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  • 20-3への応援コメント

    号泣しました。
    本当にこれはもう……
    いうべき言葉が全部無駄になりそうなくらいの感動でした。

    この話を読めて良かった!
    読ませてくれてありがとうございました!

    作者からの返信

    ここまで二人の旅路を辿って下さったこと、そして応援のコメントの数々を頂き、本当にありがとうございました!
    遺された愛の物語の終わり、そして新たに見出された未来を目指す旅の始まりを、こうした感動と言う形で受け取って頂けましたこと、大変嬉しく感じております。
    ここでお別れすることが名残惜しいようですが、彼らの旅が続いていくとしても、この物語は一度ここで閉じさせて頂きます。個人的にも思い入れのある世界、良い形で心に残して頂けたようで幸いです。
    またいつか、別の世界でお会い出来る日を楽しみにしております。これからも応援、よろしくお願い致します!

  • 20-2への応援コメント

    彼のエレジーを探した意味はもっと深かったんですね。
    エレジーの持つ心に気付いてしまった分、もっと深かったんだと……

    作者からの返信

    二人の愛を探す旅、いよいよクライマックスです。
    エレジーと教授の関係性は、実際の関係はもちろん、互いの心の在りようの変化としても、大変複雑なものでした。
    あくまでディアナとエレジーの物語である故に、彼らの全てをお届け出来た訳ではありませんが、そこには確かな『愛』があったこと、その形を、どのように受け止めて頂けたでしょうか。それをお聞きするのが怖いような一方で、胸の高鳴るような心地も致します。
    泣いても笑っても既に物語は終幕目前、次が最終話です。二人の旅の行く末に見出したものを、どうぞ一緒に感じて下さい。


  • 編集済

    19-2への応援コメント

    やっぱり……


    息子と共にいたエレジーの情報はきっとあったはず。
    そしてそれまでエレジーが付いた少年達より生きた時間が長かったのも記録として残っていたはず。
    それが意味するものは……エレジーが彼の息子の『ヒカル』を死なせないために行動していたから。
    そこにはきっと心があった。
    それを誰よりも享受は知っていたという事だろう。


    作者からの返信

    春夏秋冬の街、ついに最期の冬編へとやって来ました。二人が求めてきた真実、旅の果てはすぐそこまで迫っております。
    繋がる関係性の一端に、少しでも意外性をお届け出来ておりますでしょうか。
    教授が遺した想いを解き明かすため、最後の依頼を駆け抜けて参りましょう。

  • 18-7への応援コメント

    何となくですが、この博士との生活の中でも『ヒカル』の存在がチラついてしまって、エレジーの心のあり方を考えている自分がいて……

    心とは何だろうと考えてしまいます。

    作者からの返信

    ヒカルと過ごした短い時間、教授と過ごした長い年月、まるで長さも形も、質そのものが異なる出会いではありましたが、それでも二人はエレジーの在りようを根本から変えることになりました。
    教授と過ごす静かな日々の中で、彼にとっては人よりもずっと膨大な時間が横たわっていたからこそ、そして『恋愛』を求めない教授を相手にしていたからこそ、ヒカルから与えられた愛について考え、エレジーの『心』が育って行く様をご覧頂けたかと思います。
    AIの心とは何かと言う問いに対して、この物語で明白な答えを出すことはありません。ただ、ディアナとエレジー、二人の旅の果てに、その答えの一欠片を見出し、何かを心の中に残して頂けたならと願っております。

  • 17への応援コメント

    彼も傷ついた心をディアナに救われていたのも確かで……
    恋愛ではないけれど愛していたのも確かで……

    彼の気持ちに共鳴しているのか……不思議な、静かな気持ちになりました。

    作者からの返信

    『彼』の遺した想いを、こうして伝えるかどうかは、最後まで悩まされた点でもありました。
    ただ、この物語が『遺された者達』の世界にあると同時に、死してなお届く想いを大切に描かせて頂きたかったこと、何より主人公であるディアナが前を向いて歩き出す核となる物語ですので、こうして最期の言葉を記すこととなりました。
    過去からの声を受け取ったディアナが、この愛の形を抱えて、それでも歩いて行く道のりを共にして頂ければと思います。

  • 15-2への応援コメント

    何がディアナをこうも掻き立てるのだろうと思っていたけれど……彼女にとって、ただ一つの真実であり、ただ一つの愛情であり、ただ一つの想いだったのだと……

    涙が出て仕方ないです。

    作者からの返信

    ここまで読み進めて頂き、ありがとうございます。
    二人にとっての愛を探す旅、主人公が何度も忘れようとして、どうしても忘れることの出来なかった原点、彼女にとっては何より大切な唯一の「愛」に、ようやく辿り着くことが出来ました。
    人によっては眉を顰めてしまうような、愛の形かもしれませんが、こうして世界の向こう側で受け取って頂けたこと、とても嬉しく思います。一つの「愛」の行く末を、どうぞ見届けてやって下さいませ。

  • 13-3への応援コメント

    ディアナがエレジーの前から消える?

    この事の重大さを想像しかできない自分がもどかしくなる。
    先を読み進めるしかないですね。

    作者からの返信

    二人の過去の核心に迫る、春夏秋冬の街、秋編へとやって参りました。
    これまでエレジーのことにはあれこれと想いを巡らせながら、自分のことをあまり顧みることのなかった主人公の時間が、遂に動き始めます。
    少しばかり読み進めるのが息苦しい時もあるかもしれませんが、どうぞごゆるりと二人の背中を追い駆け、彼らの言葉に耳を傾けて頂ければ幸いです。

  • 13-1への応援コメント

    エレジー側の心理を知れるのはとても嬉しいです!

