概要
女子高生と狂王と、その従者。支配者と被支配者の歪な恋の三角関係。
異世界にやって来てしまった女子高生・野々山七瀬。七瀬はその世界で神聖な客人として歓迎されるが、そこは美しい自然とは裏腹に、国王の独裁による恐怖政治が行われていた。
処刑と洗脳を駆使する猟奇趣味の狂王ディオグにドン引きしつつ、彼に虐げられる従臣の青年リウンに心惹かれる七瀬。だが自分は無力な客人でしかないと自覚している七瀬には、帰れる日を待つ以外にできることはない。
とち狂った世界に招かれた女子高生の、行きて帰る予定の物語。
※小説家になろうなどにも掲載しています。
処刑と洗脳を駆使する猟奇趣味の狂王ディオグにドン引きしつつ、彼に虐げられる従臣の青年リウンに心惹かれる七瀬。だが自分は無力な客人でしかないと自覚している七瀬には、帰れる日を待つ以外にできることはない。
とち狂った世界に招かれた女子高生の、行きて帰る予定の物語。
※小説家になろうなどにも掲載しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ほどほどの善人、等身大の主人公に必ず共感します!
高校生の七瀬は台風が接近する嵐の中、川に流されてしまう。
瑞風によって飛ばされたその世界には運命の人リウンがいて……。
王であるディオグは良政を行い国民の支持を得ているものの、王宮内では嗜虐的な嗜好により恐怖支配をしていた。
この設定、現実にも外面は良いけれど裏では腹黒いことをしている人って結構いるなぁとすごく共感。
ヒーローであるリウンも、主人公に会うことによって長いものに巻かれてきた人生や考え方を変えていく。
王道でありながら、思わずその変化を期待しながら読み進めてしまいました。
そして。
よく異世界にやってきた主人公は変に正義感が強くて現実味がない物語が多いのですが、この七瀬はほ…続きを読む