魔王の手下になったと思えば、、、

Land

プロローグ

伝説の始まり、その名はジル

これは昔々のとある世界の事

この世界には天界、下界、魔界が有り、天界には女神族が居り、下界には人間を始めとした巨人族、妖精族、等の色々な種族が居り、魔界には魔人族が住んでいた。


そんな世界に一人の落ちこぼれの青年が居た。

年は15、名はジル 身長は170と平均ほどで顔はそれなりのイケメンだ

ちなみに服はいつも全身黒のジャージ起きている

おっと失礼少々脱線しましたね


彼は生まれてすぐの頃、山奥に捨てられ、その山奥に住んでいたとあるおじいさんに拾われた。


しかしそのおじいさんは数ヶ月前になくなってしまっていた。


話は戻って何故彼がこの物語の主人公かと言うとこの世界にはスキルなるものが有った、スキルというのは魔法で有ったり剣術で有ったり体術など色々な簡単に言えば特技が有った

そしてこのスキルは先天的に授かるものと特訓などをして身につける二種類がある


そして誰しも一人一つは先天的に一つはスキルを持っている

しかし彼にはなのひとつとしてスキルが無かったのである


このお話はそんな彼が、、、していく物である





「はぁーいい加減俺も特技覚えたいなー

特訓して特技覚えたいけど教えてくれる師匠が居ないじゃ覚え

られないし入門しようとしても、

まれもってスキルの無い落ちこぼれには教えることはない、と

かって門前払いだしなーどうすっかな本当、

なぁじいちゃんどうしたらいいんだろうね」


そう彼が話し掛けたのは彼のおじいさんの形見のペンダントである。

これは彼が三歳の誕生日におじいさんがくれたジンの大事な宝物である


「まぁじいちゃんが返事してくれるわけないか、、、

そんなこと嘆いてもしょうがないし今日も取り敢えず山菜取って、町まで売りに行くか」


と言い彼は山に登る準備を10分ほどで済ませて山菜を取りにいった


「さぁてさっさと取って町に売りに行くぞー」


その後二時間ほどてこの日の収穫は終了した


ジンは山を下り山菜を町に何時もどうり売りに行った


しばらくすると付いたのはいつも売りに行く八百屋


「おぉジルまたきたのね、何時も助かるよ」


「あぁこれが今日の分」


「この山菜の量なら3000Gといったとこだね

はい、ジルこれ代金」


「まいどあり」


「また頼むよー」


とおばちゃんはにこやかに言った

しかしジルはこの笑顔が偽りで有ることを知っていた

おばちゃんも影ではジルの事を落ちこぼれとバカにしていたのだ


スタスタスタスタ



「ったくあのおばちゃんも愛想笑いは上手だよな

さっさと買い物して帰ろ」


スタスタスタスタ


しばらく歩いて居るとジルは声を掛けられた


「おっとこれは落ちこぼれのジルさんじゃあないですか」


「誰かと思えばザークか、何用だい?」


彼はザーク

見た目は完全に白馬の王子様的な感じの16歳バージョンである 

しかし天才であるがゆえに強さこそが全てだと思っている


「いやーその首に掛けてるペンダントを貰おうかとな、

単刀直入に言うとあれだ落ちこぼれのお前にそんなおしゃれな

物は似合わん」


「これだけは絶対に駄目だ、いくらお前に金を奪われようとガハ

ッ」


ジルが喋っているときにザークが蹴りを入れたのだ

ジルはザークの蹴りを思い切り受けてしまい倒れこんでしまった


「落ちこぼれごときが俺様に口答えすんじゃねぇよ

お前なんかスキル使わなくても倒せんだよ

貰ってくぞ」


「それだけは絶対に駄目だ、、」


といいジルはザークの足を掴んだ


「邪魔くせぇな、雑魚が逆らうんじゃねぇよ、雑魚はさっさと家

へ帰れ。│ 水魔法ウォーターマジック発動、水龍の咆哮」


その場に大きな龍を模した水が現れその龍はジルに向かって飛んでいきやがてジルを飲み込みジルの住む山の方へ飛んで行った


ジル山にて


「ガハッハァハァハァ くっそ!いつも外して行くのになんで今

日は忘れるんだよ!俺のバカ!

くっそ、くっそ、くっそあいつ絶対に許さねぇ

もう何もかも破壊してしまいたい」


謎の声が喋り掛けてきた


「ほうこいつは面白い魂をしておる、

お主人間が憎いか?」


「あぁとてつもなく憎い、殺したいほどにな

てかお前誰だ?」

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