21話 最終決戦 後編

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狐様視点


「ふむ、こやつが邪神か。」


[GRRRRRRRRWWWWWWWYYYYYYYY]


 俺は、眷属に頼まれて邪神を倒すことになった。


「悪く思うなよ」


<支配>


 世界が俺の手に堕ちたことを確認すると


「テイコウヲヤメロ」


 [GRAAAAAAAYSSSSSAAAAAAAAAAAA!?!?!?!?.?]


 邪神とやらは、眷属の言っておった通りに「メタ系」の能力に耐性があるようじゃな。本来なら、俺に抵抗する力を今の一発で削げたはずなのに。


 <変質>


 俺は、かんざしを剣に変えた。


 ツユハラウホシノツルギ。この剣は、切ったものの悪いものを払う効果を持つ。


 眷属いわく、ヤハウェとやらがこの「邪神」のものだった世界を完成直前に乗っ取り自分の物とし、邪魔だったこやつを封印したという。


 その封印によってこやつのおつむが弱くなっているそうじゃ。それなら


「一閃」


 切ればいいだけじゃ。


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点視??

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赤城湊視点


 狐様が邪神をどうにかしてくれたのなら話が早い。


「どうして!ふん!どうして、魔法がこんなに出ないの!?」


 今まで邪神の力でごり押ししていたから、そのバフがない今、恋は先程のような力は使えない。


 そして、先程<支配>が抵抗されたのは邪神の力によるものなので


<支配>


「ケフッ」


 こうして呆気なく不知火恋は死んだ。


<失せろ>


 念のために地獄に行きそうになった恋の魂を消した。


 残ったのは、死屍累累だが全員生き残った俺含めた神の代理人デウス・アルタナティヴと狐様、そしてずっと「死にたくない」と呟いている神崎薫と唖然としている神崎彩である。


 生かしたい人が全員生き残ったことを確認してほっとしたのまつかの間


「うげっ」


<支配>の代償が来た。

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