大羽由莉はスナイパーになります!

 本日は、二つの感想を書きますね。九作目は、ミカサさんの作品です。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886110856


 この作品ね。スゴイの。この人初めてまだ一か月で、受験生らしいんだけど。

 ……圧倒的。それしか言いようがない。まだ始めたばかりというのは文章とか文体で伝わってくるけど、それが気にならないくらいに、展開とかがすさまじい。

 実はね。この作品。もともとこの企画には参加されていなかったんです。僕が、どうしても感想を書きたくてスカウトした次第です。

 でね。星の数が二四。pvが一三〇〇を超えていると。一か月で!

 ……僕が頑張ってきた四か月何だったのかね(遠い目)。

 これじゃ、ライバルにさえなれないや。ぐすん。でもね。いい作品でしてね。いいアドバイス点も見つかりました。まあ、新人さんだしね。ここは先輩面してちゃんとアドバイスしていきましょうッ! 僕のアドバイスがちょっとでもこの作品を良いものにできたら光栄です。


 まず、良い点。とにかく、綿密な感情描写。心理描写じゃないです。『感情描写』です。主人公は女の子なんですがね。……この書き方、実は僕と結構似てたりするんですよ。でも、僕以上だと感じました。主人公の感情の揺れがかなり強調して書かれていますが、全然臭くならないの! むしろ心地いいぐらいです。言葉選びが淡白で。そこがいいのかも知れません。


 で、お待ちかねのアドバイスッ。まず、新人さんだからまあしょうがないと思うけど、『展開の持っていきかた』が、結構強引だと感じました。小説の物語の展開の構築にまだ慣れてない感じがありますね。話の運び方でなんとなくわかります。主人公が泣くにしても行動を起こすにしても、なんとなく違和感がぬぐえない。おそらく、そこに至るまでの描写の欠如だと思います。こればかりはねぇ……。いくら口で、どうしろと言ったところで本人が書きなれないと、スタイルを崩しちゃうからね。まあ、たくさん書いて頑張ってください。応援してます。

 後は、……キャラクターが、ちょっと薄っぺらいかな。主人公じゃなくてどっちかって言うとサブのキャラクターが。感情が入っている場面もあるのですが、やっぱり、これも描写の欠如で、単純な反応に見えてしまう時がありました。たんに優しい人、とかではなく、裏もあってそのうえでそれを押さえて主人公に接している。みたいな感じで、多面性を持たせると重厚でリアルになりますよ。

 どちらをとっても、粗削りな感じが否めないです。もっと他の作品を読んだり、書く経験を積めば改善できますので、頑張ってね。


 このアドバイスを受け入れるかどうかは、あなた次第です。

 応援してます。更新待ってます。

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