    作者からの返信

    再び感想頂き、ありがとうございます!
    エレジーの考えていることを描く時間は、正直に申し上げるとかなり勇気のいるものでしたが、結果として楽しんで書かせて頂きました。
    主人公はあくまでディアナである都合上、あまり彼の視点に立ち入ることは出来ませんが、エレジーの心があって初めてこの物語が始まりますので、こうして少しずつお届け致します。

  • 20-3への応援コメント

    完結、おめでとうございます! お疲れさまでした。

    なんて素敵なラストなのでしょう。
    『DOLL』の存在が見せられたとき思いました。「エレジーにもDOLLが、実体があったらいいのに」と。まさかこういう形で実現するとは。
    恐れ入りました! 雪白楽さんの構成力のすごさに脱帽しきりです!!

    『エレジー』という名がヒカルから贈られ、『Licht』という実体が教授から贈られた。
    エレジーはLichtを受け取り、ディアナと結ばたいとはっきりと口で意思表示をした。

    はたしてエレジーは、教授から受け取った名へと改名するのでしょうか?
    私は……。
    ここはそれぞれの読者の想像にお任せ。やぼなことは口にすまい。

    最後に一つだけ。
    二人が出会ってから共有してきた時間。それが『膨大な過去の記憶に、倫理や常識で上塗りした今でしかない』と早い段階で気づいていましたよね。あれを聞いた瞬間、ドキッとさせられました。
    これまでの記憶や歴史と向き合わなければ、本当の意味で前に進むことなどできないのですよね。

    このような「知っているつもりだった前へ進むための道しるべ」をわかりやすい文章でたくさん見せていただき、とっても嬉しく思っていました。

    素敵な物語をどうもありがとうございました!!

    作者からの返信

    この世界を彼らと共に駆け抜けて下さり、また沢山のコメントで応援を頂き、ありがとうございました。もはやレビューの如き力強い感想の数々、大変励みになっております!
    この物語のタイトルとした『Licht』には、様々な意味をこめさせて頂きました。旅の終わりを見届けて下さった読者の方に、どのような『Licht』を見出して頂けたのか、ワクワクしながら感想を読ませて頂いております。
    物語の冒頭に戻り、二人の旅の始まりからここまでの道程を、二人が辿った記憶の世界で掬い上げた『心』を、このような形で受け止めて頂きましたこと、改めて感謝致します。
    またいつか、どこかでお会い出来ますことを、心より楽しみにしております。

  • 20-2への応援コメント

    >そういう用途で使えるように、君達を設計してしまった私が悪いんだ。

    エレジーの心にずっと生き続けていた『教授』。どんなかたなのだろう、ふんわりと想像していました。
    教授の生きざまが露わにされていく中、「私は君に愛を求めていない」のあの言葉の裏に「家族同等の本物の愛」があることを感じていたのですが、まさか。
    エレジーを、心を持つAIを生み出した親的存在が教授だったとは。
    そしてまた、教授はヒカルの本当の親でもあった。
    点が線で結ばれた……。

    心の扉を閉ざしたエレジー。その扉を自らの手で再び開かせたヒカル。二人は実の……人間とAI、「実の」だなんて言えない……いえ、言いたいですね。二人は実の兄弟だった。

    教授の後悔の念、そしてそれ以上に伝わってくる『息子エレジー』への愛が伝わる感動的なエピソードでした。

    作者からの返信

    この物語のメインテーマとして置かせて頂いた、二つ目が『死者からの声』でした。この世界は、取り巻く過去の爪痕を始めとして『死』がひどく身近な場所に存在しています。
    ただそれは、デフォルメ化された死であると言うだけで、現実世界の死も意識の大小は人それぞれでありながら、とても身近で心の深い場所に根ざす核の一つであるのだと思います。
    基本的に一方通行である死者への想いではありますが、こうして『向こう側』から届く声も、きっとあるのだと言う想いをこめて、教授とヒカル、二人の生き様を描かせて頂きました。
    この時空を超えた『家族』と『愛』の物語、いよいよ次話で終幕です。

  • 18-4への応援コメント

    >僕は世界で一番尊い贈り物だと、そう思うよ

    またしてもこの文章を読んだ瞬間……。今度は「エレジーのこれまでの言動」が走馬灯のように溢れ、涙が零れて止まりませんでした。
    今の彼が不安を覚えつつも『自分の心』の声にしっかりと耳を傾ける自我が根づいた根源を見た。

    素敵なエピソードでした。

    作者からの返信

    この世界から、沢山のものを涙として受け止めて下さっているようで、ありがとうございます、と申し上げるのも少々おかしいかもしれませんが。
    ヒカルとエレジーの関係は、主人公との関わりとは本質的に異なるもので、過ごした時間も短くはありましたが、エレジーが変わるターニングポイントとして強い存在感が残ったかと思います。物理的に彼の心を造ったのは開発者であっても、彼の心を育てたのは紛れもなくヒカルの存在です。
    この過去を本当の意味で受け止め始めたエレジーが、この先どのような結末へと駆けて行くのか。春夏秋冬の街、最後の季節がやって参ります。

  • 16-2への応援コメント

    お邪魔いたします。
    >義父さんの、最後の言葉を聞くのが怖かった

    読んだ瞬間、これまでのディアナが。皆に愛され、人間を、AIを救ってきたカッコいい女性ディアナの姿が走馬灯のように溢れてきました。
    と同時に零れてきた涙を止めることができなかった。こうして打ち込んでいる今、なお。

    「彼女のトラウマとなる何があったのかな?」
    その回収を楽しみにしておりました。
    トラウマ? そんな一言で表現できるものじゃなかった。

    『今』過去と向き合うことができて良かった。
    いえその前に。
    エレジーと出会ったのがまず『今』で良かった。もっとずっと前でも、おばあちゃんになったときでもなく『今』で本当に良かった。彼と心を通わせることにより、向き合う覚悟と勇気が持てたのだから。

