概要
もう会えない人かと思っていたから、離さない
高校教師をやめたばかりの凪は、地元の高校生・透と知り合う。真っ直ぐに凪に気持ちをぶつけてくる彼に、凪の気持ちは……。
宇多田ヒカルさんの曲を聴いて、書きたくなりました。全然、歌の内容とシンクロしてなくて申し訳ありません。
宇多田ヒカルさんの曲を聴いて、書きたくなりました。全然、歌の内容とシンクロしてなくて申し訳ありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!甘い誘惑、世間の目、そして、心の拠り所。年の差の恋。
主人公は高校教師をやめてしまった若い女性。
心に傷を負って、母と二人、実家暮らし、本屋でアルバイトをしながら過ごす日々。
そんな彼女、凪《ナギ》の前に、透《トオル》くんは現れる。
24歳の大人の女性と、18歳の高校生男子の物語。
在職中に彼女を見かけていてた透が凪にアプローチをかけていく。
少し押しの弱い雰囲気のある凪は、徐々に透に押し切られるように、それでいて、惹かれていく。
このあたりに、彼女の弱さ、そして、儚さ、危なっかしさみたいなものも見え隠れしつつ、物語は、透の高校生時代、そして大学生時代、
へと一歩づつ進んでいきます。
二人の恋愛を基軸にして、少しずつ現れる、新しい男性た…続きを読む - ★★★ Excellent!!!それが、過去のことなら……
明日、結末を迎えるということで、最終話を前にレビューを書くことに意味があると思っています。
1話から89話まで一気に読了しました。
読みやすい文章と、1話が短い構成のためすらすらと物語の世界に入り込めました。
以下は男性目線の感想です。おそらく女性読者とは異なると思いますのであしからず。(注意:ネタバレあり)
高校生の透、元高校教師で24歳の凪。
歳の差恋愛にありがちな女性側がうじうじと考え込む内容で、男性読者にとっては物足りないと感じる場面が多々あります。
当初、大人びた雰囲気の透に感情移入しづらく、凪の年下への戸惑いにも苛立ちを覚えるほどです。
前半では、受験に合格するまで抱かない…続きを読む