人物紹介③ (126話~253話)
★注意★
タイトルにある()内話数に登場する人物を書いています。253話まで読んでいただいている前提で書いているため、極力避けてはいますがある程度ネタバレも含んでおります。
まだ一切手をつけていない段階で、()内の話数を気にせず読まれる場合は自己責任でお願いします。
※名前横にある()は1560年のものとなっています。またそれ以前に亡くなっている・以降に生まれた人物に関しては西暦を書いておきます。
※基本的にはオリジナル人物のみの人物紹介です。ただし史実とはまったく違う動きをしている史実人物は紹介しておきます。
【一色家】
[本家筋]
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一色政孝・久の間にできた姫。
[一色家臣団]
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東海一向一揆において
桶狭間の戦いでも道房の元で戦う。
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秋上佐助の配下。雑賀よりもたらされた火縄銃の扱いに長け、後に鉄砲大将に任じられる。
更に後に抱え大筒の管理も行う。
・
小山家房の長子。家房の補佐のため、元服後はすぐに一色水軍に所属する。本来の素質でいえば文官向きであり、弟の元服を待ってその役目を交代することとなっている。
・
小山家房の次子。12才の冬、政孝の小姓として仕える。水軍の指揮官として活躍する父の背を見てきたため、水軍に憧れを持っている。
後に兄である家利と入れ替わるように水軍の役目に就く。
[縁東寺]
・
一色義政(豊岳)の三子。相次ぐ兄の死により、縁東寺の住職となる。
政孝からみて従伯父にあたる。子は2人いて、長男に跡を継がせることとなる。
・
豊春の長子。豊岳亡き後に、父より住職を継承する。
【大井川商会組合】
[暮石屋]
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庄兵衛の1人息子。1570年に暮石屋の主人を任される。
西国との交易路を持っており、商人や海賊とも商いをしている。
男女2人ずつの子供がおり、子供ら4人に合せて高瀬姫の教育にも力を入れていた。
・
喜八郎の長子。庄兵衛は孫である勘七郎を可愛がっており、喜八郎の次の代までは現状安心出来ると考えている。
1565年より関東方面へと船を出し商いをしている。
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喜八郎の長女。幼少期より算学の才能が開花し、16才より暮石屋の帳簿を管理する1人となる。大人しく、勘七郎の影に隠れがち。
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喜八郎の次女。高瀬姫と1番長く一緒に学ぶ。一緒に過ごす内に八代の心境にも変化が現れた。
・
喜八郎の次子。商人としての素質はほとんど無く。そのことは本人も自覚している。
商人としての勉強よりも武士の話を聞くことを好み、今川家や政孝の活躍を聞いては喜んでいる。
『一色商家保護式目』の存在を知った上で、政孝に仕えられぬかと父である喜八郎に相談した。
[その他商会]
・
大井川領に住む物作りの職人をとりまとめる。商会組合代表14人のうちの1人。
源平碁の作成を政孝より依頼され、自身の腕と人脈を用いて完成させた。完成した源平碁は大井川領の特産品として、商会の商人らに日ノ本各地へ広げられることとなる。
・
商会組合の代表かつ、商人の中では唯一船を持っていない。
主に街道沿いに多数の宿を経営し、良質な宿として人気を博す。金木弥兵衛ら職人から買い付けた工芸品なども宿で売りさばいている。
・
元々市川家は商会に属す商人らに船を売っていた。自身の持つ船は海賊より強奪したものを利用していたのが始まり。
大井川領内で造船が行われ始めると、転身。
暮石屋庄兵衛が政孝より命を受けて、そこから秘密裏に武器などを買い付けていた。雑賀との交易が始まると、市川家は再び表舞台に姿を現すこととなる。
【大湊会合衆】
・
大湊の会合衆の1人。対外交渉を受け持つ。
一向一揆に加担した大湊への報復措置として、商会組合の商人らに大湊への入港を控えるよう命を下した。
その謝罪と撤回を求めるために大井川城へと赴いた1人。
北畠の暴挙を運良く免れ、政孝の元に身を寄せる。
・
大湊の会合衆の1人。対外交渉を受け持つ久作の補佐を担当する。
久作と共に大井川城を訪ねた際に、大井川領の発展に驚く。
・
上原友則の娘。
長島城攻略の折、伊勢湾上にて政孝により保護される。
大湊は北畠が占拠しており、到底戻れぬ状況に無いということで同じく保護された女子供とともに一色に保護される。
【九鬼家】
・
九鬼家第7代当主。父淨隆の死後、叔父である嘉隆後見のもとで家督を継承する。
他の領主らにより志摩国を追われ、北畠に占拠される前の大湊から遠江へと一族全員で逃げ延びた。
政孝の仲介もあり今川家への仕官が認められる。神高島を拝領したが、問題は山積みである。
【他国】
・故
※東海の覇者、桶狭間で没落なれど~幼き日の記憶~にて登場
北条氏規(助五郎)が人質として駿河へ入った際の世話役兼護衛。当時の反今川派筆頭格であり、駿相同盟の締結を妨害するため暗躍した。
今川氏真(竜王丸)暗殺未遂の首謀者として、今川義元より切腹を言い渡される。また北条は今川との関係悪化を恐れて黙認した。
・
→
かつて父興光は、北条氏規に従って駿河へと入っていた。今川氏真暗殺未遂の首謀者として切腹したが、それを黙認した北条を、そして今川を恨む気持ちがある。
偽名を用いて伊豆水軍に属していたが、北条家の御家騒動の後に仲間を集めて脱走した。後の消息は不明。
・
神高島近海にて、小山家房指揮の水軍と戦闘となり捕縛される。
大井川城の政孝の眼前で北条家臣であると叫び自身と仲間の解放、そして沈めた船の賠償を求めたが政孝は信じず今川館へと送った。
ちなみに神高島の島長に里見義頼の文を手渡した人物でもある。
・
幼名龍若丸。山内上杉家、上杉憲政の嫡子。
北条の上野侵攻の折、平井城に残り北条の侵攻を防ぐ。
落城し北条に捕らえられた後も、氏政によって保護されていた。北条家の御家騒動と、越後上杉家との和睦により平井城へと戻る。
父を恨む気持ちがあり、上野国の混乱を押さえるため越後上杉家が介入してくると強制的に憲政は隠居させられ、山内上杉家と上野国のほとんど全域を受け継いだ。
元服の際に名乗った名前を捨て、上杉政虎より新たな名を受ける。それが『憲景』である。
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