似非ヒロインは余談を許さない〜“完璧美少女”を演じる悪友が可愛くて困る！だが“俺も”演り返す！～

夏休み明けの登校日。後ろの席に転校生らしき女子生徒が座っていた。
後に「学園のアイドル」と評される彼女の容姿は、俺の理想とする銀髪ヒロインそのものであり、天真爛漫な笑顔は瞬時に俺を悩殺した。
そんな彼女に俺は不器用ながらアプローチを試みて……その素性を知る。
完璧美少女として振舞う彼女の正体は、ガサツでロクデナシな、つい最近まで一緒に男子高校生をしていたはずの……俺の悪友らしいのだ。
──どうやらコイツも俺と同じ奇病になってしまったらしい。

ちょっぴり変わったヒロインと仲間達によるTSラブコメ。