上田　直巳

【感謝81.6万PV突破!!】 物語創作に関する本を多数出版してきたフィルムアート社の中の人が、自社の本を徹底的に読み込み、それらの本の中から小説を書くために本当に必要なポイント…

田舎にも都会にもぬくもりを感じる私は、少し浮いているのかもしれない。

花屋で働く狐塚恭子（きつねづかきょうこ）さんには、今、気になる人がいる。 年下で一生懸命頑張るスーパーの店員さん。 教師の父親は少し変わっていて、季節やイベントごとに教え子にカ…

　とある日の、とある警察署。生活安全課の当直勤務は激務である。晩御飯を食べられないことなんてザラであり、そう言う時は備えている「非常食」が役に立つ。 　今回の非常食は、赤いきつね…

世界が終わる時、ふと見つけた懐かしの味。

　特別なことがあると、母はよく緑のたぬきを買ってくれた。 　結婚記念日、父の退院祝い、妹の結婚祝い。俺の一人暮らし祝い、と。 　マルちゃんの工場で働いていたせいか、母はカップ麺が…

「緑のきつね」の続編になります。 ハートフルなお話ではないけれど、この商品発売されたら買います！

都心のオフィスに勤める三浦凌平は、同僚がみな外へランチを食べに行く最中、一人でオフィスに残り、「赤いきつね」と「緑のたぬき」を日替わりで食べていた。ある日、寝坊して慌てて出社した…

妻が寝込んだ。年末に。 大掃除も、おせち料理も、年越しそばも、用意ができない。 けれども、娘と息子は帰省してくる。 どうなる、今年の我が家の年越し!?

一話完結です。短編です。

母から頼まれた買い物リストに書かれていたのは『緑のきつね』 これは、「赤いきつね」の書き間違いか？ それとも、「緑のたぬき」の書き間違いか？ スマホを家に忘れて確認がとれな…

新宿から湘南新宿ラインに乗って一本。 都心からわずか一時間で行ける古都、鎌倉。 そこには、テキトーな事を言う"カミサマ"がいました。 その"カミサマ"に書いて貰ったテキトーな地…

「限界かくれんぼ」 それはとある遊園地のアトラクション 鬼に見つかったら帰れない

天文部の少年がD型色覚の少女と出会ってブラックホールを顕微鏡で観察したり恋したりする短編です。 書きたいものを書きたいように書いて、第２回かぐやSFコンテスト（テーマは「未来の…

このタイトルは大事に大事に描きたかった。そんな作品。 花火を見ている2人。花火はきれい？花火は見えた？何か忘れてない？

「無人島にひとつだけ持っていくならさー」 「ひとつだけ？　ふたつじゃだめ？」 軽妙な２人による、１分で読めるあっさりコメディ ＊SNSでのシェア大歓迎です♪

ある日、彼女からデートの誘いが来た。 その誘いは夏祭り。 彼女とデートするのは、久しぶりだった。

　喋る犬って、何を言っているのか興味がありませんか？ ……朝読応募作品

　自身の物語を悲恋で終わらせた魔女、メラニー。 　大切な彼と愛し合った痕跡を遺すために、彼女は最果ての楽園に封じられることを選んだ。 　その何人もたどり着けぬであろう場所に、ある…

　企画展に作品を寄せて早幾年。数年後には個展をしたいなぁ、と思っていた自称画家の「吾輩」。 　が、降ってわいた引っ越し。 　しかも、遠方。 　勢いだけで個展の日程を押さえ、そこに…

　社会人３年目の奥野修二は、引っ越しの準備をしている最中、学生時代に購入したギターを見つける。大学時代に音楽に打ち込んだ日々を思い出し、卒業してから楽器に触れられていないことに罪…

「第一回角砂糖短編小説大賞」に参加するために書いたお話です。 一枚の絵に対する、男の愛憎を書いています。深恵遊子さまの指定されたテーマは「美しいもの・綺麗なもの」となっていますが…

「ナニカコ」の「マジック」を使用しました。 「幽霊調査隊」に所属する“祓い屋”マジックとサリノは依頼を受けて、廃校へと侵入する。そこで遭遇したものとは…… これと同一世…

KAC202110参加作品。 テーマは『ゴール』 江戸時代の書物、『葉隠』の一部から、人生とは、といったことを私なりにつらつらと思ったことを書き連ねてみました。 少しでも、読ん…

