8話 理解者、力
「ということでして」
「ほう」
なにが起きたかというと、俺が全てを白状した。
この世は俺の知っている漫画・アニメに限りなく似ていること。その漫画・アニメでは、狐様が死んで世界も滅びること。今なら全てを解決できること。
「その事を知っているのは俺以外にもいるのじゃ?」
「いいえ、他では記憶喪失と預言者を名乗ることで切り抜けています。」
「なるほど、真実を知っているのは俺とお前だけなんじゃな?」
「はい」
「近づけ。眷属になった証にお前に権能を授けてやろう」
「ありがとうございます」
狐様の能力は
1.読心術:相手の心を読める
2.変化:生きた有機物の形をを好きなように変えられる
3.変質:物の性質を変えられる
4.変位:自分含めた物を好きな場所にワープさせられる
5.幻惑:生物に幻をみせられる
6.命見:生物の死に様を見れる
7.天操:天気を操れる
8.予知:数秒先の未来を見れる
9.感受:自分を意識している存在を関知できる
10.洗脳:自分を含めた思考生命の思考回路を操れる
である。11は、狐様が使う前に主人公が覚醒して狐様を殺してしまったため、分からずじまいである。しかし、狐様の発言から使用すれば最後必ず勝てる能力らしい。…狐様がニマニマしてるな。結構だらしない顔「コホン」
「どの能力を権能として使えるかは本人の素質次第じゃ。こればかりは俺も予知を使いたくないのでな。」
話を逸らしたな「コホン!」
「では権能を授けるぞ。フン!」
頭のなかに権能の情報が入ってくる。…支配?そんな能力は狐様になかったはず。
「おや、それを当てたか。」
………これもしや狐様の11個目の能力では?
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