スキル使用の兆し!?

そこには18歳ぐらいの女性がいた


「私の正体はいずれわかるゆえ今は良いであろう

それより良いのか?あのペンダントを取り返さなくて?」


「もちろん取り返しに行く」


「そうか、ならば、

転移魔法テレポートマジック発動」


そう謎の人物がいうとジルが闇に包まれて消えた


「しかし何故あのような奴がスキルを何も使え無いのだ?

まぁ良いいずれわかるか。

しかしなんだろうな父上との思い出の地で父上にそっくりな奴を見つけるとはな、これが運命の悪戯と言うやつか。

ふふ大魔王が運命なんかに踊らされていては皆に示しがつかぬな」


そうこの謎の人物の正体は東の魔人の国を納める大魔王ルシファーなのだ

ジルが気づかないのは彼女が今普通の人間に化けているからである


そして当のジルはというとルシファーの魔法により町の骨董品屋から少し離れたところに飛ばされていた


「ちっあれ1000Gにしかならねぇじゃねぇか」


ザークはつまらなさそうな顔で歩いている


「おいザークてめぇ俺のペンダント返せよ」


「あぁ?ジルかお前のペンダントなんてもう売ったよ、そこの骨董品屋でな」(この短時間でどうやってここまで来やがった、

山に飛ばした筈だぞ)  


「そうか、ジル、お前は俺の大切な、、、思い出の品を売ったのか、、

そうかならば、、、死ね」

冷たい声でジルはそういい放った。


ザーク「お前に俺が殺される?笑わせるなハハハえっ」

ザークそういいジルの方を向いたときジルの後ろに幾千もの光の剣が作られていたのだ。


「なんだあれは!絶対やべえやつだぞ

水魔法ウォーターマジック 海神の盾ポセイドンのたて


ザークは慌てて自分の持てる最高の防御魔法を展開した。


「もうお前にはかける温情もねぇ、散れ」


ジルがそう冷たく言い放つと幾千もの剣がザークへ向かって飛んで行った


その後0.5秒後程でザークの展開した盾など無いに等しく光の剣はザークの体を貫通していった

そしてその場に残ったのはザーク死体というには物足りないバラバラになった肉片のみだ

もはやこれを見てザークと分かるものは誰もいない


ジルはそんなことには目もくれず骨董品屋に入っていく


「おい店主、さっきザークとか言う奴が売りに来たペンダント有るだろ。

それ俺のだ返してくれ。」


「はっ、はぁいいぃぃ」


事の一部始終を見ていた店主はジルに逆らおうとは思わず、即ペンダントを差し出した。


「話のわかるやつで助かったよ。

じゃあな」

といい店を出た。

ジルが店を出ると先程と同じように闇に包まれてその闇が晴れるとジルはその場から消えていた。


家の前にて


「さっきからワープしてるのはあんたの魔法か」


「あぁ。それでお前はこれからどうする?

恐らくここにいては殺人罪で絞首刑であろうな。

我と一緒に魔界に来るか?」


「いやちょっと待て、あんた魔人族なの?」


「あれっ?これは失礼自己紹介はまだだったな。

我は魔界の東の国を納める大魔王ルシファーだ」


「へー大魔王ルシファーねーーーってちょーーーあんた大魔王なの?」


「いかにもそうだが何か問題か?」


「まぁ良いや、取り敢えずあんたに付いていくよ。

俺の力についても知りたいしな」


「ならば早速行くぞ転移魔法テレポートマジック発動」


そういい闇が二人を包んでその闇が晴れると消えていった

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