概要
桶狭間にて没落した名家、その立て直し俺が受け持とう
1560年、尾張国桶狭間にて歴史に残る戦があった。片や勝者として名を残し、片や敗者として没落していった。史実では当主今川義元亡き後、跡を継いだ今川氏真の代で歴史から大名今川家は姿を消すことになる。しかしどういうわけか、この世界にとあるイレギュラーが生み落とされた。前世いや正しくは後世の記憶を持つその男『一色政孝』が今川家の立て直しに動く歴史改編ストーリー。
この物語ではいかに歴史小説に不慣れな人にも楽しんでもらえるかを重視しているため、比較的ややこしい部類であると筆者が思っている登場人物の官位呼び等は原則使用しません。ベースは史実に存在した人物が登場しますが、主人公を含めオリジナルの人物・または城・出来事を作成している部分も多くあります。また事実から乖離した部分も多数ございます。ご注意く
この物語ではいかに歴史小説に不慣れな人にも楽しんでもらえるかを重視しているため、比較的ややこしい部類であると筆者が思っている登場人物の官位呼び等は原則使用しません。ベースは史実に存在した人物が登場しますが、主人公を含めオリジナルの人物・または城・出来事を作成している部分も多くあります。また事実から乖離した部分も多数ございます。ご注意く
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!どっこい生き残り脈々と今に引き継がれる銘家の血統、それを支える一色家
戦国時代、関東・東海に武功・武門でその名を馳せた今川家。桶狭間で義正が織田信長に討ち取られて以降<歴史から消え去った>訳ではなく、<歴史の表舞台から消えた>存在。表舞台から去ったとはいえそこは、名家今川家。その血統はそこで途絶えた訳ではなかった。華やかな歴史の表舞台ではないが、その裏で脈々と受け継がれていく名家の血統。
祖は「足利義氏」。清和源氏の家系。いわゆる桓武平氏と双璧を為す二大<武家>の血脈のひとつ、<源氏>の流れを汲む家系。時代がくだり、江戸時代元禄の赤穂浪士の討ち入りで有名となる敵役吉良上野介(こと源義央(みなもとのよしなか))家の祖。そしてさらに今なおその血統は続く名門。
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