概要
骨接ぎ屋、悪鬼を斬る。
その昔、ほねつぎ屋の十蔵という男が居たそうだ。ほねつぎとは主に骨折とか脱臼や打ち身など治す職業さ。 彼は足が少し悪く杖を持ち歩きながら、ほねつぎ屋をやっている。 十蔵は年は三十路で独り身。顔は男前だが少々抜けた性格。その抜けた性格が愛嬌があり、ほねつぎとしての腕も良いとの評判。 さてさて、そんな彼ですが……実は十蔵は足の悪いふりをして生活しているのでした。 何故?答えは十蔵の持ち歩く杖は仕込み刀だから。 ほねつぎ屋は表の顔。裏の顔は十蔵は居合いを殺らせれば生きた者は居ないと言われた人斬りの十蔵。 初めての歴史です。まぁ短編集みたいなものです。気楽に読んでください。
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