    素敵なエピソードでした。

    作者からの返信

    感想頂き、ありがとうございます!
    この物語は、大戦によって荒廃した未来と言う世界設定の都合上、SFジャンルでお届けしておりますが、本来は『お仕事小説』として書かせて頂いたものです。未来かつ架空の、ではありますが!
    ですので、働く女性のカッコよさを押し出しつつも、この世界から生まれた痛みの一部を抱えた主人公が、どのように自身を形作る『傷』と向き合うのかを、一つのメインテーマとさせて頂きました。
    もちろん彼女とは違う形であっても、誰しもが何かしらの『傷』を抱えて、それでも地を踏みしめて、時に立ち尽くして、それでも日々を歩き続けているのだと思います。
    いつか誰かが『今』に辿り着くことを願って、お届けさせて頂きます。どうぞ最後まで、彼らの物語を見届けてやって下さいませ!

  • 20-3への応援コメント

    完結おめでとうございます。

    「泣き笑い、でしょ」
    「惜しい。嬉し泣き、ですよ」
    (*´ー`*)
    とても素敵なラストシーンでした。

    執筆お疲れ様でした。

    作者からの返信

    いつも応援頂き、ありがとうございます!
    お陰様で、こうして二人の物語をお届け出来ましたこと、いま胸を撫で下ろしております。
    この二人の道行きは、あの世界でまだ続いているのかもしれませんが、物語としての終わりをこの時に迎えたことは、結果として良かったのだろうなと思っております。彼らの交わした言葉を、心の一欠片を、胸のどこかに残して頂けたなら、これほど嬉しいことはありません。
    最後まで読み切って頂けたこと、改めて感謝致します。またどこか、別の世界でお会い出来るよう、これからも書き続けて参ります。

  • 20-3への応援コメント

    素晴らしい物語でした!
    感情を持つAIという設定をとてもうまく書かれていて、驚くと共に夢中で読んでしまいました。

    人間とAIの違いは何なのかを考えさせられますね。マスターの為に怒り、家族になれないと嘆くアンネリーゼや、ヒカルの死に心を痛めるエレジーの想いには特に心を揺さぶられました。

    ドールの体を与えられたエレジーとディアナの最後の場面がとても良かったです!
    エレジー、とても小粋なことを言いますね(*^^*)

    文章力も高くて勉強になります。
    素敵な物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    一息にこの世界を駆け抜けて下さったようで、とても嬉しいです。ありがとうございます。
    彼らの世界では、人間とAIの間にある違いが、目で見て分かりにくい程に希薄なものとなっているが故に、決して超えられない『見えない一線』から、こうして生まれるどうしようもない痛みや寂しさがあるのだと思います。
    この物語の結末には大分悩まされましたが、楽しんで頂けたようで胸を撫で下ろしております。最後まで二人の旅を見届けて頂き、重ねて感謝致します。
    これからも応援、よろしくお願い致します。

  • 20-3への応援コメント

    >君の名前は『Licht』
    教授にとってエレジーは息子のような存在だったんですね!

    >私の、パートナーになって下さい
    ラストの言葉、とっても素敵でした☆

    これから二人の『愛』を探す旅は続いていくんだなって思える最終話で、読後感がとっても良かったですヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

    執筆、お疲れさまでしたm(_ _)m

    作者からの返信

    これまで毎話欠かさず、最後まで応援頂き、更には素敵なレビューまで頂きましたこと、心より感謝致します。
    二人の間にある『愛』そして、これから見つけて行くだろう『愛』の形に、我々が名前をつけることは出来ないのだろうと思います。それでもこの現実の未来にも、こうして様々に優しい『愛』が溢れていることを祈りつつ、この物語を閉じさせて頂きます。
    最後まで、この世界を愛し続けて下さり、本当にありがとうございました。またどこか、別の世界でお会い出来る時を楽しみにしています。

  • 20-2への応援コメント

    >世界にたった一つの特別な『DOLL』だった
    そうでしたね!
    教授はドールが作れるんでしたよね。
    このための伏線だったんですねー(*´艸`*)♪

    >そういう用途で使えるように
    ですねー。
    エレジーの所為ではないですよねー。
    なのにそのことでエレジーが苦しむ……教授はそのことに気づいたんですね。。。(T_T)

    作者からの返信

    教授がエレジーに伝えたかったこと、伝えられずに消えていったこと、それでも消えなかったものが確かにあります。
    この世界は、ある意味で常に『残された者達』のための物語であり、死者への想いは一方通行でありながら、きっと死者から届く想いもある。彼らの最期に、こうしてエンドロールの向こう側を描くことが出来たことで、ようやく一段落がつきました。

  • 20-1への応援コメント

    >一緒に扉のドアノブを握った。
    隠し部屋ってワクワクします!
    どんな部屋があるのでしょうね(*´艸`*)

    >旧ドイツ語で『Licht』は『光』……恐らくは『ヒカル』を意味する
    なるほど!
    まさかヒカルがこんなにガッツリとこの物語に関わってくるとは!!
    予想外でした☆

    作者からの返信

    完全にオフラインの隠し部屋、と言うだけで私自身ワクワクしながら書かせて頂きました。こうした仕掛けには憧れるのですが、なかなか物語の中に自然な形で組み込むのは難しいところです。
    エレジーを変えた『ヒカル』と『教授』の物語を、ついに主人公達が最後の扉に辿り着きました。

  • 19-2への応援コメント

    なんと!
    ヒカルって、エレジーの過去の話に出てきた少年兵の子の名前でしたよね?
    教授はあの子の父親だったってことですよね。
    もしかして、教授はエレジーとヒカルの関係を知っていて、エレジーをそばに置いていたのかな???

