「バブル」を含む小説

この作品は1989年～1990年に同人誌「Heart Beat Street 1～3」に連載されていたものを改稿したものです。 敢えて時代設定はこのバブル末期のまま残しまし…

高度成長期もバブルもどちらも今は昭和のノスタルジックです。 ツイッターで書いてみた短い短いお話を少しふくらませてカクヨムで公開しました。 ※本作は「小説家になろう」「エブリス…

　参加者が少ない（執筆時8名）ので“にぎやかし”としてちょっと書いてみようと思います。 　1981年は13でした。 　若い方のために短く紹介しておくと、雑誌「Animec」とい…

日本中がバブルで、明るかった頃をしらないゆとり世代。 共働きが当たり前になった平成に生まれた私たちは “飛びぬける”ほどの幸せよりも、 “平均”よりもちょっと上を目指して それな…

ただの旅行記ではないですよー！ バブル景気の絶頂期を折り返した年、北野憲太は京都の大学を卒業した。しかし就職の内定を全て断り、とある思いから旅に出る。 最終目的地は、直線距離で…

　バブル時代から頭角を現し、麻薬と臓器の闇売買で暴利を貪る指定暴力団『達成会』会長、羽田　牧夫。病的な用心深さで知られる彼を追い詰めるべく、刑事の『俺』こと段警部と彼の部下達は細…

東京都内にある講演会場。高名な文明批評家であるＸ氏に化けた悪魔(妖怪の女王)は、『文明の火』と題する講演を行っていた。そこに本物のＸ氏が現れ、悪魔の本性を暴露しようとした。妖怪の…

主人公の木下信夫は１９５８年、千葉の五井で生まれ、親に３００万円を 借りて日本株投資をはじめた。千葉大卒業後、三菱銀行、千葉支店に入行し、 結婚した和美さんは経理、信夫は営業・外…

夜の街を生きることとなった、TSロリ鬼がいた ※　一部、グロテスクな表現があります ※よく考えたらここにURL載せられることに気づいたので載せます イラストを１年ぐらい前に描…

橫浜港が開港した１８５９年頃、八王子・鑓水地区の商人が多くの 地域から生糸を買い集めて、それを東京や開港まもない橫浜港へ 運んで商売をした。近くの貧乏百姓のせがれ・安田亀吉１０歳…

レニーは死よりも深刻な病気に悩まされ続けていたし、これから先も永遠に続くと思っていた。 十七歳。噛み過ぎて味のなくなったバブルガムの爆ぜる年。 とろみを帯びたバイオレットジュース…

江戸への廻船問屋の末裔として生まれた、塚田守は、特に、 ソロバンが得意。中学でも主席で、都立国立高校から 東京大学工学部に合格した。しかし、大学１年の時に頭に 激痛が走り、医者の…

池田松男は裕福でない専業農家に生まれ小さい頃から朝と晩の 新聞配達のアルバイトをして小遣いにしていた。それでも、 めげずに勉強をして中央大学商学部の夜間部に入学して卒業した。 …

田中恵一　50歳。 サラリーマン人生２８年 人生の半ばを終え、長男を国立大学に入学させて一安心したところ。 会社では上司に怒られ、部下にはお荷物扱い。 家では高１の娘と妻が邪魔者…

母親と恩師に立て続けに先立たれた佐渡（さど）由加里（ゆかり）は、人生に絶望していた。 心配した昔バッテリーを組んでいた金谷（かなや）政（まさ）と酒を飲んでいたのだが、飲み過ぎによ…

１９８９年、夏。 ごくごく普通の健康優良児、久我少年は、 思わぬ幸運の連続に、かえってビビってしまうのであった……

サビ残だらけブラック企業で働く渡辺のリア充ロードはロードスターが導く。

　時は一九八〇年代末、バブル経済真っ盛りの日本。列島を札束が飛び交うなか、男も女もカネとエロスとハイライフごっこに狂奔していた時代。しかし、そんなことには脇目も振らず（というか振…

三十歳まであとわずか……。 容姿はそこそこ、仕事もまずまず、なのに男運がない。 結婚できない私の前に現れた男は、見かけ最高・中身最低の、しかも、妻子持ちだった。 節目年齢の…

　　　　　『あらすじ』 　「小林由紀」と「福田エルマ」　二人の独身熟女が同じ境遇の女性たちと徒党を組んで社会に戦いを挑み、栃木県宇都宮市を女の理想郷とするために奮闘する物語です…