人物紹介⑤ (357話~435話)
★注意★
タイトルにある()内話数に登場する人物を書いています。435話まで読んでいただいている前提で書いているため、極力避けてはいますがある程度ネタバレも含んでおります。
まだ一切手をつけていない段階で、()内の話数を気にせず読まれる場合は自己責任でお願いします。
※名前横にある()は1560年のものとなっています。またそれ以前に亡くなっている・以降に生まれた人物に関しては西暦を書いておきます。
※基本的にはオリジナル人物のみの人物紹介です。ただし史実とはまったく違う動きをしている史実人物は紹介しておきます。
~創作人物~
【一色家】
[本家筋]
・
一色政孝と菊姫の子。政孝の三子にあたる。相変わらず政孝は多忙のために、ほとんど一緒に過ごせていないことを内心とても後悔している。
[一色水軍衆]
・
奥山親元の異母弟。親元の配下として、かつては海賊を率いていた。
親元が水軍衆を退いた後は、娘の海里の補佐を務める。
・
一色水軍の指揮官の1人であった奥山親元の異母弟、高安を父に持つ。
上杉家の越後統治の妨げとなっている佐渡を平定するため、上杉家の水軍強化要員として越後に派遣される。
一朝一夕での強化が出来なかったため、最終的には織田の水軍の力も借りて佐渡平定を成した。
・
奥山高良の長子。父である高良とともに越後に渡る。
・
奥山親元の娘であり、現段階(上記の話数)において水軍衆の指揮官の1人となった海里の夫。
奥山海賊を名乗っていた頃からの知り合いであり、親元が第一線を退いた後は海里の補佐に着く。
・
一色水軍衆の指揮官の1人である染谷寅政の子。母は同じく染谷指揮下にある男の娘である安芸。
[商人]
・
飛鳥屋宗佑の孫。飛鳥屋の商いの都合上、両親とともに長らく堺に滞在していた。両親は畿内での戦に巻き込まれ亡くなったため、宗佑によって飛鳥屋の跡を継ぐこととなる。
堺滞在時には津田宗及に師事していたことがあり、後に政孝と宗及の橋渡し役を担う事となる。
【下総国千葉家傍流】
・
千葉宗家筋の末裔として伝わる。北条家御家騒動に巻き込まれた形で攻め込まれた小田一族や、千葉・佐竹連合軍の追撃途中に政孝とはぐれてしまった一色直政(史実:井伊直政)らを隠れ里で匿う。
・
千葉宗家16代当主、千葉胤直の庶子の子孫、として伝わる。宗家滅亡前に胤直の子を身籠もっていた女は、その不相応な立場を理由に城から追放された。行くあての無い女を匿ったのが、当時から人里離れた場所にひっそりと暮らしていた名も無き村。
以降は千葉家の血筋が長として村を営んできた。
小六は現村長の長子であったが、大八の提案で直政とともに村を出た。
↓ここから史実の人物↓名前が伝わっていない人物も含む↓
【一色家】
・こう姫(1563~)
一色家の家臣となった真田信綱の娘。
福浦領を任された一色昌秋に付き従った信綱とともに伊豆へと渡る。一色昌秋の長子である一色昌頼の正室となる。
【今川家】
[一門衆]
・
今川氏真と春姫の間に生まれた子。氏真の次子にあたる。
・
今川氏真と市姫の間に生まれた娘。氏真の次女にあたる。足利義助の要請により、生まれたばかりではあるが許嫁が出来る。
[平島公方家]
・
足利義助の正室。父はかつて中国地方で大勢力を築いた大内家の家臣、柳沢主膳正。
義助が秘密裏に織田信長に保護された後、摂津の地にて同様に保護される。
一色水軍護衛の元、義助の元へと連れられた。
・
足利義助と鶴見姫の子。生まれて早々に許嫁が出来る。相手は今川と織田の血が流れる初姫。
織田信長はこの話を聞いて、自分のことをよくわかっていると感心した。
[北条家]
・
北条氏政と黄梅院(先妻)の子。今川家と北条家の決戦前にたまたま一色領に預けられた1人。
北条家降伏によって氏政の隠居と、嫡子であった氏直が廃嫡となったため北条家の跡を継ぐ。その際に氏真の猶子となり、義助より"助"の字を与えられた。
・
北条氏政と黄梅院の子。氏助とともに一色領に逃れており、兄である氏助が小田原城に入ると、その補佐として元服を果たして入城する。
・
北条氏政と黄梅院の間に生まれた娘。兄弟とともに一色領で戦を逃れる。
後に今川家家臣となった北条家と、臣従状態を維持している武田家の関係改善の1つとして武田家の当主である武田勝頼の元に嫁ぐことになる。
【足利将軍家】
・小少将局(5)
幕臣であり、義昭の側近でもある柳沢元政の異母妹。
幾人かある有力幕臣らのトップになるべく、元政に命じられて足利義昭に接近した。
従来の通りであれば、将軍家の正室に近衛の姫を迎えていたため公式の扱いでは側室にあたる。しかし義昭が近衛の姫の輿入れを断ったため、実質正室のような立場になる。
元政の命で三淵の屋敷襲撃を唆す。
【織田家】
・
織田信興の娘。信興の死後、信長の養女として畠山義春に嫁いだ。
・
家臣らによって能登を追われていた畠山義続の次子。父義続と兄義綱は朝倉家の滅亡に巻き込まれて死んだが、未だ幼かった義春は畠山家の家臣に匿われていたところを織田に引き取られる。
三勢力によって混乱に陥る能登を平定するため、織田・浅井・今川の連合によって能登へ入国することに成功した。元服した際に、かつて信長の右腕として最も信頼されていた織田信興の娘を娶ることとなる。
以降は織田家に身を寄せながら、能登の統治に専念することになる。
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