この主人公のようなひどい「いじめ」ないし「弄られ」は幸いにして遭遇しなかったものの、何故か凄く共感出来てしまう。 実際、社会に出てからわかりましたが、こういうどうしようも無い事を嬉々としてする人たちって確かにいるんですよね。 そして、こういう「いじめ」っておそらく、多くの人が経験して来ていて、そこで心に傷を負った人も多いんだろうなと考えさせられてしまう作品でした。
言葉はナイフだというように言葉は人の心をたやすく殺してしまう分かっているようでいて、実は全然わかっていない!(ウチもいじられ=いじめられ役やったけん)主人公と心をひとつにすることでソレを実感し強く認識し直すことができた。ほんとうに言葉で人の心を殺すことは立派な『ひとでなし』だと思える。【人間(ヒト)】に戻りたいなら、この話を読め。そして『気付け』!と強く言いたい!