高城郁実の記憶操作

都内の海を挟んだ隣に、小さな町が橋をかけてある。街の名前は｢束暮町｣。人口は800人程度。その殆どは中学生以上の学生で、｢学生町｣なんて名前もある。
｢阿佐ヶ谷湊｣はこの街に住む学生。17歳の高校二年生。都市伝説の類が大好きな少年である。
春。湊は新入生の話をたまたま聞いてしまう。それは、この学校に夜な夜な怪奇現象が起こるという話である。
この話に興味を持った湊は夜、1人誰もいない学校に行くことに。
だが、ここからの記憶が全くなく思い出すことも出来ない。
そして、その次の日。一人の女生徒の顔を見てそれを思い出す。

人物
阿佐ヶ谷 湊(あさがや みなと)
幡ケ谷高校に通う2年生。
4月1日生まれ
169cm 60K A型
都市伝説の類が大好きで、帰宅部。
ネット上から束暮町にある都市伝説や噂…続きを読む