砥石 莞次

【完結しました！】短編集と書いておきながらほぼショートショート。貴方の心を揺さぶりたいと願って、この話を書いています。ドキリとしたり、ゾクっとしたり。もしそうなってくれたら、そん…

未知のウイルスの出現から10年。 最悪の場合死に至るこのウイルスを、人々はいまだに根絶できずにいる。 私の「ほんとうの顔」を知るのは、家族や恋人など、親しい者だけ。 そんな世界…

心霊ビデオ制作委員会。俗称、"心作"。 これは、世に出回る"ヤラセ"の心霊映像を創り出す、彼らの話。

【カクヨムコン8に投稿してみます(≧▽≦)】 それは、恋かどうかもあやふやな絵里の中の感情。 もう二度と出逢えない可能性の方が、遥かに高く。 助けてくれたことさえ覚えていない…

ネットの英雄、リアルの引きこもり『かじゅま＠17』こと斎藤一真 ある日突然父親に「ネトゲ廃人になる」ことを宣告され…… ネットとリアルを行き来する家族愛

　正規ルート、滅ぶべし！ 　推しが幸せになるルートを信じて人気乙女ゲーム「宮廷のすずらん」をプレイしていた主人公、真守真珠（まがみしんじゅ）。 　しかし彼女の願いも虚…

じつは、去年からココロに決めていたことがある。 ――88歳になったら、「終活」しよう。

山中さんへ。 告白の返事が欲しいとのことでしたので、手紙を書こうと思います。直接お返事ができないことを本当に残念に思うと同時に、斬鬼の念に堪えません。 さて、あなたの第六感とやら…

会社員の宇賀皐月は、開発中の新作乙女ゲームに閉じ込められた同僚を救うべく、 一ノ瀬部長ルートの攻略を目指してプレイを進める 宇賀　皐月（うがさつき）……主人公。経営企画部に所属…

（カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

ポストに入っていたある招待状。 差出人を見た瞬間に蘇る記憶。 純粋で不純で、眩しく暗かった青い日々。 すべてはあの春の日から始まった。

一見、平和で理想的な家庭に起きた大波乱をシビアに、ユーモアも交えて描きます。タイトルは、「普通」という言葉を入れたくて。 何が普通なのか、創作再開のきっかえになった映画「窮鼠はチ…

田崎結菜は女子中学生。 彼女はもういない。 ハッピーエンド、エンタメ系じゃ無いのでご理解の上お読み下さい。

それが単なる悪ふざけだということはわかっていた。 しかし、ある日それが受けいられなくなった。 僕はこの身体症状を〈「死ね」恐怖症〉と名付けた。 これは「小説家になろう」で公開し…

あなたは心理セラピストである。そして今一人の青年を目の前にしている。 彼の名前はクレイトン・ポーリー。ボストン大学に通う22歳の学生だが、その若さの割には端麗に仕立て上げられたダ…

小説書くのはキツい。でも彼を殺すわけにはいかない！ 突然変異の名作が生まれまくるシャーレみたいなカクヨムに心折れそうになってヤケクソで書きました。逃げるな自分。

カフェでJKを観察するだけの話です。この紹介文に嘘はない。嘘ではないです！

「武闘家貴族」「脳筋貴族」と呼ばれていた元子爵令嬢のマリアンネ。 友人に騙され多額の借金を作った脳筋父のせいで、屋敷、領土を差し押さえられ事実上の没落となり、その借金を返済する…

「お電話ありがとうございます。こちら、サポートセンターのスズキが承ります」 「ちょっと！　勇者ってやつが家に入ってきて勝手にツボを壊してったんだけど！」 主に勇者に関するクレー…

「この国の永住権を得るための条件はただ一つ、この図書館の蔵書を順番にもれなく読んでいただく、それだけです」 飢えも争いもない、誰もが幸福であるという国の図書館司書は、そう言った…

俺たちが生まれたのは平成が始まったばかりのころ。 いわゆるミレニアル世代の俺たちの出会いは1996年の春。 ポケベルで愛を育み、コギャルやアムラーが街を闊歩していた騒々しいけどど…

会いたくて涙が出るほどの、恋をしていた。 「久しぶり」 クリスマスが過ぎ、新しい年の始まりが差し迫った年末。 ずっと避けていた故郷を、久々に訪れたその時。 イルミネ…

もしも社会や大人が君たちを「役立たず」と決めつけたのなら、君たちは怒るべきなのだ。君たちは無限の可能性を秘めているのだから、それを頭ごなしに否定する輩には立ち向かわなければならな…

その旅行は単なる思い出作りの廃墟探索で終わるはずだった。 舞台となるのは竜宮城を模して作られたという温泉旅館。経営者の孫娘であり、何かを隠しているサークルの先輩。誰も居ないはずな…

