竜に願えば
口十
1話~16話までの簡単な振り返り
こうして文字越しにお会いするのは初めてですね。竜に願えばを書いている
さて、今回ですが、話も一区切りということで少し趣向を変えて今までの話を振り返ってみようと思います。気づけば六万字を超えて、今から見返すのも大変だろうなぁ、と思って書いています。余裕があれば本編を読んで欲しいのですが、如何せん文字が多い!という方の為ですね。
さぁ、第一章【竜との出会い】は文字通り主人公の金田火鉢と、ロリドラゴン娘のアレフ・ヌルの出会いから関係を築くまでの一連の話です。難しい話は置いといて、ここでは「あぁ、火鉢は反射神経がヤバくて、アレフはドラゴンなんだなぁ」ぐらいの認識でいいと思います。
少し込み入った話をすると、第一章を書いている当時はFPSこそ長くやっているものの、格ゲーへの解釈が甘く、結果”反射神経最強!!”と思い込んでいたので、火鉢のゲーマースタイルもそれが色濃く反映されてますね。今思えば何でこんなこと思ってたんだろうってなってますが、FPSって格ゲーに比べて反射神経が要求されることが多いんですよね。敵の気配に気付いたり、武器の切り替え含め状況に対する回答も無限に近いです。なのでそこを瞬時に選び抜ける反射神経は当時私が一番欲しかったものなんでしょうね。
「このチーター野郎」では火鉢が初めて面と向かってチーターと言われてしまいます。それに対してアレフが反論するのですが、今見ても面白いので、是非一読してみてください。火鉢がアレフに信頼を置くようになったのもこれが切っ掛けですね。
【竜に教えて】は大雑把に言えば、アレフが配信者デビューします。
「日の目」では火鉢の少ない弱点の一つ、音ゲーが露顕します。私は昔から音ゲーが大好きで、Wiiや3DSにあった太鼓の達人が大好きでコントローラとゲーム機を一個ずつ壊した記憶があります。
そこで、反射神経でこれまでのゲーム人生送って来たのなら、リズム感とかは鍛えられていないだろうなぁ、と思いこの弱点を思いつきました。ちなみに、アレフは音ゲーめっちゃ得意です。
更にちなむと、アレフは火鉢の足の上に座り配信をしています。羨ましい限りですね。
「second life」はその名前まんまのバー兼喫茶店のようなもので、この火鉢達が住んでいる田舎町のモチーフとなった町にあったらいいなぁ……って思いながら作り上げたものです。今私が住んでいる街にあるバーをモチーフに昼はこんな感じ、マスターはこんな感じ、っていう風に肉付けしていきましたね。マスターのゲンさんは本名を「源治」と言いまして、この町一番の人気者です。というより、酒とか娯楽そのものが少ないので、ゲームをしない御老人からしたら頼れる場所がここぐらいしかないのかなぁ、と思っています。
この話では、火鉢の身内の話が聞けます。親族がいないとのこと。更に言えば、友人と言えるものもあまり作ってこなかったらしい。はてさて、どうしてやら……
「相棒」を書いた辺りで本格的に格ゲー沼に浸かってきましたね。当時は今ほど面白さに気付いていないので伝えるのが下手で、今見返すとなんかなぁ、と思いますが、それも味っていうことで一つ。
今後も登場する要素としては、
この格ゲーは、コマンド不要を謳っているもので、私の願いでもある「格ゲーと音ゲーの融合」を題材にゲームの組み立てをしました。音ゲーって意外とキャラクターに名前や設定があって、次回作になって曲の更に未来の話が出てきたりするので、キャラクターそのものを操作できたら面白いんじゃないか、と考えた次第です。
ちなみに余談かつ後述しますが、アレフのキャラ選びの癖がもうここで片鱗を見せています。
そういえばですが、相棒あたりから頻出する”小説内のゲームのキャラクター名”は覚えなくて結構です。細かく設定や仕様を書いているキャラや、主要な登場人物の使用キャラぐらいは覚えてもいいかもしれませんが、殆どは改めてでん!と登場する時に解説していますので、逐一覚える必要は殆どありません。
【竜とゲームセンター】では新要素?がたくさん追加されます。一つ目はアレフは
そして二点目。新しいキャラ「花月」が参加します。火鉢の過去を知る数少ない登場人物でありながら、火鉢を倒した数少ない人物でもあります。
花月と火鉢は小学生時代の友達&先輩後輩という間柄で、毎日火鉢の家に通ってゲーム三昧の日々を過ごしていました。当時の火鉢は爛漫な子供で、友達もたくさんいました。反対に花月は内気な様子でした。今では反対になっていますがね。どっちがどっちを追いかけたんでしょうか……
花月は「うち」と自らを名乗ったり「っス」って口癖が特徴的なので、台詞を考えるのも楽しいです。褐色肌&豊満ボディは私の癖なので、何卒……
更に言うと配信で生計を立ててるプロで、”シテ”という名称で活動しています。このシテというのは”花月”という名前を思いついた後に調べたら花月というのは謡曲の一種の名前らしく、シテはそれの役者を指す名前だったので、めっちゃいいじゃん!と相成りました。
「新たな刺客」の話で初めて登場した【神喰ライ】というゲームは、これから何度も登場し、今の最新話では切っても切り離せない重要なゲームとなっているので覚えておくと吉です。神様たちが自分の考える最強の人間を用意して競わせたらどっちが勝つん?という純粋な疑問の為に開かれた大会が【神喰ライ】という訳です。
また、「花月というイレギュラー」という話では
格ゲー専門のチームと言うよりは、FPS部門や、格ゲー部門、ストリーマー部門など様々な間口から集客するタイプのプロゲーマーチームです。ちなみに花月はストリーマー部門です。
