幼い時に感じた事、そして大人になってから思う事。それは誰しもが持っていて日常に溢れている事。でも忙しい日々に流されて見過ごされている、その感情を素直にサラッと書かれていて、読み終わった後に自分の幼い頃を思い出し懐かしい気持ちになります。文章がスッーと入ってくる書き方に好感が持てます。他の作品も読んでみたいと思いました!
幼い頃の何気ない思い出を大人になって振り返ると、とてつもなく悲しい人間の業が見え隠れします。みんなが知り合いである小さな村で起こった出来事であれば余計に。背筋をつと流れるもの。それは悲しみか、怨みか。
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