概要
果たしたと思ったら…次の赴任地も何やら
不穏な匂いが。海を行く巨大な影、朱い
鳥居の連なる神社、月のない夜に海原から
聞こえてくる赤児の様な泣き声。そして、
人身御供の呪われた歴史…。
「これ、都落ちじゃなくて島流しだろ!」
行き掛かり【櫻岾奇談】に続いてしまった
『怪談』!!
※引き続き、実際とは違う!とか宣伝バナーが
本物メガバンクだ!とか偶かあっても無関係!
完全なるフィクションです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!凄いものを読んだ。この世界を、あなたにも堪能してもらいたくなる
「櫻岾奇談」の続きとして始まる本作。
北海道の猫魔岬を舞台に、神話が入り混じった様な怪奇な世界が広がる。
北海道のとある岬を舞台にしてはいるが、時間軸としても、作品の規模としても、かなり壮大である。
読了したときの満足感が半端ない。
この作品、かなりの知識がないと書けないものである。
金融に関する知識もそうであるが、なにより神々についての知識、文化についての知識が凄い。
作品に出てくる根古間神社では、連なる鳥居と篝火が印象的である。
海辺に連なる赤い鳥居といえば、わたしは山口県の神社を連想するが、もしこの猫魔岬にモデルがあるのであれば巡礼したくなる。
巻貝形をした銀行の支…続きを読む - ★★★ Excellent!!!またも土地の因縁ある怪異に迎えられ、最終的に町おこしグッズが欲しくなる
エリートなのに、めちゃくちゃ優秀なのに、
なぜか僻地に飛ばされ、怪異から大口の仕事取る藤崎さん第二弾!!
今回の地でも、クセのある人やそれ以外のお方達に遭遇します。
最終的に藤崎さんが来たことで土地の活性化につながるのがとても良い。
人と、そうでないものもその場所に根付いていて、尊ぶものが共通なら理想的に共生することも不可能ではない、と思えます。
もちろん人の理が全てではないので、圧倒されることも被害を受けることもあるのですが。
そこはしっかり、人の力と理で押し返すのは無論正当で正道。
色々ありますが、なんだかみんなでわいわいして楽しそう。
とりあえず読み終われば脳の言語野に
「…続きを読む - ★★★ Excellent!!!血を継ぐんじゃない。想いをつなぎ、この地を護る。
主人公の藤崎は、前任店で目覚ましい活躍を見せました。
もちろん銀行員ですから目標金額を達成し、代々滞っていた業務を一気に解消したのです。
どうやってか。
……怪異を解消して。
(ちなみに本作、ホラーですが銀行モノでもあります。そこもとても面白い!
だって怪異が振り込みしたりするんですよ⁉ 入店していないのに、振り込みがある。さあ、どうやって解決します⁉)
その活躍ぶりと恐ろしいその地については、前作の『櫻岾奇譚』をご覧ください。
https://kakuyomu.jp/works/16818093073043113886
その前任店での功績を見込み、栄転だと言われて次なる赴任地を命じら…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ホラー? SF? いや、ジャンルを超越したスペクタクル!
とんでもない怪作に出会った衝撃!
その名も本作『猫魔岬變』。
――やり手の銀行屋『藤崎』が配属されたのは、北海道の支店。それも、現地からの撤退が決まっている猫魔岬支店なる店舗。
待ち受けるのは生え抜きの行員、課長の権藤。
このデコボコのバディが様々な怪異にぶつかってゆく。――という、お仕事もの風の枠組み。
しかし、そのテーマと展開は期待を良い意味で裏切ってゆく。
藤崎が移動中の飛行機の中で、海に巨大すぎる影を見る、というところから、不穏な気配がノンストップで高まってゆく!
神社に祀られる神格の謎。
立ち現れる謎の男。
巻きグ⚪︎の如き巻貝形の支店。
不死の猫たち。人魚伝説。
サイ…続きを読む