こんにちは、心頭滅却すれば真冬の空の下コートなしでも出歩ける、直木和爺です。
「青夏 ~空想の友と意地悪な神~」を更新しました!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891276419/episodes/1177354054893179053
今回は夏休みが終わり、学校に行きたいといった沙夜を引き連れ、学校へと向かうお話でした。
さて、夏休みが終わってしまうという現実から逃避するために情がはなったセリフ、「なにかの特殊能力に目覚めてタイムリープする!」というものですが、これ実は私の別作品「田舎の電車は1時間に1本だから」を意識したものなのです。こういう作品間の微妙なつながりというのを一度やってみたかったんですよねぇ。次回にもそう言った要素が登場する予定ですので、「田電」を読んでくださっている読者の方は是非楽しみにしていてくださいね!
ところで、透明人間や幽霊だと電車やバスなんかに無賃乗車できて、混雑具合にも左右されないからいいなぁなんて思っていましたが、沙夜の場合はそうでもなかったようです。
流石におじさんと一体化しながらの乗車は女の子には堪えるものがありますね……。だったら女性と一体化すればいいじゃないかとも思いますが、それとこれとは話が別。そもそも一体化するという行為自体沙夜には受け入れられなかったのかもしれません。自分が人間離れしていると実感することになりますからね、たしかに嫌かもしれません。
第二章に突入して、そろそろ沙夜の秘密についても迫っていけたらなと思っています。どうか次回もお付き合いくださると幸いです!