幽霊になった「わたし」が「つながりの糸」をたどって、 初恋の少年に会いに行くお話です。 いろいろなことが起きて、 大切な人と離れ離れになってしまった人が、 増えたと思います。 …

普通の少女が、ある日突然伝説の魔剣の使い手にえらばれてしまったら？ 剣の使い手になりたい人は近くにいる。でも、アフレオスが選んだのは、リーリア。苦悩するリーリアと、旅をしませんか？

地方都市の信用組合で係長を務める杉山章介は、昇任試験を受け続けているものの、不合格が続いていた。 春の異動で配属された支店では、かつて高校の同級生だった池上滋が支店長を務めており…

ルールには、規則、規制の他に慣例や‘しきたり’もあるようです。 江戸時代の、とある旗本の嫁が姑から教わっている、その家の‘しきたり’の一コマを見てみましょう。 えっ、これもフ…

ミレニアム・バグ（Y2K問題）をご存知だろうか？　あの頃のソフトウェアプログラマーは、自分のシステムがY2Kに関係してもしなくても、少なからず、何かの思いが有ったはずた。この物語…

若い弁護士、八反田は、離婚を有利に進めたい男の依頼から、男の妻を尾行する。

う○ち行きたいだけの話

少し脚色している箇所もありますが、ほぼノンフィクション。 幼い頃のできごとだから、脳内で微妙に事実と変わっているところもあるかもしれませんが、今感じる気持ちはあのときには感じなか…

地球に似て非なる歴史を辿った異世界を舞台に、譲れぬ願いや渇望を持った主人公達が織り成す群像劇です。圧倒的苦境を如何に打破し、あるいは如何に生き延びるかをお楽しみください。 【神…

朝に起きない主人公の話です。「君」の不在。

願いを叶える狐が、街に現れた。 街を守るために動き出す各勢力。狐を狙う官邸の追っ手をかいくぐり、彼女は正義の味方として、願いを叶えるため狐に挑む。

関東の山奥にある「花の井温泉」にある古びた旅館に、東京のOL・仁科ほなみは一人で訪れた。彼女の目的は温泉旅行ではなく、この旅館に住んでいると言われる、温泉卓球界のレジェンド・浅羽…

自主企画「同題異話・五月号　　頭上で回るは観覧車」参加 本当に必要な仕事はこの世にどれほどあるのだろう。何が足りなくて本当の愛にたどり着けないのだろう。虚飾の観覧車に閉じ込められ…

　交通事故で、娘を亡くした母は、娘が書き残したネット小説を見つける。その小説は事故の前々日から更新が止まり、30話の未公開の下書きがあった。母は娘が大切にしてきた作者（私）と読者…

大学の頃の友人、曽我部が交通事故で死んだ。 その知らせを受けた僕は、曽我部と過ごした数年間に想いを馳せる

無提唱で、生贄も必要とせず、一瞬で、どんな召喚獣でも、英雄でも、勇者でも、何でも呼び出せる最強の召喚士。しかし、顕現させていられる時間は、３分しかない。そんな召喚士が、人間界の最…

ジャンルを「ＳＦ」に絞ると、世間一般の認識では物議を醸しそうだけど…… サイエンス・フィクション（科学空想小説）ではなく、 スペキュレイティブ・フィクション（思弁小説）と、広…

　九回目のお題は『ソロ〇〇』……。 　少し暗めの話を書いてみる。 　希望がなくても生きている。転機は起きないのかもしれない。 　それでも良いのではないでしょうか？ 　……次で…

　10年目の3.11は、自分にとっても大きな契機になりました。詳細は見てください。 ※【注意】 ・震災の表現を含みます。 ・あくまで自分の視点からの語りになります。

好きというだけじゃだめなのかもしれない…そう感じたことのある、あの頃のあなたへ、そんな気持ちで書きました。 化粧品に付いていたチャームから思い付いたお話です。 拙い作品ですが、…

便宜上、「仁義なき女の戦い」としましたが、前作とは無関係です。 女って、誰かをライバル視しがちですが（独断と偏見です、ごめんなさい）、でも、相手は案外、気付いてなかったり、こちら…

これは、とある異世界の、とある一幕を切り取った探求譚 けれど、探し求めた先に待つのは限りなくどーでもいい結末 それでも知りたい、と言うのはあなた？　そんなあなたの好奇心に祝福…

1話完結の物語。短編もしくはショートショート・掌編集です。 ジャンルは問わず気ままに思いついたモノを書いていきます。 皆さんもお時間がある時にふらっと立ち寄り気軽に読んでいって下…