概要
鳥機人たちによる壮絶な戦いのプロローグ
鳥機人。
人の姿をし、鳥に似た翼を生やし、機械の体を持つ生命体である。
鳥機人のトビは、小さな村で人間とともに暮らすトレジャーハンターだ。荒野で無人格自動型鳥機人カラスに追われていた際、片翼の鳥機人オオタカと出会う。カラスの群れをたった一体で退ける強さに興味を引かれ、トビは彼に声を掛ける。しかしオオタカは素っ気ない態度を取り、「おれに関わるな」とトビを相手にしない。
その時、二体の前に別の鳥機人が現れて――。
人の姿をし、鳥に似た翼を生やし、機械の体を持つ生命体である。
鳥機人のトビは、小さな村で人間とともに暮らすトレジャーハンターだ。荒野で無人格自動型鳥機人カラスに追われていた際、片翼の鳥機人オオタカと出会う。カラスの群れをたった一体で退ける強さに興味を引かれ、トビは彼に声を掛ける。しかしオオタカは素っ気ない態度を取り、「おれに関わるな」とトビを相手にしない。
その時、二体の前に別の鳥機人が現れて――。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!吹き抜ける涼風が空を駆ける者たちの背を押す…。心地よい旅立ちの物語!
ここは鳥人機と呼ばれる、機械の翼を持った人々と人間が共存する世界。そんな世界の、とある荒野から物語は始まる。
トレジャー・ハンターの鳥機人の少女と、片翼の青年。そして、因縁の相手となる、同じく鳥機人の男。3人が相まみえたとき、青年の“恩人”を救い出す物語が始まる──。
三人称で進む物語は非常にテンポよく進み、読みやすい。ある種の疾走感すら感じられる文章が、本作最大の魅力と言える戦闘シーンを際立たせている印象です。
鳥がモチーフの世界観ということもあって、戦場は空中になります。翼や推進機構を用いて空を駆け回る彼らの戦闘は迫力があり、風を切るようなスピード感をひしひしと感じること…続きを読む - ★★★ Excellent!!!魂を揺さぶる白熱したバトル
人の姿で翼を持ったアンドロイド「鳥機人」トレジャーハンターの鳥機人・トビはある日、片翼の鳥機人・オオタカと出会い、何やら戦いに巻き込まれていく。
明るくてアホなトビとクールで無口なオオタカのやりとりが面白いです。バトルシーンもすっごく臨場感があって、心動かされること間違いなし。そんな緊迫した雰囲気のバトルシーンでも、トビのツッコミでシリアスになりすぎず読むことができます。
トビとオオタカも魅力的なキャラクターですが、人間のリンナや敵のオジロワシにも注目です。特に、前半で出てくる気になるワードから、オジロワシがオオタカに目をつけている理由を色々考えながら、想像力を膨らませて読みました。
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