概要
窓ガラス君の虚像がきらめいて景色に上書き保存されてく
短歌から小説を連想して書くことは可能なのか。リハビリついでに検証していきます
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!投稿作品の本文が選考対象外って、勿体なくないか?!
『一首/一句部門の応募方法・・・・・・エピソードタイトルに、応募したい短歌/俳句を記入してください。投稿作品の本文には、自由に作品のイメージ等について記載することが可能ですが、その内容については、選考対象外となります。(あくまでも、短歌/俳句、単体での評価となります)』
……マジか。
この短歌、いや、小説? を読んでからこれを見ると、やっぱり思ってしまいましたね。
いや、分かるんですよ。
確かに、これはその短歌とか俳句単体で、読者に様々なメッセージを伝え、印象を残すものなので、まあそういうルールはそうだろうな、って思うんですよ。
――でもさ。
この小説を見ると、やっぱり思えて…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「文章に恋する」という感覚を覚えました。好き……!!
タイトルの短歌を、本文で解凍する。
そんな公開の仕方もすごく素敵だし、そしてその文章の美しさ!
ヤバい! 好き過ぎる! 語彙力が無くなるくらい!
なので、レビューをするのをためらってしまうほどでした。
「いや、レビューにもなってないよ、この文章!」
って思われるかもしれませんが、本当に言葉を失うほどに、描写が好きなんです。
この作品を読むと、脳内に物語の光景が鮮明過ぎる程に再現されるんです。
もちろん、読まれる方によってその光景は大なり小なり違いはあるのかもしれません。
でも、何というか、「その場所に行ける」みたいな感覚や、「読んでいて楽しい!」「追体験ができる!」みたいな感覚は、…続きを読む