    作者からの返信

    色々と想像と考察を巡らせて頂いているようで、書き手冥利に尽きます。
    ここに来て『彼』の名前が飛び出して来ました。リンネ局長が、またもや彼らの背中を押してくれたようです。
    長いようで短かった物語も、完結目前までやって参りました。どうぞ、彼らと共に結末を見届けて頂ければと思います!

  • 1-1への応援コメント

    おー、これぞ、丁寧な描写。

    五感を研ぎ澄まし、まるで映像が流れているかのような美しい文章。

    参考にしますb。

    作者からの返信

    コメント頂き、ありがとうございます!
    参考にするなど過分の褒め言葉ですが、大変光栄です。
    物語の始まりは、その世界の雰囲気を全身で体感して頂けるよう、五感を駆使して描くことを心掛けておりますが、未だ文章の全てにバランス良く行き渡らせることは今後の課題とも言うべき点だと自省しております。
    これからも精進して参りますので、応援宜しくお願いします!

  • 19-1への応援コメント

    ディアナとエレジー、お互いの過去を知って前より信頼関係が深まってますよね。
    きっと。

    >財産の全てを『Licht』に
    おお!
    タイトルがここで!!

    >聞いたことはありませんね
    エレジーも知らないんだ。。。
    リヒトって誰でしょうねー。

    作者からの返信

    春夏秋冬の街、最後を飾る冬編の物語が、ようやく本格的に動き出しました。
    彼らの始まりであった、エレジーの前マスター『教授』が遺した想いを、そして未だ見ぬ『Licht』を求めて、最後の依頼へと駆け出して参りましょう。

  • 18-8への応援コメント

    >何の気はなしに彼の寝室に踏み込んで
    人の死に初めて直接触れたんですねー。
    しかも唐突に訪れた死。
    ショックですよね(T_T)

    >務的な手続きは、今この空間に相応しくない
    とっても人間らしい行動ですね。←AIだけれども

    作者からの返信

    エレジーを変えた、二つ目の出会いであり、ディアナと出会う直接の切っ掛けとなった別れでもあります。
    彼らの世界は愛と共に静かな死で満ちていますが、そのどれもが主人公達にとって違う色と重みをもって『心』の深い場所に根差しています。
    人にとっての、AIにとっての、そして『エレジー』にとっての死に対する眼差しを、どうか掬い取って下さったならば何よりの餞となるでしょう。

  • 18-6への応援コメント

    分かっていたこととはいえ、ヒカルとの別れは切なかったです。。。(T_T)

    >人殺しに人を愛することなど出来ない
    エレジーがこの時点でココに帰結するの、悲しいことだけど、とてもしっくりきました。

    作者からの返信

    エレジーが兵器として、復興の礎として、そしえ恋愛型AIとしての時を重ね、今ディアナと共に在ると言うことは、その分の別れを積み重ねてきたと言うことでもあります。
    今まで彼にとっての『出会い』は、その数のぶんだけ自分自身の中に罪を重ねることに他なりませんでした。その心を解き放つ最後の鍵は、既に開きかけています。愛を探す旅、ラストに向けて駆け抜けて参りましょう。


  • 編集済

    12への応援コメント

    もう、エレジーが人間としか思えなくなって来てしまいました。

    そして、教授の刻印がDOLLにあるというのが、また謎に突き当たる感じでザワッとしますね。

    作者からの返信

    夏の街の物語が終わりを迎え、どうしようもない寂しさに満ちた秋がやって参ります。
    彼らAIがどこから来たのか、どのように生まれたのか。この世界の根幹に関わる秘密が、エレジーの『心』を求める真っ直ぐな想いに深く関わって来る後半戦。
    散りばめられた謎を彼らと共に拾い集めながら、楽しんで頂ければと思います。

  • への応援コメント

    AIのひたむきな瞳。

    これだけの言葉の中にいろんなものが含まれていて、泣きそうになりますね。

    作者からの返信

    春夏秋冬の街、春編にもこれで一区切りがつき、エレジーと主人公の関係も、ようやく本当の意味で始まりを迎えたと言えるでしょう。
    二人の抱えた過去は、必ずしも美しいものばかりではありませんが、少しでもこの壊れかけた世界の優しい一瞬を切り取ってお届け出来たならと思います。

  • 18-5への応援コメント

    >君たちが生まれるところを、誰よりもずっと近くで見てた
    すごいドラマチックな出会いですね!

    >少しずつ自分にとっての『本物』を
    『本物』、まだ見つけきってはいないですよね?
    ディアナとともに歩む中で見つかると良いですねー(●´ω`●)

    作者からの返信

    エレジーは、この運命的な出会いから生まれた特異な『個』であり、ヒカルの存在こそがディアナへと続く長い道のりの原点であると言えます。
    ディアナと歩む『心』を探す旅が始まったことで、ヒカルに与えられた言葉の一つ一つと、ようやくエレジーは本当の意味で向き合うことができるようになりました。
    この出会いを無事にお届けできたことで、胸を撫で下ろしております。現代の時間軸に戻るまで、今暫くお付き合い下さい。

  • 18-4への応援コメント

    >心の問題なのだと私でも良く分かった。
    エレジー、ヒカルを気に入ったみたいですね。
    とはいえ、ヒカルも少年兵ですよね?
    待ち受ける運命を思うと……
    ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

    作者からの返信

    エレジーの『心』が、急速に育ち始めた瞬間です。
    過去の世界にあって異質なヒカルの存在が、エレジーの在り方を根本から変えていきます。束の間の穏やかな時間ではありますが、彼らの関係がどのような結末を迎えるのか、どうぞ最後まで見届けてやって下さいませ。

  • 2-1への応援コメント

    夜に読むんではなかった!
    飯テロ回だった!!爆
    美味しそうな表現にお腹が空きました!!!⇦

    作者からの返信

    コメント頂き、ありがとうございます!
    白状致しますと、この作品はまだ大人しい方なのですが、長編を書く時は決まって『ご飯回』に一番時間をかけております。
    レシピから準備し、味や匂い、音や色の再現にこだわった一品ですので、美味しく召し上がって頂けたようで幸いです。
    どうぞ、これからも応援よろしくお願い致します!

