概要
【2500PV突破!】狂気と因縁のサスペンスホラー
※改訂版の方に続編掲載し始めました! よろしければそちらもぜひ!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889605493
※スピンオフ作品「愚者の哭き声」の方もよろしくお願いします!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888048493
「たぶん、僕は殺される」
小説家ロデリックの元に届いたのは、未来の日付からのメールだった。
ロデリックはメル友の危機に慌て、
幼馴染であり義兄弟であるローランド、ロバートとともに調査を始める。
奇怪なメール「ある罪人の記憶」、
目を離した隙に原稿に書き込まれる文書、
そして、調査報告とともに、失踪したはずの「キース」がロバートの面影になぜか重なっていく。
引きこもりの小説家は気
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889605493
※スピンオフ作品「愚者の哭き声」の方もよろしくお願いします!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888048493
「たぶん、僕は殺される」
小説家ロデリックの元に届いたのは、未来の日付からのメールだった。
ロデリックはメル友の危機に慌て、
幼馴染であり義兄弟であるローランド、ロバートとともに調査を始める。
奇怪なメール「ある罪人の記憶」、
目を離した隙に原稿に書き込まれる文書、
そして、調査報告とともに、失踪したはずの「キース」がロバートの面影になぜか重なっていく。
引きこもりの小説家は気
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!紙一重であちら側にいる彼らと、こちら側にいる我らの幸運
サスペンスホラーというタグに偽りなく、独特のスピード感でスリリングに展開される物語が、所々、主観の変わる一人称によって強調されているように感じました。
彼らはよくいえば自由に、悪くいうならば自分勝手に生きています。親しい相手に対し、過剰ともいえる対応をしたり、死を極端に怖れている印象を受ける反面、生に苦痛を感じているような印象を受けたりします。
もし人生を、生まれる事で始まり死ぬ事で終わる活動であると定義すれば、生を嫌い、死を怖れている彼らの人生とは、どんな言葉で表せるのだろうか、と考えさせられました。
しかし、生まれてきた事が間違いかといえば、そうではないと感じる絆が、登場人…続きを読む - ★★★ Excellent!!!無色のパズルを探して組むような感覚は、まるで甘美な麻薬のよう
最初はすべて透明なピース。しかもあちこち散らばって見分けがつかない。
何となく合わせて、つなげて。でも合わなくて。
もどかしい時間が長く続きます。
でもゆっくりと、本当にゆっくりとピースは色を得ていく。
様々な状況に揺り動かされ、振り回される人たち。
やがてすべてがつながるとき、それぞれに待っているのは祝福か、罰か。
緻密に組み立てられた世界観とそれをきっちり纏め上げる作者の頭のおかしさに、
一種の麻薬的な快感を感じられたら十分。
あなたも立派なジャンキーです。
病的な依存性を持つイカレた群像劇にどっぷりハマってみたい方、
是非おすすめしたい。