概要
定めを背負う巫女と、歪んだ魂の式神の歪な関係
平安の昔、定めの巫女と呼ばれた神聖な存在が居た。巫女は人々の平和と安寧を望んでいたが、何者かによって殺されてしまう。現代、その巫女の魂の転生先になった高校生の少女、ミコが、一人の式神を呼び出す。一夜と名乗るその式神は、ミコに偶然呼び出されたのではなく、実は、定めの巫女の魂をずっと追っかけていたのである。最初は悪態ばかり付いていた一夜に、ミコは呼び出した事を後悔していたのだが、それは一夜の、重すぎる愛情の裏返しであった。一方、ミコが式神を呼び出せる程の霊力に目覚めた後、なぜか死霊に狙われ始める。その戦いの中、二人の間には、信頼と情が芽生え始めるのであった。
※小説家になろうにも連載しています。
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