少年たちの、各々の自己満足のための犯罪。友人よりもヤバいことをやりたいがためだけに加速する、自己顕示欲による悪行。信じられないような内容ですが、現実にこういう闇は、たまにニュースになって報道されます。読後感は良くないですが、これがまさに作者さまの意図するところだと思います。読後感を悪くすることによって、若年者の犯罪防止のメッセージ性を持たせて訴えかけているのだと思います。ホラーでもあり現代ドラマでもある。そして、社会派小説であるとも言えます。
狂競というタイトル付けも素敵ですね。目的のない無邪気な競争が、とんでもない方向に進んで行くのかと思うと気になって仕方ありません。続き楽しみにしています。
まだ序盤なので、これからどう物語が展開されるのか、楽しみです
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