概要
東京に白亜紀がやって来る……
岸田 静馬は謎の失踪を遂げた友人を追いかけるうち、奇妙な異変に遭遇する。
現代によみがえった太古の植物。街を闊歩する恐竜。そして謎の生物。
消えた友人の謎を解き明かすとき、日常の崩壊が始まる!
時空を超えたSFホラー短編!
全15話
約6万字
現代によみがえった太古の植物。街を闊歩する恐竜。そして謎の生物。
消えた友人の謎を解き明かすとき、日常の崩壊が始まる!
時空を超えたSFホラー短編!
全15話
約6万字
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!その時、東京で何が起きていたのか、是非とも見届けて頂きたい。
序盤は平穏な日常が描写されながらも、猟奇殺人事件の話題や行方不明の友人など、不穏な気配が見え隠れしている。パニックの前触れを感じさせるドキドキ感がたまりません。
実在の地名や施設、音楽タイトルなどの存在が、作品への没入感をより高めてくれています。
パニック部分の描写も秀逸で、光景が目に浮かぶようです。良質なパニックムービーを見終えたような満足感が得られました。
ネタバレとなってしまうので詳細は伏せますが、パニックを引き起こした現象の正体は目から鱗でした。なるほど、そういう方向へ向いていたのかと。
完成度が高く、とても満足感の高い作品でした。
皆様も、是非読んでみてください。 - ★★★ Excellent!!!非常に完成度の高いSF(すこし・ふしぎ)作品です。
この作品はSFというよりはSF(すこし・ふしぎ)と呼ぶのが適当でしょう。もちろん好意的な意味で。
ウルトラQや藤子FさんのSF短編の源流の中にある作品です。
とにかく完成度が高いです。
設定、キャラのバックボーン、文章や情景描写。
それらひとつひとつのレベルもさる事ながらその全てが素晴らしい脚本によって見事に絡み合っています。
アラがまるでなく非常に心地よく最後まで読めてしまいます。
SF要素もありミステリ要素もありそして人間ドラマでもある。それらの要素がお互いを殺す事なく完全に成立しています。
あくまで個人的な感想ですが往年の特撮や今まであったすこし・ふしぎ作品のその最たる…続きを読む