応援コメント

16-2」への応援コメント

  • お邪魔いたします。
    >義父さんの、最後の言葉を聞くのが怖かった

    読んだ瞬間、これまでのディアナが。皆に愛され、人間を、AIを救ってきたカッコいい女性ディアナの姿が走馬灯のように溢れてきました。
    と同時に零れてきた涙を止めることができなかった。こうして打ち込んでいる今、なお。

    「彼女のトラウマとなる何があったのかな?」
    その回収を楽しみにしておりました。
    トラウマ? そんな一言で表現できるものじゃなかった。

    『今』過去と向き合うことができて良かった。
    いえその前に。
    エレジーと出会ったのがまず『今』で良かった。もっとずっと前でも、おばあちゃんになったときでもなく『今』で本当に良かった。彼と心を通わせることにより、向き合う覚悟と勇気が持てたのだから。

    素敵なエピソードでした。

    作者からの返信

    感想頂き、ありがとうございます!
    この物語は、大戦によって荒廃した未来と言う世界設定の都合上、SFジャンルでお届けしておりますが、本来は『お仕事小説』として書かせて頂いたものです。未来かつ架空の、ではありますが!
    ですので、働く女性のカッコよさを押し出しつつも、この世界から生まれた痛みの一部を抱えた主人公が、どのように自身を形作る『傷』と向き合うのかを、一つのメインテーマとさせて頂きました。
    もちろん彼女とは違う形であっても、誰しもが何かしらの『傷』を抱えて、それでも地を踏みしめて、時に立ち尽くして、それでも日々を歩き続けているのだと思います。
    いつか誰かが『今』に辿り着くことを願って、お届けさせて頂きます。どうぞ最後まで、彼らの物語を見届けてやって下さいませ!