「記憶力の化物」では火鉢の過去の一片が見られます。神喰ライの前作、”神喰ライ‐
【悪夢、そして夢は現実へ】は二話で完結します。
第十一話「
簡潔に言えば、火鉢は十歳の頃、目の前で両親が事故で死んでいます。それが大きなトラウマとなって夢に現れてしまっていますね。それが切っ掛けであらゆる逃避行をしますが、ダメ。心を閉ざしてしまった彼は祖父母に引き取られ、唯一の逃げ場だったゲームに没頭するようになります。この当時の彼は「対人」をしている感覚などないのでしょうね。ただ只管に逃げるようにゲームをしていた、いわば使命感のようなものでしょうか。楽しい、とも思っていなさそうです。
そうして祖父母に引き取られて長いこといましたが、三年前にその祖父母も亡くなり、一人っ子だった火鉢は親族がいなくなります。そこで一抹の寂しさを覚えたのか、配信を始めることとなったのです。
第十二話、「対人兵器」では、遂に火鉢とアレフがプロゲーマーデビューします。その過程で、”今の火鉢”の強さが垣間見えます。
人型兵器、と呼ばれた昔の彼はいわばCPU戦のラスボスです。そして、今まで倒されなかったラスボスがいないように、人型兵器の火鉢は倒されていきました。
すると今度は、タイトルにもなっている【対人兵器】へと進化していきます。文字通り対”人”です。読みや対策を含めて、彼は人として、ゲーマーとして進化しているのです。
まぁ、ここを書いてる時に初めて格ゲーで最高ランクまで上がれたので、それまでに培った「どうして最高ランクまで行けたのか」や逆に「どうして高ランク帯の人に勝てないのか」といった経験をこの話にぶつけている感じですね。
さぁ、振り返りも終盤戦。第二章の【竜と桜】に移ります。
ここでは主に”格ゲーの面白さ”を取り扱うので、「火鉢とアレフにしか興味ないよ!」みたいな方は最悪飛ばしちゃっていいと思います。うーん、読んで欲しいんですが、如何せん文字がいつもより多いんですよね。
「絶火を謳歌」、では文字通り神喰ライの最新作【絶火】を謳歌します。絶火では、所謂モダンタイプのような餓狼タイプ、というものが追加され、格ゲーの人気を高める、小説内の格ゲー史において分岐点のような役割を果たすゲームです。
今までの神喰ライが後出しじゃんけんが許されていたのに対して、絶火では火鉢の昔は持っていなかった”読み”が必要になってきます。
アレフが持ちキャラに選んだキャラは少し老いた男性で、先述の楽撃で選んだデザイアと見た目年齢が近いことから、アレフは”二次元は老いた男性が好み”ってバレます。火鉢は”ジャンヌ”というキャラを選んだのですが、自傷ダメージや、体力が低い代わりに火力はゲーム内屈指、というピーキーなキャラです。本編では濁してますが、火鉢のキャラ選びの癖は”女性キャラ”ですね。男性キャラはあまり好まないようです。
「大会の幕開け」ではOHCA主催のストリーマー大会、桜花杯が開幕します。簡単に言えば先鋒~大将までの五試合をチーム総当たりでやります。ただ、本編では尺の都合上一試合のみになっていますが。
ここでは新キャラ「竜頭でびる」が登場します。今流行りのVTuberですね。アレフと同じドラゴン娘のキャラクターですが、アレフが色素薄い系なのに対して、こっちは熱血系、と案外対比になっています。体格も子供っぽいアレフに対してでびるは豊満ボディです。ちなみに名前の由来は竜頭蛇尾から来ています。だび、でび、でびる、みたいな。
「開幕、それは時として唐突に」はでびるがメインのお話となります。ただ、火鉢やアレフの立ち絵のことも書かれているのでお見逃しなく。
この話のお気に入り部分は二人の為に作られた楽曲の【
ちなみに”開幕”は大会の開幕と火鉢とアレフのプロゲーマー人生の開幕とかかっていて、”時として唐突”に、はそれが視聴者たちに知れ渡ることと、ゲームの終わりが一瞬であることとかかっています。
さぁ最後です。「王 対 兵器」では文字通り王と
この話のお気に入りフレーズは「始祖、故に不遜。不遜が故に、唯一絶対の王」ですね。ここ大好きで時々読み返したくなります。
さぁ、これでお終いになります。簡潔に済ませようと思ったのに気づいたら五千文字行きそうで不安です。ただ、これさえ見れば追いつけるようにはしました。
改めてのおさらいですが第一章【竜との出会い】は主要な登場人物の紹介や主人公、火鉢の過去など。第二章【竜と桜】では、ゲームの面白さ(まだ格ゲーしか伝えられてませんが……)を主軸にして書きました。
第二章は始まったばかりです。なのでまだまだ話は続くのですが、またの機会に。
さて、これからのお話です。近況ノートでは月一投稿になってしまいそう、と呟いていましたが、中旬と末の月二回、投稿できそうです。大体十五日と三十日前後をキープして頂ければ、最新話が更新されていると思います。
また、「小説家になろう」に投稿している方ではここでは語り切れなかった細かい設定や裏話などが記載されいています。そちらもよろしければ是非。
これからも文字数が増えていって「これ追いつくの大変だろ」と思った時にこういった振り返りを書いていきますので、それで追いかけるでも大丈夫です。如何せん五千文字前後です。多いです。なので時間が余れば本編見に行こうかな、で大丈夫です。
改めて、本当にここでお終いです。また来月お会いしましょう。
お送りしたのは、口十(のんびり亭)でした。
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