黒猫を拾って、その黒猫が老いさらばえるまでを描いた物語。最初は仕方なくキャットフードを買って来た主人公の母が、時がたって甲斐甲斐しく黒猫の世話をしている光景に微笑ましさを感じた。人と猫の生きる時間は同じでは無いが、猫との出会いは人に掛け替えのない思い出をくれるのだろう。