※カクヨムコン７　中間選考突破作品。 一人の女性が消えた。 「サンクチュアリを見つけた」 というメッセージだけを残して。 人気ガールズバンド、ローデリアのファンである主人公と…

高校デビューに失敗した僕と、自称魔女の眞野ミコ。 ひょんなことから会話をすることになった僕たち。 特別じゃない彼女は、特別を求めて奇行に走る。 僕はそれを止めることなく見つめて…

いつの頃からいるのか分からないが、津風時≪ミナトフウトキ≫には幼女の姿をした守護霊『ミヤコ』がついている。 おしゃべりで喧しい、ちょっとわがままで気ままな、妹のような悪友のような…

思いついたので書きました。

「 『雪についた足跡をたどってみたら…』で、短編をつくろう！」によせて書きました。外国人のおばあちゃんの若い頃の話みたいな感じになりました。

叶わぬ恋を想い続けるのは決して不幸ではないと語る女の真意とは……

貧乏な男爵家令嬢のマヤは、父親が借金をしていたヴァナー公爵家令嬢のアンネローゼに目をつけられ、何度も家に招かれる。 その中で「自分のイタズラの罪を被ってほしい」と頼まれたマヤは断…

転校生はかなりの美少女なのに、いたずら好きで虚言症。そのギャップにクラス全員ドン引き。隣の席の僕になぜかつきまとい……。

離婚した妻と私は、離婚後も結婚指輪を外さなかった。 しかし、久しぶりに会った妻の左手薬指から、指輪が消えていた。

資産家の孫であったことが判明し、その遺産に関する遺言を聞くために離島へ赴くことになった「住良木円《すめらぎまどか》」は、自らを名探偵と名乗る「一本道トオル《いっぽんみちとおる》」…

夕暮れの帰り道を、母親と息子は歩いていた。息子は社会からずれていた。息子は社会と食い違っていた。息子には線が理解できなかった。

ある日、スマホでつぶやくところを見ていたら、 異世界の勇者がつぶやいていた。 「フォロパ100％」と書いてあったからフォローしてみた。 彼のつぶやきは私のところへ送られる。 ※…

ソシャカス姉ちゃんの代わりに女性向けアプリゲームをプレイすることになった俺は、目が覚めるとゲームの攻略キャラクター「ルーカス」になっていた。 ヒロインが（都合の）いい子すぎること…

夜が更けた寒空の下。 世間ではクリスマスと大賑わいの中、仕事で遅くなり一人寂しく帰路に着く男――清水曜平。 彼が凍えた手で自宅の扉を開け放つと、そこに待っていたのは犬のように尻尾…

【1話3分ください】「辞書を飼っていたときの話」や「ホイットニー・ヒューストンで遊んだ話」など、誰しも経験してそうでしていない、世にも奇妙な短編集が並んでいます。

とある一人の家出少年を拾ったのは、山中を走る一台のセダン。乗っていたのは、まるで駄目な大人の見本市のようなおねえさん。しかし会話を続けるうち、少年の心情は変わっていく......…

ある国にある、思い出の料理を食べることができる店の話。 性別不明の美しい店主が、あなたの思い出の料理を細部まで再現します！ 材料が分からなくても大丈夫。思い浮かべるだけで、食材も…

中学の卒業式の終わり、風間 渚《かざま なぎさ》は、小学校の時から可愛がっている一つ年下の後輩、花咲 二葉《はなさき ふたば》から帰り際に呼び止められる。 「先輩っ！大事な話…

留守番をする少年は…

どれだけ努力をしても親友に勝てなかった主人公が、ある時親友からとある勝負を持ちかけられて…… ※この小説は、小説家になろうにも同じタイトルで掲載しています。

聖霊術の天才と呼ばれた少年テセウスが田舎の平和な村で暮らしていたある日、友達と海水浴を楽しんでいるとゴブリンに襲われ、友達を皆殺しにされる。 だがなぜかテセウスは、友達を殺した犯…

累の最愛の弟、結が脳死となった。 しかし完全に死亡する直前、空飛ぶ鯉が弟を連れ去っていく。 それに巻き込まれた累が辿り着いたのは、魂の世界を管理する《鯉屋》だった。 魂という…

一人の吟遊詩人に師事する少年トルバトルはある日突然独り立ちをさせられる。彼は今まで培ってきた詩を歌う力を発揮して成り上がっていく。

　完璧な彼女に相応しい自分でありたい。 　俺は頑張った、彼女に認められたい一心で。 　そして俺は遂に彼女と付き合う事になった。 　しかし付き合って直ぐ理由も告げす彼女は俺から去…

当たり前に過ぎていく毎日の中の、少しだけ特別な時間のお話です。 こちらは短編となります。