概要
鬼祓い師という名の祓い師たちの物語
古くからこの国には鬼祓い師と呼ばれる者たちがいる。
その鬼祓い師としてはじめての仕事を受け持った青年、藤倉一弥の話である。
物語は親父に来た依頼を託された一弥は鬼祓い師として依頼を受ける。
夜、石のようになる娘と、夜な夜な現れる男の幽霊。
振り下ろされる太刀。斬撃の嵐。
そしてなぜ、男の幽霊は現れたのか。
果たして、一弥は一人前の鬼祓いになれるのか……。
オリジナル作品となります。
その鬼祓い師としてはじめての仕事を受け持った青年、藤倉一弥の話である。
物語は親父に来た依頼を託された一弥は鬼祓い師として依頼を受ける。
夜、石のようになる娘と、夜な夜な現れる男の幽霊。
振り下ろされる太刀。斬撃の嵐。
そしてなぜ、男の幽霊は現れたのか。
果たして、一弥は一人前の鬼祓いになれるのか……。
オリジナル作品となります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!絹の夜着にそでを通すように、しゅるりと読める短編です
それは一晩だけの護衛のはずだった。
古来より続く鬼祓いの家に生まれた少年・一弥。彼は父より、夜な夜な現れるという男の幽霊に魅入られた少女を守るよう命じられる。だが、事態は予想以上に切迫しており……。
いにしえより現世に在りつづけた強力な鬼と戦うことを余儀なくされる一弥。父への恨み言をつぶやきつつも、少女を守るために彼はぎりぎりの戦いに挑むことになる。
夜の闇と、怨霊を彷彿させる鬼。狩衣に身を包む少年祓い師。
独特の雰囲気と、過不足なく完成された物語世界。ストーリーは短いながらも、ちゃんとひねりがあっていいです。
しゅるりと読んで、ひんやりと楽しめました。