  • 2-2への応援コメント

    初めてコメントさせていただきます。
    この物語、設定からして好みだったんですが、読み始めても好みでした…。この、廃墟っぽさが拭えない世界観に、綺麗だけれど、どこか影のあるエレジーがたまりません…。そんな彼のために、感情を露わにできるディアナもいいなと…。
    タイトルにlichtとあるように、瓦礫の隙間からそっと差し込む光のような、そんな危うさと美しさがあるなぁと感じております。
    (あと、この乾いた文体も好きです…そう、この地の文があるからこその、二人の紡ぐ光が綺麗に見えるのですね…)

    これからも、のんびりと続きを読ませていただきます…!

    作者からの返信

    コメント頂き、ありがとうございます。
    この作品のタイトルには様々な意味をこめて付けさせて頂いておりまして、読んで下さった全ての方にとって、その数だけの『Licht』が残れば良いと願っております。素敵な解釈をして下さっているようで、大変嬉しく思います。
    いつでも彼らと共に、この世界でお待ちしております。どうぞ、ごゆるりとお楽しみ下さいませ。

  • 18-3への応援コメント

    >当たり前のように無数に繰り返されていた。
    これは精神に堪えそう……
    少年兵にもパートナーAIにもどちらにも辛い扱いですね。。。(T_T)

    作者からの返信

    エレジー達AIは『心』を持ちながらも、その存在の基盤と意義を人間に握られており、基本的に命令から逸脱した行動を取ることができないようなプログラムが組み込まれています。
    故にこそ、かつての地獄から彼らは逃げ出すことが許されず、高度な知性を持つエレジーに生まれた葛藤や絶望は、ディアナと出会うまで癒えることがありませんでした。
    彼の語るように狂った時代だったのであり、その爪痕は今日の彼らの世界に深く残されています。

  • 18-2への応援コメント

    >私は戦闘補助用プログラムでした
    エレジーは戦争の経験があるんですね……
    それは、なかなか感情に負担が掛かりそうな過去ですねー(;´Д`)

    作者からの返信

    エレジーの過去編に関しては、物語の背景もあいまって、少々……読む方によっては、読み進めるのが最も苦しい話になるかもしれません。
    いずれ手を止めて先に進みたくなくなる時が来るかもしれませんが、エレジーという存在の核となる物語。寒く静かな冬の夜長に温かい紅茶を準備して、そっと彼の話に耳を傾けて頂ければと思います。

  • 18-1への応援コメント

    >長い話に、なると思います。
    次はエレジーの過去が語られるんですね!
    どんな話なのか、気になります☆

    作者からの返信

    冬編に片足を突っ込む形にはなりますが、秋編の延長戦だと思って頂ければ。
    これまで自分のことを語ろうとしなかったエレジーが、過去と向き合うことで、改めて主人公と向き合うべく踏み出す最初の一歩です。
    彼らと共に、エレジーの過去を歩いて参りましょう。

  • 17への応援コメント

    最新話に追いつきましたー!
    お義父さん、やっぱり愛してくれていましたねー。
    ディアナに教えてあげたいヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

    作者からの返信

    ここまで追いついて下さり、ありがとうございます!
    この物語の根底にある『愛』の形で、構想段階から「描かなければならない」と考えていた一つを、こうしてお届け出来たこと嬉しく思います。
    彼は既に世界から消えてしまった魂ではありますが、時を超えてまた世界を越えて、彼の愛が伝わることを願います。

  • 16-1への応援コメント

    >義父が死を覚悟して私を送り出した
    親としての愛でも、恋人としての愛でも無かったかもしれませんが、何らかの愛を義父さんは主人公に感じていたのかもですね。
    じゃないと、死を覚悟してまで助けたりなんて出来ない気がします(T_T)

    作者からの返信

    彼がこの時なにを思い、主人公に対してどんな『愛』を抱いていたのか。
    秋編もクライマックスです……彼の最期を、共に見届けて頂ければと思います。

  • 15-2への応援コメント

    >そのどちらにも、応えては貰えなかった。
    なるほどー。
    それはショックかも。。。
    私でも自分が要らない人間のように感じてしまうかも。(@_@;)

    作者からの返信

    主人公は人生の全てを捧げてがむしゃらに走り続けて来ました。幼くても、世間様から見て形が間違っていたとしても、その心が本物だったからこそ、受け止めざるを得なかった痛みや悲しみを今尚抱えています。
    共感頂けるかどうか難しい話だと考えておりましたが、こうして感想を頂き胸を撫で下ろしております。

  • 13-3への応援コメント

    >ディアナの顔から、一瞬にして表情が抜け落ちた。
    人との関係で付いた傷って言われてましたけど、こんなふうな表情をさせてしまうような傷って一体!?

    >ディアナは私の前から消えた。
    えー!
    ディアナ、大丈夫かな???

