Doggy House Hound 設定資料集

登場人物一覧・主要メンバー

　Doggy House Houndの主要登場人物一覧。

　その他と比べると、裏話や、プロフィールがやや詳細……かもしれない。

　名前：トウジ（本名：■■　□□）　性別：男　種族：人間　兵種：狙撃兵

　契約モノズ数：十二　好きなおにぎり：具無し　好きな味噌汁の具：具無し

　本作の主人公。別名は猟犬、ハウンド、パピー、ラチェット、序列第七位つまりはイッパイアッテナ。

　狙撃特化型。

　大分マシになったが、敵との距離が近づくと、あばばばばー、となるタイプ。

　十二機のモノズと一匹の犬を引き連れて仕事をこなすスナイパー。

　民間軍事企業ドギー・ハウス所属の傭兵で、当代の猟犬。気付いている人は居ないだろうが、実はタイトルはそこから来ていたりする。

　コールドスリープにより、五百年前からやって来た一方通行のタイムトラベラー。記録が残って居ないので、何でコールドスリープされていたのかは不明。

　色々とネジが外れているが、本人に言わせると「解凍時の不備」。

　が、残念ながら元からあんなもん。

　それでも特に何か事件を起こすこともなく平和な一生を過ごしただろう。

　文字が多い書類は読まない、味覚は死んでいる、空気は読めない、痛みは無視する、etc、etc……人間としてと、言うよりは生物として駄目な部類のイキモノだったりする。

　名前：Ｅ．Ｂ　性別：女　種族：トゥース　兵種：突撃兵

　型式：Egg　ランク：Ｂ

　本作のヒロイン。良く笑い、良く誘惑するアッパー系のお嬢さん。

　ツリークリスタルの影響を受けて人間を基に誕生した敵性宇宙人、トゥースだが、種別がエッグ型と言う遺伝情報を取り込み、強化するタイプだった為、極めて遺伝子情報的に相性が良いトウジに惹かれて勝手に居座っている。

　そして、本気で惚れてそのまま本妻の座に収まった押しかけ女房系ヒロイン。

　兵種は突撃兵となっているが、大抵のことは出来る。別名「もう、全部アイツで良いんじゃないかな？　イエロー」。

　ただし胸は無い。

　交配型では無く、自然発生型のトゥースを先祖に持っている為、兵器だった頃の名残で、名前は【型式．ランク】で付けられている。

　つまりは結構、良い所のお嬢さん。

　ただし胸は無い。

トウジ「お義父さん、娘さんを下さい！」

　とか言うイベントがあるとかないとか……

　あ、胸は無い（確定）。

　名前：ルドルフ　性別：オス

　種族：ウェルッシュコーギー・ペンブローグ・サンダーボルト

　宝物：噛むと、ピー、と鳴るボール

　遺伝子改造された結果、電気を発することが出来る様になったサンダーボルト種の仔犬。

　断尾されていないウェルッシュコーギー・ペンブローグ。

　狐の様な尻尾を振って走り回っている。

　名前の候補が大量にあったので、「ルドルフとイッパイアッテナ」に因んでルドルフと名付けられた。愛称はルド。

　ちなみに、候補の次点はアドルフ。浮気されて死にそうだからトウジが止めた。――俺達の２位ッ！！

　犬なので、当然の様にランク付けをしている。

　アーシェリカ（ママン）＞トウジ（ボス）＞戌号（ナンバー２）＞シンゾー（別の群れのボス）＞巳号（隠密師匠）＞子号（ナンバー３）＞丑、寅、卯、辰、午、未、申、酉、亥（兄さんがた）＞自分＞Ｅ．Ｂ（ボスの女）＞キャンプ地の子供達＞その他のキャンプ地の人

