概要
それは、僕が「落ちこぼれ」だった頃の物語。
魔法使い養成所に通う少年エヴェンは、留年の危機に瀕していた。
魔法使いにとって必須の魔法具――羽ペンの材料になる、鳥類の羽根が見つからない。
市販品は試し尽くし、近隣の森も探し尽くしたエヴェンは、他国へ旅に出る決意を固めた。
***
本投稿は、2019年3月に行われた『カクヨム3周年記念選手権~Kakuyomu 3rd Anniversary Championship~』参加用に書きあげた十編の短編を、最終話「落ちこぼれだった僕の物語」へ集約したものとなります。
KAC1からKAC10まで、連作短編として構成されています。どの物語から読んで頂いても構いませんが、できましたら第一話から順に読まれた方が、より楽しめるのではないかと思います。
同年6月までに頂いている評価は「落ちこぼれだった
魔法使いにとって必須の魔法具――羽ペンの材料になる、鳥類の羽根が見つからない。
市販品は試し尽くし、近隣の森も探し尽くしたエヴェンは、他国へ旅に出る決意を固めた。
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本投稿は、2019年3月に行われた『カクヨム3周年記念選手権~Kakuyomu 3rd Anniversary Championship~』参加用に書きあげた十編の短編を、最終話「落ちこぼれだった僕の物語」へ集約したものとなります。
KAC1からKAC10まで、連作短編として構成されています。どの物語から読んで頂いても構いませんが、できましたら第一話から順に読まれた方が、より楽しめるのではないかと思います。
同年6月までに頂いている評価は「落ちこぼれだった
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!まさに職人芸。お題を全部織り込んで完結させるなど『神業』にも程がある!
「かくて。『物語』は綴じられた――そして、ここに『一冊の本』がある。」連作短編「魔法使いの羽ペンは奇跡を綴る」最終回。……とでも書けばよいのに、あえて私は左記(もしくは上記)のひとこと紹介を選びます。実のところこの作品の事を知ったのはほんの少し前。七日目か八日目の結果発表が終わった後、感想を書きに行った時に連作短編だからと教えて頂いて、【フクロウ】まで遡りました。びっくりした。本気で奇跡だった。
全部独立してる。各話それぞれ基本情報も足りてるから何処からでも読める。勿論どれも面白い。キャラも立ってる。まず【二番目】の時には基本的な設定が出そろってる。さらに【シチュエーション――】で登場人…続きを読む - ★★★ Excellent!!!彼が落ちこぼれと呼ばれていた頃。輝ける物語が、そこにはありました。
魔法使いの青年、エヴェンが出会ったのは、異世界の少年カタリ。
カタリは人の内側にある物語を読み取ると言う能力で、かつてエヴィンが体験した物語を読み取ります。
エヴィンの物語。それはまだ彼が少年だった頃、魔法使い養成所で、落ちこぼれと呼ばれていた頃のお話。
若かったあの頃、仲間と共に旅をして、恋をして、成長していった、掛け替えの無い日々が、そこにはありました。
カクヨム三周年記念選手権用に書かれた「魔法使いの羽ペンは奇跡を綴る」と言う連作短編の完結編。ですが、今作から読んでも問題ありません。
今作を読んで、エヴィンがどのような物語を紡いできたのか気になったら、今度はシリーズ一作目から読ん…続きを読む