大渕堂書店という、町の本屋さんがあって、昨今の本の売れ行きや、店主自身の身の上があって、閉店することになって──。そこで繰り広げられる、大渕堂書店をめぐる人々のドラマ。閉店という出来事をめぐり、人々は何を思い、どう動くのか。そして衝撃のラスト。大事な思い出はいっぱいある……でも、それだけじゃない、未来への想いもつまっている──そんな本屋さんのお話です。ぜひ、ご一読を。
小さな町の小さな書店。その大渕堂書店を中心に巡るひとびとの日々が淡々と語られる佳品です。大きな事件もないのに、大渕堂を巡るひとびとの物語にはわたしたちがいます。そして、衝撃のラストに感動しました。本当に泣けます。どうか、お読みください、すばらしい短編です。
スマホの通知にふと目に止まった。面白かったら読むか〜ふんふん、ん?おもしろくね?はァっ、完結だと?☜今ここ
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