きみどり

自主企画『死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ』に寄せて書きました。 郷里に向けてバイクを走らせつつ、死んだ年上のいとこのことを思い返す青年の話です。

自主企画に寄せて書きました。 ・草森ゆき様　『死別ブロマンスを書いてほしいリターンズ』 https://kakuyomu.jp/user_events/168180930784…

本作は草森ゆき（@kusakuitai）様の自主企画「死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ」（https://kakuyomu.jp/user_events/168180930…

初投稿です。 仲の良い兄弟王子と厩舎係の青年の話。 「死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ」に寄せて書きました。 何度も練られたネタだろうけど、私はまだ練っていなかったので。練…

荻原奏太（おぎわらそなた）は、萩原拓人（はぎわらたくと）の小学校以来の友人だった。 奏太は拓人をしばしば振り回し、昨日も「パンケーキ食べに行くぞ！」と一方的に約束を取り付けてい…

『もう、すぐに夜が明けるから。』

心優しい性格で誰からも慕われた、良いおじいさん。彼が亡くなったあと、お供え物が誰かに食べられていて……

なぜか似ても似つかぬ同級生に間違われつづける大学生の話。 「死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ」に寄せて書きました。 作中のカレー中華とはラーメンの麺にカレーのルーをぶっかけ…

死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ投稿作品。 生まれた時と同じような姿の死体になった殺し屋イチレン、 その死体は今からドロドロに溶かされて最初から存在しなかったみたいに処理…

「死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ」によせて書きました。ホラーか現代ドラマか迷ってのホラーです。

知り合いと二人で葬式に行って死にたくなった。 どうしようもないおっさんの葬式に心動かされた「死にたがり」の二人の話。 死別ブロマンスを書いてほしいリターンズ参加作品。 (htt…

「おい拓也、セックスしようぜ！」末期癌のヒロにそんな誘い方をされて、俺はウンザリ顔であしらうしかなかった。できるわけないだろ！　病室で、死にかけのお前に！　だがお前の死に向き合う…

【人体被食描写注意】身長2mの口裂け舌裂け男が、人間をバリバリ食べるお話です。 草森ゆきさん主催『死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ』に寄せて執筆しました。 ほぼ出落ちの性癖…

ここで死んでも誤差の範囲内。 私にそう言った人間は、消えない傷になった。 死別ブロマンスリターンズに参加しています。

陸と冬馬は、高校のワンゲル部の仲間だった。だが高校卒業式のあと、陸は冬馬の前から姿を消す。 一年後に届いた陸からの連絡は、ただ一言「雪山に登る」だった――。 ＊下記2つの企画用…

ロクウリはどんな病も治せると吹いていた。俺はそんなロクウリを治していた。 顔も年齢も分からない「ロクウリ」と掃き溜めにいるヤブ医者の話です。『死別ブロマンスを書いて欲しいリター…

自主企画「死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ」（https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078423711258）に寄せて書きました。…

家を飛び出し無一文、裏路地暮らしのクラバはある日、画家に拾われて、彼と１年半、共に過ごすことになる。 草森ゆき様の自主企画、 『死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ』 参加作…

死別ブロマンスを書いてほしいリターンズ（https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078423711258）に寄せてセルフ参加です

お前がこれを読んでる頃、もう父ちゃんはこの世にいないだろう、なんて決まり文句は要らないな。 お前は俺と違って優しい子だから、「お前の親父の幽霊を見た」って噂を聞いて、こんなクズ…

死別するブロマンスという単語をみて挑戦 検索履歴がブロマンスで埋まった これはちゃんとブロマンスですか？ちがう？ わかんない…… たった1人にでも忘れられなければ、その人の中…

死別ブロマンスリターンズ参加作品です。 死体埋められBL！！

死別ブロマンス企画のために書きました https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078423711258

教室というのは四角四面で、檻に似ている。 水中を捨てて陸地に上がったことは、進化と呼ぶのだろうか。

短編10ジャンル制覇を目指す企画の「ラブコメ」 https://kakuyomu.jp/users/chocoblack/collections/1681809307477612…

短編10ジャンル制覇を目指す企画の「ミステリー」 https://kakuyomu.jp/users/chocoblack/collections/168180930747761…

