彼が落ちこぼれと呼ばれていた頃。輝ける物語が、そこにはありました。

魔法使いの青年、エヴェンが出会ったのは、異世界の少年カタリ。
カタリは人の内側にある物語を読み取ると言う能力で、かつてエヴィンが体験した物語を読み取ります。

エヴィンの物語。それはまだ彼が少年だった頃、魔法使い養成所で、落ちこぼれと呼ばれていた頃のお話。
若かったあの頃、仲間と共に旅をして、恋をして、成長していった、掛け替えの無い日々が、そこにはありました。


カクヨム三周年記念選手権用に書かれた「魔法使いの羽ペンは奇跡を綴る」と言う連作短編の完結編。ですが、今作から読んでも問題ありません。
今作を読んで、エヴィンがどのような物語を紡いできたのか気になったら、今度はシリーズ一作目から読んでいってみてください。
至極の物語が、あなたに読まれるのを待っています。

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