柿井優嬉

主人公、親友、好意を抱いているコ、皆が特別目立つ存在ではないというリアルさで感情移入しやすいですし、生徒たちが少しずつ成長していく姿がみずみずしくて心打たれます。中学校の三年間を丁…続きを読む

まだ読んでいるのは前半なので、この作品を恋愛小説という括りにしてよいものかはわかりませんが、ともかく、メインキャラクターの一真と優のやりとりは、面白くも切ない、男女の恋愛模様を楽し…続きを読む

この物語を読み始めたときに私は、おそらく主人公は小樽で会った人々と徐々に良い関係になっていって心の傷が癒やされて、めでたしめでたしとなるのだろうと思いました。しかし、そんななまぬる…続きを読む

前作の歴史小説「さすらい少女≪律≫」で夫婦だった主人公の二人が、生まれ変わって高校の同級生になり、片方だけに前世の記憶があるというユニークな設定になっています。ラブコメの本作のみで…続きを読む

もし海外の作家の小説にワクワクした経験があるならば、この作品はお薦めです。初めはその独特の世界観に戸惑うかもしれませんが、読み進めればハマってしまうでしょう。

現実にはなかなか人間関係はうまくいきません。この小説を読んで、思いきり友情を味わってはいかがでしょうか。ちょっとグロテスクな話は勘弁という気分のときに、特におすすめです。

物語を創作するとき、ストーリーよりもキャラクター作りが大事という話を聞いたことがあります。登場人物が魅力的ならば、極端にいうと話がどう進もうが、面白くなるからです。この物語の風見日…続きを読む

異世界もののエンタメ作品が中心のネット小説で、この物語と出逢えたことは大きな喜びです。あなたが純文学が好きで、歳を重ねているのならばとりわけ、この小説が心にしみるのは間違いないでし…続きを読む

詩には興味がない人という人でも、この詩から何も感じないことはないと思います。詩ゆえに短いですし、とにかく一度読んでみてください。

私もそうですが、歴史ものに興味はあるけれども難しそうでなかなか手が伸びないという方にぜひ読んでいただきたい。さくさくストレスなく読み進められます。 一方で、キャラクターの個性や戦闘…続きを読む