タケル、負けるな!彼が閉店する本屋で全財産をかけて買うモノとは?

タケルは強い逆風に抗いながら本屋へ行く。
それは、彼の置かれている境遇と彼の未来を暗示させる。

僅かばかりの全財産を握りしめて、閉店間近の本屋で買ったモノとは?

それは、たぶん、店員さんがオマケしてくれたであろうモノ。

そして、それはタケルにとって、とても必要なモノ。

前作では店員さんとのやり取りがあったと思うが、今回はそこを詳しくは書かず、読み手に想像させている。

店員さんの人柄の知れる文より推測するしかないけど、最後を簡単にサラッと書く事で、どうなるのって余韻が残り、物語に膨らみが生じて、読後、タケルを応援したくなりました。

短編はこのくらいが良きモノ哉。

以上、第一話のみですが、まだ6話ありますので、それぞれの味わいを楽しんで頂きたいと思います(^^)

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