短歌の背後の物語。

本作のキャッチコピー
『窓ガラス君の虚像がきらめいて景色に上書き保存されてく』
に惹かれて読ませていただきました。

大切な人に対してなかなか素直になれなくて言葉にできなかった――そんな、もどかしいような甘酸っぱいような、あるいは苦いような思いが、短歌に織り込まれているように感じました。

短歌の背後には色々な物語が隠れているのですね。

人を思う繊細な気持ちを感じる作品でした。

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