皆んながよく知るお化けの話。でも、お化けにも色んな悩みがあって…。超常現象研究の権威であり、サックリ解決までしてくれる この男。 マジでやってる？兎に角、お化けの悩みまで解決してくれようとする。そして、ヤリ方が途轍もなく強引で且つ見た事も聞いた事もない。…にも関わらずら恐ろしい程綺麗に解決。 笑わずに読むのは難しいだろうが。懐かしい妖怪大図鑑を楽しく読んで行く子供の頃の思い出が、ふと目の前を過ぎる。そして心の中に温かい火が灯る。 夏の日の楽しみが一つ、増えた。是非とも、この楽しみを皆んなにも分けたいのだ。
コメディタッチですが、主人公のノリが戦慄怪奇ファイルコワすぎ！シリーズと似ています。ただやはりコメディなので、ナチュラルに怪奇を追い詰める側の主人公によって、本来なら人を脅かす側の存在がどんどん追い詰められる逆転現象に笑えます。お化け達の妙に現代社会に馴染んでる感じも魅力的。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（90文字）
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