人は何かを見て、何かを羨む

キラキラと幸せそうなものを見ると、人は羨ましくなる。少なくとも私はそうだ。
この物語の主人公もその気概があり、祭りを通して羨望の眼差しでキラキラしたものを見て、今度の生は人並みの幸せを望む。
読み進めている内に、主人公は人でないのかも?と思い始めたが、その辺は読者の想像に任せる類のものだと思うことにした。