    作者からの返信

    遂に春夏秋冬の街、秋編……ここに関しては『過去編』と呼ぶべき内容へと突入して参ります。
    何も知らないまま置いて行かれてしまったエレジーの衝撃は如何ばかりか、このまま残して行くのは心苦しいですが、少しの間エレジーとはお別れです。
    主人公の記憶の世界に、少しばかりお付き合い下さいませ。

  • 13-2への応援コメント

    >意識を失ったのも一度や二度じゃない
    !!!!
    どういうことでしょう?
    うーん、でもそう聞くと11のエピソードのときに感情的に泣いていたのも、より理解できる気がします。

    作者からの返信

    ようやく主人公の抱えたものの一端に、こうして触れることが出来ました!
    主人公とエレジーは傷を抱えた者同士、無意識の内に相手の傷を回避しようとしてしまいます。
    リンネ局長はこの世界においてかなりのキーパーソンでして、数々の設定を抱えているのですが、基本的にこうして『匂わせ』ることしかしてくれません。かなりモヤモヤさせてくる人ですが、彼の言動や行動に注目して下さると、よりお楽しみ頂けるかもしれません。

  • 13-1への応援コメント

    ディアナ、めっちゃエレジーに分析されてますね!(笑)

    作者からの返信

    エレジーの視点については、AIの考えていることを書くなど滅多とない経験ですので、楽しんで書かせて頂きましたが、描写に関しては最も緊張させられた部分でもあります。
    彼は『心』を持つAIではありますが、それ故に見えていることと、見えなくなってしまったことがあります。その不完全さと向き合いながら、主人公に何を想うのか。今この時も動き続けている彼の『心』を、一緒に見つめて下さいませ。

  • 12への応援コメント

    >高度なDOLLを手作り出来る唯一の『人形師』でもあった
    エレジーの元マスターって何だか謎が多い人のようですね。。。

    作者からの返信

    少しずつ、物語の核心へと近付いて参りました。
    ディアナにとっては勿論、エレジーも元マスターのことに関して知ることは少ないようです。
    その『知らなかったこと』は、エレジーの抱えた痛みの一つでもあります。どうぞ、彼の『マスター』について、主人公達と一緒に思いを巡らせて頂ければと思います。

  • 11-3への応援コメント

    >私が好きなのはゲルダです。
    そう言う事でしたかー。

    >ドミニクさんに、きちんとお話します
    なかなか勇気がいると思いますが、そうしたほうが良いですよねー。
    がんばれー!

    作者からの返信

    いつもコメント頂き、ありがとうございます!
    多少は意外な展開となりましたでしょうか?
    色々な意味で哀れドミニクではありますが、彼の未来に幸あることを祈りましょう。
    春夏秋冬の街、夏編はこの辺りで一度区切りがつきますが、夏の街の人々を応援頂きありがとうございました!

  • 4-4への応援コメント

    この4−4のエピソードはとても大事なものを二人の心に植え付けたような気がします。
    エレジーは確かにAIなのだろうけれど、もう殆ど3D画像の人間だと考えていいですよね。言動も行動も……彼は誰よりも人間のよう。

    作者からの返信

    またまた感想頂き、ありがとうございます!
    やはり思い入れのあるシーンですので、心に留めて頂けて嬉しく思います。
    人間とAIの間に横たわるものは何か、という問題について専門的にこの物語で追求することはありませんが、考えることは避けて通れない問いです。
    主人公とエレジーの物語を、一つの可能性として夢見て紡いだことは、今だからこそ出来たことなのだと思います。そう言った意味でも、楽しく書かせて頂いております。
    どうぞごゆるりと、二人の道行きをお楽しみ下さい。

  • 2-3への応援コメント

    彼の有能さに舌を巻きますが、ここまで動けるのにも彼の過去何かと関係があるのかと思ってしまいます。

    作者からの返信

    三度感想頂き、ありがとうございます!
    主人公とエレジー、二人の関係が始まったばかりのこの段階では、まだまだお互いに沢山の秘密を抱えております。
    色々とご想像を巡らせて頂いているようで、とても嬉しいです。今暫くは、出来るAIエレジーが、どこまで出来るのかにご注目下さい。

  • 11-1への応援コメント

    >その成功率の数字を知っていますか。九八%ですよ
    びっくり(✽ ゚д゚ ✽)
    ちょっとコワイです(;´∀`)

    作者からの返信

    いつも応援頂き、ありがとうございます!
    元よりそうした目的のために開発され、政府によって奨励された、という背景がございますが……主人公も驚いておりますね。
    この世界の裏側が、これから少しずつ剥がれて参ります。少々胸の痛む展開もあるかもしれませんが、どうぞこれからもお付き合い下さい!

  • 10-3への応援コメント

    >管理者権限で強制コールしよう
    なんと!
    そんな手が!!
    それは使って見る価値がありそうです☆

    作者からの返信

    いつも応援頂き、ありがとうございます!
    平常時に使われる機能ではありませんし、そもそも必要になるような事態に陥るAIがおりませんからね。主人公も、すっかり忘れていたようです。忘れていたかった、と言うべきでしょうか。
    春夏秋冬の街、夏の物語もそろそろクライマックスです。お楽しみ下さいませ。

  • 10-2への応援コメント

    ミステリ小説みたいなことになってきましたね!
    こういう展開好きです(・∀・)☆

    作者からの返信

    いつもコメント頂き、ありがとうございます!
    ミステリー……一番好きなジャンルですので、いつかは挑戦したいと考えているのですが、私にはまだ早いかと思い自粛しております。
    ふわりと「ミステリ風味」の作品ではありますが、どうぞご期待下さい!

