概要
君は俺を利用すればいい、俺も君を利用する。これは、そういう契約だよ
十二星座の加護を受けた、十二個の星家が政治を行う国。その十二星家の当主の中から、政治的なリーダーを市民の投票によって決める”コンクール”がもうすぐ行なわれる。当主たちにとっては真剣勝負だが、市民にとっては七年に一度のお祭り。街ではすでにお祭り騒ぎ。
市民街で薬屋を営んでいるフェリシアは、まだ幼い妹と、病気がちな母と共に暮らしていた。ある日、唐突に十三番目の星家の当主だというテオドールと名乗る男性が訪ねてきた。そして、フェリシアを妻に迎えたいと言ってきた。母の病気を治す力を与える代わりに、伴侶の存在が必須のコンクールに出るため、期限付きで妻になって欲しい、と。
お互いの目的のために、二人は手を取ることに――――
市民街で薬屋を営んでいるフェリシアは、まだ幼い妹と、病気がちな母と共に暮らしていた。ある日、唐突に十三番目の星家の当主だというテオドールと名乗る男性が訪ねてきた。そして、フェリシアを妻に迎えたいと言ってきた。母の病気を治す力を与える代わりに、伴侶の存在が必須のコンクールに出るため、期限付きで妻になって欲しい、と。
お互いの目的のために、二人は手を取ることに――――
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