　大体、こんな感じ。

Ｑ．ルドルフはどうして発電できるんですか？

Ａ．内家拳士だからです

　名前：シンゾー（本名：滝川　進三）　性別：男　種族：人間　兵種：騎兵

　契約モノズ数：四　好きなおにぎり：サケ　好きな味噌汁の具：大根

　主人公の相棒的存在。別名は特に無い。今の所は。牧羊犬の仔犬（パピー）なので、継げば牧羊犬、シェパードとか呼ばれるだろう。

　二機のモノズを用いたホイールタイプのバイクと、両足の靴に仕込んだ二機のモノズを用いての機動戦を得意とする。

　トウジほど不器用ではないが、銃の扱いも、武器の扱いも人並み程度なので、操縦特化型。

　スリーパーであり、多数派。つまりは記憶喪失のスリーパー。

　だが、トウジと違ってある程度の記録が残っている為、眠っていた理由も経緯も分かっている。

　将来を有望視された山岳スキーの選手だったが、眼病を患い、その治療の為に眠りについた。……が、治療はされなかったようで、結局隻眼になった。

　常識人なので拷問や人殺しには抵抗があるようだ。

　政略結婚――とも言えないような雑な感じでカリスを結婚相手と決められたが、夫婦仲は良いらしい。

　因みに婿入りしているので、シンゾー・アロウンが本名となる。

　名前：カリス・アロウン　性別：女　種族：人間　兵種：―

　契約モノズ数：四十三　趣味：旧時代の映画鑑賞

　この時代の三大組織、タタラ重工、アロウン社、職人組合の一つ、アロウン社の社長令嬢。

　有力な血を一族と繋ぐと言う役割を持って居たので、父親により、トウジの元へ来た。

　トウジを見て、あんまり好みじゃないと思っていた。

　シンゾーを見て、「こっちがトウジさんでありますように！」と祈っていた。

　残念なことにシンゾーはシンゾーだったが、Ｅ．Ｂがごねたので、シンゾーの嫁となった。ひっそりガッツポーズしたのは彼女だけの秘密。

　貴種の血か、契約モノズは多め。大体キャンプ地で雑用させている。保育用モノズは彼女開発のモノ。

　兄弟姉妹が多く、その中には救い様のないレベルの愚妹が居るらしい。

　胸は大きめ。

　名前：ハワード・ワーグマン　性別：男　種族：人間　兵種：重歩兵

　契約モノズ数：十五　好きな言葉：有給休暇

　元アロウン社、社長令嬢のボディガード。

　真っ当な精神を持って居たが故に、子供たちに手を差し伸べようとしたら、気が付いたら書類仕事をやらされている苦労人。

　良識も常識もあるので、トウジに色々相談されるが、相談ではなく大体が無茶ぶりなので、トウジが近づくと嫌な顔をする。

　前職がボディガードだけあって要人警護のノウハウもあるし、それなり以上のレベルの戦闘能力を有しては居るが、トウジ、シンゾーと比べると、どうしても劣ってしまう。

　モノズに書類仕事を手伝わせようと思ったら一機を覗いてストライキに遭った。

　だから一機を除いて残りはキャンプ地のパトロールをしている。

　人望はあるけど、部下には恵まれないタイプ。

　子供達からの人気は結構高い。

　お父さんと呼ばれることもあるらしい。

　名前：リカン　性別：男　種族：トゥース　兵種：重歩兵

　型式：Fur　ランク：E

　ラチェット編の主人公の相棒。

　レオーネ氏族の序列第六位。

　人間に近いが毛深く、獅子を思わせる風貌の三つ目、四本腕の異形。……だが、話してみると割と良い奴。ある程度人間側に融通を利かせてもくれる。まぁ、ある程度、だが。

　主な武装はヘビィーマシンガン二丁持ちと言うふざけたものと、曲刀の四刀流。完全に寅号と亥号の上位互換。

　E.Bと違い、交配型……つまりは自然発生したトゥースが野で混ざったものの為、トゥースとしての型は大雑把な分類で、ランクはかなり純度が低い。因みに、ランク≠強さ。

　トゥースと人間を掛け合わせた場合、子供は『必ず』トゥースになる。レオーネ氏族は、元を正せば人間の傭兵だったが、大戦期、そこに兵器としてトゥースが入り、混ざり、トゥースの傭兵氏族へと形を変えたという経緯がある。

　人間滅亡待ったなし。遠い未来ではトゥースが『人間』になっているかもしれない……。

　閑話休題。

　許嫁がいるらしい。猫耳で眼鏡らしい。

　族長の息子だからいいモノ食っているのだろう。味覚はトウジよりもマシ。

　名前：フリーゲ　性別：男　種族：トゥース　兵種：軽歩兵

　型式：Chitin　ランク：G

　別に詳細を書く必要はないような気もするキャラ。でもちょくちょく出てくるし……。

　レオーネ氏族の序列第十位。

　人間よりもインセクトゥムよりの外見。ハエの様な複眼を持ったトゥース。

　レオーネ氏族では珍しい軽歩兵。斥候、狙撃、破壊工作、等を担当する。

　作中で出てくるかも怪しい武装としては、サブマシンガンと曲刀、手榴弾など。

　初登場時、トウジにいちゃもんを付けて銃を突き付けられた。とても怖かったらしい。

　が、強い者が尊敬されるトゥースの文化もあり、その後は結構好意的に見ていた。

　そして彼は運命と出会う――。

　味覚はトウジ並みに死んでいる。

　人間から外見が掛け離れている為、人間の食文化への憧れがあったらしい。だからトウジ作の残飯でも美味しくいただけたのかもしれない。

（小話：Doggy House Houndは一応、ガン・ドッグ編が最終章。……だが、もし、次を書くとしたら、彼は――……）

　名前：ユーリ　性別：女　種族：人間　兵種：突撃兵

　契約モノズ数：十

　赤い目、白い髪、存在しない左腕、以上を持った隻腕のアルビノ。

　トウジのこの時代の母親にして一人目の師匠……だが、戦闘スタイルの違いから、特に何かを教えた分けではない。仕事に同行させて実戦に放り込んだりしただけ。

　本作のパッケージヒロイン。

　ただし、E.Bルートに入ったため、出番が激減した。

　ユーリルートに入るには『焼き肉』でコマさんにクリスタル加工の紹介先を聞かず、『E.B』でE.Bに止めを刺す必要がある。

　うそです。

　モノズの名前は、

　ダイコン、タマゴ、チクワブ、コンニャク、ハンペン、シラタキ、チクワ、ロールキャベツ、ウインナー、ダシワリ。

　そんな感じのおでん関係。