  • 10-1への応援コメント

    >貴方が感じていること、考えていること全て、貴方だけの『本物』よ。
    素敵なセリフでした(*´艸`*)

    作者からの返信

    またまたコメント頂き、ありがとうございます!
    彼女のセリフを心に残して下さったようで、とても嬉しいです。
    主人公の言葉の背景には、常にAI達と向き合いAICO職員として歩んできた道、そして彼女自身が抱えた過去があります。
    少しずつ、解き明かして参りましょう。

  • 4-4への応援コメント

    間隔は電気信号に過ぎない、だからこそエレジーと触れ合うこともできる、奇跡や科学というより、想いあえることできたからこその温もり、という表現がとても美しいです。
    別件ですが、仕事でMRのホロレンズやホロレンズ2を使うことも多く、現実世界のデジタルの融合が日常的なものになりそうな感じを抱いています。実際の机の上で飛び回る動物やキャラクターを見ていたら、いつか彼らが知能を獲得した時に、神経信号でもいいし、それらをひっくるめて感情として繋がることができたら世界は大きく変わるんだろなぁ、という気がします。

    作者からの返信

    またまた感想頂き、ありがとうございます!
    二人の関係性が動き出す、きっかけともなる出来事です。思い入れのある一コマなので、お褒め頂きとても嬉しく思います。
    お仕事でMR技術やAIによる分析・判断を日常的に利用している方々にとっては、逆に夢物語を広げるには微妙に近すぎる存在になりつつあるのかもしれません。
    ただ、いつかこの距離感がもっと近付いた時には、また新たな関係性と、そこから生まれる物語に出会えるのかもしれません。そう考えると、今から期待に胸が高鳴ります!

  • 1-6への応援コメント

    彼は何を経験してここに至ったのか、とても知りたくなりますね。
    そして彼女との中で何かを見つける事ができるのか。
    これはAIではあるけれど、人の人生の話でもある。
    そう思います。

    作者からの返信

    再び感想頂き、ありがとうございます!
    この時点では色々と謎めいているエレジーですが、彼と向き合う主人公もまた、一人では抱えきれない過去を背負っています。
    二人の過去が、二人の未来に繋がるその時まで、どうぞ彼らの道行きを見届けて下さいませ。
    これからも応援、よろしくお願い致します!

  • 1-4への応援コメント

    AIとはいえ、実は人と同じように感情を持つ。
    この世界に行ってみたくなりました。

    心って、実際に感じるもので育むものだと思うから、尚の事この世界のAIたちに会ってみたい。

    作者からの返信

    感想頂き、ありがとうございます!
    この世界に行ってみたいとのこと、一から世界を考え構築してきた書き手として、何より嬉しい言葉です。
    主人公達以外の人々は、エレジーのような「傷付いた」AIに触れることは殆どありませんが、全ての「パートナー」にそれぞれの物語があります。
    お届けできるのは、この世界のほんの一部の出来事ですが、色々と想像を広げて頂けたならば、この上ない喜びです。

  • 2-2への応援コメント

    エレジーの音楽に対する人への考えと芸術への理解に深く頷きます。
    これまた昔の漫画で人が衰退した時代のロボットが自分の意識のルーツを求める中で古いレコードを手に入れたことを思い出します。
    ただの自然音だったのが印象的でした。ロボットのセリフで私たちは音楽でできている、という言葉がありましたが、それは周りの音や、自分や胎内における心臓の鼓動や脈音であり、他者との感情的なハーモニーや不調和なのかもしれません。
    芸術を理解するエレジー、その行き着く先に興味があります。

    作者からの返信

    三度感想頂き、ありがとうございます!
    前回に引き続き頂いた感想から、AIと人との物語上における関係性は、長い歴史の上に築き上げられたものであることを、改めて実感させられます。
    そうした過去に存在する数々の名作に、どれだけ手を伸ばすことが出来るかは分かりませんが、SF寄りではない「ヒューマン・ドラマ」という形で、どこかの世界のAIの物語をお届けしたいと思います。
    エレジーと主人公、二人の化学反応で変わり行く世界を、どうぞ最後まで見届けて下さいませ!

  • 2-1への応援コメント

    海外のSFオムニバス形式のドラマの中の話で、解析によって自身の性格を元にしたAIを作り出し使役するというものがありました。AIは人のコピーだったので、気付かされるまでは自分は人なのだと思っていたという状況をいたましく思ったものです。
    エレジーのこの数話の描写で人に近いものを感じます。プログラムへの疑問や呆れなどの反肯定的な考えこそ個性と自律持つ人らしさだ思うのですが、だからこそエレジーはAIと人の狭間で苦悩しているのかなとも思いました。

    作者からの返信

    再び感想頂き、ありがとうございます!
    我が家は映画には色々と手をつけても、ドラマを観ることは殆ど無いので、こうして感想の中で情報提供を頂けると新鮮なものがあります。
    エレジーの苦悩は、物語と彼の「生い立ち」に深く関わってくることですので、詳しく申し上げることは出来ませんが、こうして色々と考察するなどして楽しんで頂けて幸いです。

  • 1-6への応援コメント

    前話からただの会話のシーンであるのに、穏やかな距離感の詰め方、人とAIの距離、表層的な理解からの、自己廃棄を介するやりとりとだんだんサスペンス的な緊張感が出てくるのにびっくりです。会話のやりとりだけでこうも引き込まれるとは思うませんでした。

    作者からの返信

    感想頂き、ありがとうございます!
    彼らのやり取りの中から、そこまで沢山のものを拾って頂くことが出来て、とても嬉しく思います。お褒め頂き大変恐縮ですが、一文ごとに熟考を重ねた思い入れのあるものなので、こうして深く読み込んで下さると作者冥利に尽きます。
    これからも精進して参りますので、応援よろしくお願い致します!

