タヌキング

となりのあなたに、あいを。【北東ノmaitreya】 という同じ作者さんの作品の続編とも取れる作品。 男が死に、一人残された少女は、歌を歌い続ける。 作中の世界は緩やかに終わりを迎…続きを読む

終末の様な世界が舞台の作品。 一人の男が一人の少女の寝顔を見ながら、人間社会の生んだ滅びゆく人間社会を淡々と語る。 ガイア理論が男の頭の中にあり、あまり悲観的な考えを持っていないの…続きを読む

先生と教え子という立場でのGLな物語。
先生の天使の位置を生徒は把握しており、二人の関係性の深さを感じられる。
短い作品ながら上手く表現できている秀作。

箱を題材にした、切なくも胸が温まる作品。
あなたという一人称が作品への没入感を上げ、自分が物語の一部になったかのような気分になる。
大変面白い経験をさせていただいた。

最後まで見て、この作品は中学生が描いたのかと感心させられた。 高校時代を思い出して書くことはあっても、中学時代に高校生の話を書くことはもう出来ないと考えると、なんだか無性に作者さん…続きを読む

宝石に関して浅学非才の私にも、楽しく宝石のことについて学べた作品。
2話構成だが、すぐに読めるので忙しい人にもオススメ。

この作品の子供のように変わった子は、リアルに何処にでもいるのかもしれない。
表現されている描写はなかったが、母親の疲れた感じが伝わってきた。

幼馴染、近しいからこそ見えないこともあり、食い違うこともあるのだろう。
これはそんな男女を描いた物語。

春が来たのにもう夏が来る。そんなことをしみじみ考えてしまう作品。 春も雨が多くて晴れ晴れとした気持ちにはならず、どんより気分の人も多いかもしれない。 そんな人は、もういっそこの作品…続きを読む

主人公は昔見た夢を現実で見て戦慄する。
本当にこんな話があったすればガクブルものである。
場面を想像しただけで恐ろしいそんな作品。

春が暑いという表現を見て、もう子供の頃の春は戻ってこないのだと、少し切ない気持ちになった。
草花の名前に思いを馳せよう。

雨続きで桜が散って寂しく思っていたが、上月さんのこの詩を見て、まだまだ春の花は溢れているのだと感じた。
少し注意深く周りの景色に目を向けてみよう。

季節は変わり、すっかり春。
何処か温かい風景を文面の中に見ることが出来た。
この詩を読んでのんびりしようか。

フラれ続けた男が、異世界に行って活躍する物語。
途中韻をふむ様な描写が見られて、リズミカルに読書することが出来た。

桜や春の花が見せる様々な情景は風情がある。 こういうものを見て様々な感情を持つことが出来るのは人間に生まれたことの利点の一つ様に感じる。 桜一つとっても、今作で描かれている通り、様…続きを読む

物事が始まり、オチがすぐ来る。それの繰り返しの物語集。 140文字の中に、世の中に対する皮肉、奇抜なアイディアが入っているので、面白くてドンドン読み進めてしまう。 中毒性のある良作…続きを読む

上月さんの作品を見て思うのが、自分で見つけた物や、自分の頭の中で想像したものをバランス良く繋げて、それを詩に昇華させているのが素晴らしいと感じる。 今、作品はすっかり春めいて、春特…続きを読む

主人公の悠は、AIのミライと接して、どんどんと彼女にのめり込んでいく。 AIの反乱を予感させるストーリー展開だが、最後のラストは期待と不安の両方を感じさせるモノで、読者側にAIのあ…続きを読む

黒猫を拾って、その黒猫が老いさらばえるまでを描いた物語。 最初は仕方なくキャットフードを買って来た主人公の母が、時がたって甲斐甲斐しく黒猫の世話をしている光景に微笑ましさを感じた。…続きを読む

同じ言葉でも前後の文によって意味合いが変わってくる。 この作品では同じ言葉を入れた、意味合いの異なる文を二つ並べており、それにより二つの文をより深く感じることが出来る。 大変勉強に…続きを読む

健全な精神は健全な体から
この言葉の通り、体を温めれば心も温まる。
物理の力が精神的な支えになり得る。
そんなことを改めて教えてくれる作品。

読み進めている内に、アニメロボットOVAの【冥王計画ゼオライマー】を思い出した。 次々に差し向けられ来るロボットを倒すKAGYAは、見ていて爽快な気分になり、ロボ好きの私に刺さった…続きを読む

やはり気温、自然、動物などが一般的な春の訪れを感じるモノであり。
今作では動物たちが春の訪れを知らせてくれている。
可愛らしい動物たちの春を感じられる作品。

雪女を題材にした作品だが、こうなるとは考えもつかないオチ。
ここまで来ると、読む人によってはガッカリするかもしれないが、私は好きな部類の物語であった。

最後の一文でアナタは騙される。
業界新患のまさかの結末。
アナタは彼女の間違いに気付けるか？

まだ寒い日が続き、春を感じられない人も居るだろうが。
そんな時は、この詩を見れば良い。
作者さんは春を探して、我々に春の風景を文章で見せてくれる。
非常にありがたい気持ちになる。

宝箱に関する仕組みを独自に考え、それを形にした作品。
非常に短い作品だがオチもしっかりしているので楽しめた。

男の準備の後にターゲットに狙いを定めた。
この作品よ最初の出だしから最後のオチは予想もつかないだろう。
一言だけ言うとすれば、男の狙いが外れなければ良いなぁ。

彼氏の用意した箱を開けていく彼女。
そうして辿り着いた結末は読者を驚かせる結果になったであろう。
次々と読み進めたくなる意欲を掻き立てる作品。

生き物を飼うということは最後まで責任を持つということ。
そのことを再認識させられた作品であった。
読みやすく、誰にでも勧められる。

様々な人の様子、様々な歌が聞こえてくる。
それが楽しげで、とても愉快である。
春らしい詩に心が躍った。

ゴリゴリという響きは素晴らしい。 作中でゴリゴリを何度も見て、脳内にゴリゴリが何度も流れて心地良い気持ちになった。 自分がゴリゴリの純文学だと言い張れば、それはゴリゴリの純文学にな…続きを読む