※何でも許せる人向けのダークファンタジーです。 〈人外〉ゆえに監禁されていた斎（いつき）はある日、少女によって助け出される。少女は過去に、両親を殺した者への復讐を企てていた。そん…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　短歌の部・一首部門　参加作品です。

地の果てには、竜が棲む。 そう伝えられる世界で、ハルトたちは暮らしている。 魔式と呼ばれる小さな異能を誰もが持ち、その特性に応じて火を灯し、風を呼び、水を操る。 人々の暮らしは…

過去長くに渡り、生物界の頂点に君臨した人間。その背景には、人間に食べられ続けてきた食べ物が存在する。そんな食べ物が進化を遂げ、奇怪と化した現代は、人間も食べられる時代となった。世…

「まほろば水族館へようこそ」 館長の鮫島は丁寧にお辞儀をした。 航平と湊は小学校最後の夏休みの思い出に、海沿いにある廃校を探検する。月明かりに照らされた廃校に忍び込むと信じられ…

恋人と婚約中の乙井果澄は、中学生時代に大嫌いだった同級生・鮎川翠子と、二十八歳の夏に再会する。果澄は、翠子に「大嫌い」だと伝えたいのに、翠子から「喫茶店を手伝ってほしい」とお願い…

KAC20231のお題を７７７文字縛りで書いた短編集を加筆修正して『大渕堂書店の閉店』にまとめました。 地元で唯一あった書店が昨年閉店してしまって。それがとても寂しくて思いつい…

凍てついた森での狩り暮らしと、苛烈な戦場で育まれるラブストーリー（超々微糖）です。 テーマは「誰からも理解されない愛情」。 完結済み。

女子高生の私は詰んでいた。理系嫌いが高じて授業をサボりまくったおかげで単位が危ないと宣告されたのだ。教師は言った。「レポートで救済しよう」。そこで資料にと手にしたのが、その後「ニ…

今は昔、常陸国の国人。 一人の坂東武者が起こした悪逆と事の顛末。 その男のいいわけとは…

オカルト道の大師匠が体験した悪夢のお話。 復讐心に燃える男の狂気が血の惨劇を引き起こす！ お坊さんであった大師匠はその昔、深刻な悩み相談を受けていた。 相談者は妻子を強盗殺人によ…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト「二十首連作部門」参加作品。 ファンタジーや怪異に発想を飛ばし、人ならざるものとの交流を詠みました。

大正末期の日本。英国帰りの若き心理学者の当麻榮介は心霊研究に傾倒し、『心霊先生』と呼ばれていた。ある日、当麻は鍵のかかった自室で血塗れの学生・支倉清一に遭遇する。清一は「僕の身体…

四国中の霊場を巡るお遍路。 姿恰好もバラバラな七人が一列になって巡っていた。 彼らの正体にはある秘密があった。

　藤堂明楽（あきら）はヒモである。 　自称しているわけではないが、二十五歳となった現在、生活の一切を女に任せて生きているので、世間一般ではヒモと呼ばれる存在だろう。 　なるべく女…

先祖代々続く大病院・二階堂総合病院。 その院長の孫娘・美月と葉月は、執事やメイドがいる大きな屋敷で暮らしている全く似ていない双子の姉妹。 姉の美月は母に似て誰が見ても美しい容姿…

『ぼくはここにいる』 中学生の私が忍び込んだ廃校舎で見つけたイタズラ書き。 日記のような小説のような不思議な文章は校舎のいたる所にあった。 それを探し出して読んだ日々。 そし…

主婦の美也子は週二回、火曜日と金曜日のみ、パートで仕事をしている。 今日の仕事は暴れているホホジロザメの始末だ。 娘が学校から帰宅する前に、オーブンでケーキを焼きながら風呂場でホ…

うつくしい獣の話。

雪が降り積もった庭で、はしゃいでいる娘を見ながら、俺はばあちゃんに出会った日のことを思い出していた。 子どもの頃、母の恋人が来るといつも外に追い出されていた。大したことじゃないと…

朝起きたらきんたまが四つに増えていた話です。 第一回KINTA祭ω感想企画ω全部ぶいさんhttps://kakuyomu.jp/user_events/1681809307499…

文明が崩壊してから数十年後。気ままに旅する少年シタルは、ある街で行き倒れた少女ディナと邂逅する。 街から街へガラクタを求めて旅する少女に興味を持ったシタルは、街で彼女と行動を共に…