでしょうね。どちらにせよ、貴方達の運命は変わりませんが」


 そのまま、遠くにいる盗賊も、近くにいる人間も、みんな倒れていった。


 終わったと思った僕は、マリカエルさんの方へと近寄っていく。周囲には死体が積み重なっていて、すごい光景だ。


「マリカエルさん、お疲れ様。これで、みんな安心して暮らせそうだね」

「知ったことではありません。私は、魚さえ食べられれば、それで良いのです」

「なら、僕も頑張って料理するね」

「せいぜい、私に尽くすことです。貴方には、それを許して差し上げましょう」


 笑うマリカエルさんを見ていると、その後ろの死体の山が、動いた気がした。そこをよく見ると、盗賊が飛び出してくる。


「マリカエルさん!」


 思わず、僕は飛び出してしまった。マリカエルさんをかばうために。もしかしたら、天使には攻撃なんて通じないのかもしれない。あるいは、マリカエルさんだって気づいていたのかもしれない。そんな冷静な判断なんてできずに、体が勝手に動いたんだ。


 そして、僕の体に剣が突き刺さっていく。これは、死んだかな……。


 盗賊は、すぐに胸を抑えて倒れていく。マリカエルさんは、とても怒っているように見えた。


「人間! どうして、私をかばうような真似を……。私は、死ぬことなんてないのに……」

「どうしてだろうね。でも、マリカエルさんが無事なら、それで良いかな……」

「分かっているんですか? 貴方は、犬死にするんですよ?」

「泣かないで、マリカエルさん……。最後に見る顔は、笑顔がいいな……」

「愚かな人間ですね。私が泣くわけないでしょう」


 マリカエルさんがどんな表情をしているか、確認もできないまま、僕の意識は薄れていったんだ。


 そして、僕は目覚めた。いつもの部屋で。どうしてなのだろうか。そう思って、あたりを見渡す。すると、すぐにマリカエルさんの顔が見えた。


「人間、目覚めたのですね。まったく、私に手間をかけさせるなんて、どれほどの罪なのでしょうね」

「どうして、僕は生きて……?」

「私の権能は死。そう言いましたよね。貴方の死を、遠ざけただけです」

「助けてくれたんだ。ありがとう」

「誤解しないでください。貴方を観察する時間は、終わっていないというだけです」


 マリカエルさんの顔は赤く染まって見えて、だから心が満たされるようだった。


 うん、決めた。死んだと思った時は、マリカエルさんのことが心残りだったんだ。だったら、僕のやるべきことはひとつだよね。ちょっと、怖いけれど。


 息を吸って、吐いて。それから、想いを形にしていく。


「ねえ、マリカエルさん。僕と、ずっと一緒に居てくれないかな? そして、最後の瞬間は、貴方が殺してくれないかな?」

「ずいぶんと過分な望みですね。私が大天使だと、分かっているのですか?」

「どうしても嫌なら、僕を殺してくれてもいいから。マリカエルさんに喜んでほしい。それが、僕の想いなんだ」

「そうですね……。人間。貴方も、所詮は汚れし地上の存在。醜い人間でしかありません」


 確かに、マリカエルさんから見れば、僕はつまらない人間でしかないのだろう。それでも、希望を見ていたいんだ。それに、今の表情は、僕を責めるものでも、僕を否定するものでもない。そう感じるから。


「でも、貴方は汚れてなどいない……いや、違いますね。私は、貴方となら汚れていてもいい。苦しくてもいい。それが、私の答えです」

「それって……」

「何度も言わせないでください。愚かな人間ですね」


 マリカエルさんは、恥ずかしそうにそっぽを向いてしまった。対する僕は、つい、にやけてしまいそうだ。


「ねえ、マリカエルさん。これからずっと、僕が死ぬまで、一緒にいようね」

「私なら、貴方を不死にもできる。そう気づいているんじゃないですか?」

「確かにね。でも、僕は貴方に負担をかけたくないんだ。それに、最後に貴方に殺されるのなら、それはきっと幸せだから」

「そうですか。気が変わったら、言ってください」

「きっと、変わらないけどね。でも、約束するよ」


 そう言うと、マリカエルさんは、嬉しそうに頷いてくれた。これから先、幸せな日々が待っていると思えば、とても楽しみだ。


「人間を知りなさいと地上に落とされた時は、絶望したものです。ですが、初めて出会えたのが貴方で良かった」

「僕も、あの時にマリカエルさんと出会えて良かった。お互い様だね」

「貴方が死んだなら、貴方の魂は私が取り込んであげます。それなら、ずっと一緒ですよね。光栄に思いなさい、人間」


 それなら、最後に死ぬ時も、楽しみに生きていけそうだ。マリカエルさんとの出会いは、最高だった。それはきっと、死ぬ瞬間も変わらないのだろうな。


――――――


 どこが黒歴史? エイプリルフール要素は? 共感性羞恥って? となった方は、作者名を見てください。

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