第3試合
「それではついに!ゲーム猛者の集まる激戦が予想される第3試合を始めます!ここには陽菜も居るので応援してあげてね〜」
:きちゃぁぁぁ!待ってたぜ!
:最愛のあおあお第3に入れるって贔屓無しか
:まあ、ゲームセンス的にも妥当でしょ
:第3にはあのお方がおられる!
:初っ端から絶対見所満載だろ
「それでは、早速試合開始!」
大乱戦が予想される第3試合。ゲームを得意とするV達が跋扈する地獄みたいな空間。陽菜はどこまで行けるかなぁ。陽菜が勝ってくれればコラボする相手が1人減るのと同等。頼んだよ……?
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「残すはあと3名!全員キル数6人越えの猛者たちだぁ!そしてその中に陽菜の姿!!!」
:やるやんあおあお
:気合やな
:あおあおの配信まじで血気迫る勢いや……なんも喋らんしw
:これ以上泥棒猫を増やす訳にはってこと?
「いけ!そこです!陽菜頑張って!あぁぁ!他の人が攻めてきたぁ」
「陽菜以外の2人が撃ち合っています!チャンス!陽菜ぁ!漁夫れぇ〜!」
「あっ、そこ……ん〜!だめぇ!……あ、いける……いけいけ!」
:ん〜センシティブ
:なんか……ねぇ?
:他の試合と違ってあおあおの応援しかしてない
:あれでしょ。コラボ相手減るからみたいな
:ありえるww
「あーー!ナイス!やったぁぁぁぁ!
あっ、えっと第3試合優勝者は!蒼空 陽菜さんです!おめでとぉー!早速現場の陽菜に繋いでみます!現場の陽菜さーん?」
『シャアァァァァァァァ!!!!やってやった!やってやったよ!雪!雪に纏わりつく奴らをボコボコにしてやったよ!しかも正式にコラボができるなんて……嬉しい……!今すぐ逢いに行くから待っててね!』
「……なんとも、騒がしいですね」
「ってことで陽菜がここ来るらしい。いやーそれにしてもコラボ相手減って良かったぁ……緊張で死にそうだったからよきよき」
:予想を裏切って優勝したな
:いや、あおあおならやってくれるって信じてたわ
:雪ちゃ……本音漏れてる
:見所多すぎて切り抜きが大変やわ
「ではでは!優勝者の方たちとは後日連絡してコラボの日程を決めるから……まあ、みんな待っててね!それではおつ雪ー!」
:おつ雪
:おつ雪
:おっつー
:楽しみやなぁ
:おつ雪
外からなんだかドタドタと足音が聞こえてくる。あぁ……もう来たんだね。待ってたよ、陽菜
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