概要
中世ヨーロッパは美味しい
ラノベの中世ヨーロッパ風異世界モノでよく見かける現代知識チートをダシに、リアル中世ヨーロッパの食文化を語る。中世〜近代の文献(主にフランス)を駆使して展開する似非クリティーク、蘊蓄という名の無駄知識。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!今と昔の違い
フライドポテトの回。
飯テロの影に承認欲求ありという意見に、成る程と思いました。
読者は自分が食べておいしいと思っているものを、同じようにおいしいと言ってくれる人が欲しいのであって。
リアル中世に興味はない、というわけです。
そんな中にあって、カレーという料理が、今を生きる人も中世ヨーロッパに暮らす人も引き付けそうなところが面白いものですね。なるほどスパイスの香りというやつは、共通なのかも知れません。
一読してがっかりするか。それとも、参考にして、これだったら現代の読者も、中世ヨーロッパもうまいと言うはず、みたいなメニューを考えられれば、光明が開けるのかも知れません。