「有ったり」を含む小説

　火消し部隊。 　システム屋の中に有っても異色な部隊。 　専門職が強いIT業界にあって、その専門家の中ならエキスパートと呼ばれる者たちが集まった。本来存在してはならない部隊。 …

　私はシステム屋だ 　今の部署に配属されるまでは、システムエンジニアの肩書を貰っていたが、それがすごく恥ずかしい。 　上司は、尊敬できる人だ。 　私は、自宅謹慎中を会社からい…

　貧困の部落に生まれた神林恵は、天才的な知能指数、身体能力、そして、人の心を読み取れると云う不思議な力を持っていた。 　彼女の能力は、単に人の心を読めるだけではなく、対する人の…

幸せな春なんてなかった。何時だって死地を駆け抜け、俺達は背を預け合っていた。それでも、それでも此の春は屹度決定的な春になる。一つ見誤れば済し崩しに誰一人残れないような、今まで有っ…

世間知らずな大学生のガブリエルは 兄の病死と両親の失踪と言う不幸に立て続けに見舞われ、 一度に後ろ盾も家も何もかもを失くしてしまった。 そんな彼に学生課から地獄で仏の様な申し出が…

１２歳と思われる、小型犬、ミニピン。 皮膚はブドウ球菌に感染してボロボロになって。 喉の辺りにはシコリがあって、身体には出来物だらけで、身体に腫瘍が有って。 そして目にはメラノー…

　拙著『Doggy House Hound』の設定資料集です。 　有ると助かる！　と言う声をいただいたので、作成。 　本編で説明する気が有ったり、無かったり、モレが有ったり、無…

春の競技会において、馬が突然暴走し、馬場柵を飛び越えようとしたが、騎手が思わず引いた手綱の為、馬は飛越できず柵に激突、急停車の車内のように、騎手は蔵の上から柵の外へ頭かラ突っ込ん…

　星の美しい夜に集った謎の四人。 　何の約束も無く、偶然集まったその四人には、ある共通点が有った。 ※この話は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものでは…

自らの身体が憎いな。 死んでほしいな。 なんて思ったりもよくあります。

これは昔々のとある世界の事 この世界には天界、下界、魔界が有り、天界には女神が居り、下界には人間を始めとした巨人族、妖精族、等の色々な種族が居り、魔界には魔人族が住んでいた。 …

交通事故に会い、長らく植物状態にあった主人公は500年後に目覚める。 そこには華々しい未来などなく世界人口が30億、政治は有って無い様なもの。 主人公は植物状態に陥ったとき老化現…

　とある裏社会の何でも屋による,物を大切にしないバイオレンスアクション！ ――――Ｂ級ホラー映画の如く、その場に有った物でのアイディアに溢れた殺し！ ――――銃器は弾が無くな…

未来を舞台に描いた十一の短編を集めたものです。 どれも独立した話で、時代も背景もバラバラですが、できれば掲載順通りに読んでいただくと作者としては幸いです。 ※　陰鬱な話も含まれ…

どっかの大学のカフェテリアから始まる会話劇。 ※仲良しカップルです

※R-15位の性描写や残酷表現があります。 苦手な方は見ないようにお願い致しますm(_ _)m ※ちょくちょく、加筆修正したりします(^^; 《あらすじ》 ある日、一人の女性…

私、森川結城（もりかわ　ゆいき）には小さな夢がある。それは、小さな少女が、白馬の王子様に憧れる様な、そんな淡く、些細な夢。けれど、ずっと胸の奥に仕舞い込んだ、小さな夢だ。 それは…

２００年前世界島の中心で太古より“因子”との闘争を続けていた古龍は人類と盟約を交わした。 因子との戦争を約束するなら代わりに龍の持つ魔術を与えると… それは人類が持っていた原始的…

起きてもすぐに夢だという認識ができない。飛び起きてもそれを夢だとは思っていなくてふとした日常で思い出して初めてソレが夢だと気づく。前歯が落ちた夢は特に多すぎるので前歯ないとか思っ…