  • への応援コメント

    >私と一緒に探して下さい。
    とっても良いセリフ!
    二人で見つけられると良いですね(●´ω`●)☆

    作者からの返信

    三度感想頂き、ありがとうございます!
    セリフでお褒め頂けることはあまりないので、大変恐縮ですがとても嬉しいです。
    二人の「愛」を探す旅は、ここからが本番だと言っても過言ではありません。物語の大きく動く後半戦を、どうぞお楽しみ下さい。

  • 4-4への応援コメント

    主人公、無事で良かったです(*´艸`*)

    作者からの返信

    再び感想頂き、ありがとうございます!
    今作の主人公を、可愛がって頂けているようで嬉しいです。
    ただ、作者が主人公達を苦難に陥れたいタイプなので、これからもハラハラすることになるかもしれません。
    これからも、苦難の道を歩かされる彼らを、どうぞ応援してやって下さいませ!

  • 5-2への応援コメント

    AIに感情を作った人は、きっとひどく優しくて、ひどく残酷なひと……。

    この言葉、心にズンッと響きますね。

    作者からの返信

    三度コメント頂き、ありがとうございます!
    彼らの言葉をまた一つ、拾い上げて頂いたようで、読み込んで下さっていること改めて感謝致します。

    主人公とエレジーがそれぞれに抱く「AIとは何か」の問いは、これからも二人の道行きの中で繰り返されていきます。ゆっくりと変化していく「答え」の先を、共に探して頂けたならば幸いです。

  • 2-3への応援コメント

    恋愛型AI
    優秀ですね。

    未来の世界も、こんな時代がくるのかな~と妄想しながら楽しく拝読しています。

    作者からの返信

    再び感想頂き、ありがとうございます!
    楽しんで下さっているようで幸いです。
    主人公達の生きている世界は、ある意味では訪れて欲しくない未来を下敷きにしていますが、その中から生まれる出会いや幸福を少しでも多くお届け出来ればと思います。

  • 2-3への応援コメント

    コメント失礼します<(_ _)>

    >理能力が高くて、気配りも出来て、家事もこなせる恋愛型AI
    とっても優秀ですね!
    不思議なくらい……
    この優秀さの理由も読み進めるとわかってくるのでしょうか。
    楽しみです( *´艸`)♪

    作者からの返信

    コメント頂き、ありがとうございます!
    ご想像の通り、エレジーはまだまだ秘密を抱えております。
    主人公もエレジーと出会い、歩き始めたばかり。今はまだお互いに手探り状態ですが、これからどこへ向かって行くのか、主人公と共にエレジーの「心」を解き明かして頂ければと思います。
    どうぞ、ごゆるりとお楽しみ下さい。

  • 4-4への応援コメント

    良かったです…….°(ಗдಗ。)°.感涙
    不器用ながらも真っ直ぐなエレジーの言葉に自分も胸がギューっとなりました。

    作者からの返信

    再び感想頂き、ありがとうございます!
    感動して下さったようで、作者冥利に尽きます。
    エレジーは、主人公と過ごす一瞬一瞬に「心」を揺らされて、少しずつ変わっていきます。
    主人公にも少なからず人間として欠けている部分がありますので、エレジーと出会ったことで、どのような化学変化を起こすのか、これからも見守って下さいませ。

  • 1-7への応援コメント

    愛を知らない恋愛型AI。
    でも彼女にもちゃんと心がある気がします。
    これからどのような展開になっていくのか、とても楽しみです。

    作者からの返信

    感想頂きありがとうございます!
    主人公とエレジー、人間とAI、二つの「心」の間にあるものは何か。この作品では答えを出しきれないとは思いますが、一つの関係性の在り方としてお届け出来ればと思います。どうぞ、最後までお楽しみ下さいませ!
    (エレジーは……自己認識が男です!)

  • 2-3への応援コメント

    エレジーというAI……いえ彼はもうヒトですね。彼にどんどん引き込まれていきます。

    作者からの返信

    コメント頂き、ありがとうございます!
    AIと人を分けるものは何か、今作はその問題に対して深く踏み込むわけではありませんが、AIの関わる物語と切り離せないことだと思います。
    エレジーが何を抱え、何を考えて『生きて』いるのか、少しずつ明らかにして参ります。
    これからも、応援宜しくお願いします!

  • 2-3への応援コメント

    少し前まで、
    嘘が破綻して、AIを深く傷つけ、AIが自殺を図る。
    自殺(Delete)完了間際に、主人公の真意(愛)に気づき、自殺を後悔するも、目の前が暗くなっていき、光(生)を求めるけれどDeleteが完了してしまう。
    という展開を予想していました。

    作者からの返信

    再びコメント頂き、ありがとうございます!
    どんな展開を予想していらっしゃったのか、気になっていたので嬉しいです。
    これから二人が巡り行く、この世界にどんな過去が根差しているのか。旅の果てに、二人が何を見出すのか。少しずつ、リボンを解くように明らかにして参りますので、どうぞごゆるりとお楽しみ下さいませ。

  • 1-7への応援コメント

    んー面白い♬︎ なんというか、巧妙ですね。一つ一つの描写に頭が下がります。AIであるエレジーの心の機微に触れる度、この世界の奥深さを思い知り、吸い込まれてしまいました。二人が共にある事でいったい何が生まれるのか、今後も追いかけさせていただきます。

    作者からの返信

    コメント頂き、ありがとうございます!
    楽しんで頂けているようで、とても嬉しいです。
    心とは何か、愛とは何かを、エレジーとの関わりの中でどれだけ見出せるのか、私にとっても一つの挑戦になりました。ある意味、永遠のテーマだと思います。
    これからも精進して参りますので、よろしくお願いいたします!

  • 1-6への応援コメント

    なーるほど。
    いまのところハッピーエンドかその逆かはわかりませんが、題名と最後のことばからはなんとなく。

    作者からの返信

    初コメント頂き、ありがとうございます!
    タイトルから、どんな物語の展開を想像して下さったのか、むしろそちらの方が気になってワクワクしてしまいます。彼らの関係は、まだ始まったばかりですが、ぜひ最後まで見届けて頂けたら嬉しいです。