概要
だって、全部自己満足だから。
「未練」を燃やす葬儀屋の話。
*SJA参加用短編です。ちゃんと一発書きです。久しぶりなので、きっと粗も目立ちます。暖かい目で見てくださると、嬉しいです。
*SJA参加用短編です。ちゃんと一発書きです。久しぶりなので、きっと粗も目立ちます。暖かい目で見てくださると、嬉しいです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!燃やしたい、その未練は……
『私』こと主人公は、己の未練を燃やしに向かった。軽い受付を済ませた後、順番がくるまで書類に必要事項を記入する。
「何を燃やしますか?」
書類に書かれたその問いに、主人公は即座にペンを走らせ、とあることを書いた。そして、しばらく時間が経過し、主人公の番が回ってくるのだが——といったお話です。
カクヨムで小説を執筆している方や、何かにひたむきに取り組んでいる方、苦しい現実に直面して要らないものができた方にすごく刺さる内容だと思いました。読んでいて、私も共感するところがありました。本作はきっと、様々な人が共感を覚えるはずです。
誰もが相対するような深いテーマに、フランクな文体や台詞が巧みに組…続きを読む - ★★★ Excellent!!!燃えないものこそ
面白い寓話です。人間の未練だけを燃やす火葬場。そもそも葬儀ってそういうものだったりしますので、何も死に別れた人だけでもよくね? という発想が秀逸ですね。
さて本作はその設定を用いて、作者の蒔文歩さんその人が主人公として登場します。そして燃やしたいのはなんと「創作意欲」。実際ご本人も受験に勤しまねばならぬ状況で、さらに創作をしているひとなら誰でも感じる悩みと相まって、いっそ創作意欲なんかなければいいのに、と火葬にしてやろうとします。結末はネタバレになるので控えますが、はて主人公の蒔さんではなく、作者の蒔さんが創作意欲を投げ捨てたいと本当に思ったのか。たぶんこのお話のまんまではないんでしょう…続きを読む