秋色

【カクヨムweb小説短編賞2023 短編特別賞】 世界と世界の狭間にあるこの宿場には、多種多様な者がやって来る。 宿屋を営む私はある日、背中に巨大な卵を背負った青年と出会う。…

　受験を目前に控えた一月五日（いちがついつか）の夜。 　俺、近衛拓人（このえたくと）は幼馴染の冷泉五花（れいせんいつか）のことを想っていた。 　幼少期から一緒に育ち、それでいて、…

大学の夏休みを利用してオートバイで旅に出てみたら……。

書かれてないことを類推する意味はあるのだろうか

「シャルロットに呼ばれて」【スピンオフ】続編第２部のお話からずっと前の話。 ↓「シャルロットに呼ばれて」 https://kakuyomu.jp/works/168173306…

ビルの屋上にたち、街を見下ろす男は、今何を想うのか。

それは僕が子供の頃、母親の用事に一緒についていった時のこと。 訪ねたその家で、僕より少し年上お姉さんに出会った。 僕はそのお姉さんに淡い恋心を抱く・・・。 その人は僕の初恋に人…

新たな年を迎え、年賀状を見ていた狩野祐介は、一枚の年賀状に目が留まる。まだ妻がいた頃に恋に落ちた美代子からの年賀状だった。当時、美代子と結婚するため、妻に離婚を申し出たが、妻は頑…

◆不思議な万華鏡を覗くと、菊子に夢の世界をもたらした。 ◆登場人物 菊子（きくこ）：女性。十歳。 志朗（しろう）：男性。 お母さん お父さん ◆よろしくお願いいたします。

【第6回カクヨムWeb小説短編賞・最終選考対象作品】 －短編（読了時間 約２分）－　 自分の人生の、寿命を懸ける物語。 　いつも同じ夢を見る。 　女の子が話しかける。 「…

「お題でカクコン挑戦」企画 お題「とどかなかった背中」

名前の読みが同じ雪希と友紀は親友だった。 そんな二人に、悲しい別れが訪れる。 クロノヒョウさんの企画参加作品です。 お題『とどかなかった背中』 ・ミステリーと呼べるか…

二学期も終わりに近づいてきたある日から、１週間ごとに麻里の靴箱に押し花の栞が入れられるようになった。 最初は幼馴染で花屋の康太が入れているのかと思ったけど、どうやら康太ではないら…

季節外れの寒波に見舞われた東京には大雪が降っていた。東京発～神戸行きの新幹線は発車するまでに時間を要していた。 そんな時、隣の席の男と妙な事で十年前の殺人事件の事で会話が弾み、い…

同じ12月25日生まれの男の子と女の子。彼らの25回目のクリスマスは。

美代はおばあちゃんと一緒に歌っています。

大学の先輩に、有名な日本庭園を案内してもらうことになった主人公。 嬉しいけれど、先輩に気を遣わせているのではと不安になる。 憧れの先輩。 彼からの優しさと気遣いは、主人公を切ない…

クリスマスシーズンにぴったり、 北欧を舞台にした、現代ファンタジーです。 落ち込んだ少女が、しあわせを探す、ハートフルな物語。 ゆきのまち幻想文学賞・入選作品。 【あ…

都内の大手企業に勤務し、部長まで上りつめた春男は、無事に定年退職を迎えた。 しかし、自宅に残っていた家族はそれぞれ闇を抱えながら春男から心が離れてしまい、かつての同僚たちはそれぞ…

酔いに任せて、入ったらしい屋台。 わたしはそこで、不思議な体験をして・・・。

黒野　豆子（くろの　とうこ）はブラックコーヒー好きな、ちょっぴり大人な高校二年生。 そんな彼女の元には放課後に相談を持ち掛けてくる人がやって来る。報酬は缶コーヒー1本なり。

「看取り士」の仕事を始めたばかりの美織に、一件の依頼が舞い込んだ。 依頼人の元父親であり、山深い田舎に暮らす七十歳の男性・忠治は、看取り士として目の前に現れた美織に、別れた妻・晴…

私がお父ちゃんと初めて会った時は最悪だ。 生まれた瞬間、ガッカリされた。 跡取り息子が欲しかった……らしい。 いらない子だった私だけど……思い出すのはお父ちゃんのみそ汁の味。

九州の実家で育てていた保護猫のモル。 だが、飼い主との突然の別れと、住み家を追われた悲しい話し。

今年はお題を募集して、毎日一つのお題を使って書くことにしました。 頑張って毎日更新しようと思います！ 楽しく書くのが目標です！ 各話エピソードタイトルがお題になっています。 それ…

KACKAC20234のお題「深夜の散歩で起きた出来事」でお話を書いてみました。 もう少し、表現方法というものを勉強しなさいとお叱りを受けそうです。

つき合っているとき、今でも女性達のある姿が好きです。 こちらも幸せになります。 本当にうれしそうですからね… ということと、５０過ぎの男性のある体験です。 彼はいい人だったのです。

ふと目の前に現れたアゲハ蝶。 アゲハ蝶は蜘蛛の巣に引っ掛かってしまうが…。 アゲハ蝶に訪れた幸運。 どんな人にも幸運は訪れる。

新たな一歩を踏み出せるように、祈りを込めて。

一人暮らしだと料理も適当。 でも急遽娘が帰ってくることに。 そうなると、がぜんヤル気が出てくるのが不思議！ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 江山菰様(https:/…

雪の降る大晦日。外も寒いが懐も寒い。 ツケの支払いに追われる町人と、諦める気のない商人の話。 　　　　　 【第49回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画】に寄せて書きました。 …

たくさんの恋心を短く美しく悲しく幸せに描きます。

これは、逆境の中を生きる女の子と、ある犬の物語。 いじめで絶望の底にいたわたしを、少しずつ救ってくれた「りん」。 けれどその愛情に応えるには、わたしたちの時間はあまりに短くて―…

ファッションに疎い万年ジャージの男子大学生が、デートのために粧った(よそおった)話。 タイトルの『山、粧う』は『やま、よそおう』と読みます。

父との思い出が詰まったレストランで、クリームソーダを挟んで出会った異母姉弟。

1000文字のショートショート

私は古いお家の掃除婦をしている。奥様が突然いなくなって、、、。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

今日も明日も明後日も。 一筋縄ではいかない人間ドラマを書きたくて、書いてみました。 600字ちょっとで、お楽しみください。

柴田恭太朗様主催の自主企画【三題噺 #37】「皿」「剣」「サイン」 に参加するために書きました。 嶺は焼物の職人である父に憧れて修業を始めて４年。 中学に入ってから絵付けの修…

蜂蜜ひみつ様自主企画。 【てんとれ祭】「1行、100滴、お好きに使って創作トライ！」参加作品です。 第41回「シャーペンの芯ばかりやけに折れる日」 第35回「週末に映画でも見る…

柴田　恭太朗さまの自主企画【三題噺 #37】「皿」「剣」「サイン」参加作品。 カクヨム・コンテストが近づいて来た今日この頃の所感。 なぜ小説を書くという趣味の中でまで、地味で目…

クリスマスのプレゼントはファミリーコンピュータだった。 ぼくはもらった「元祖西遊記スーパーモンキー大冒険」を仕方なくやったけれど、ちっとも面白くない。 反省したお父さんはぼくが欲…

父になれない二人の話です。

ホラーじゃないけど、だだ漏れる父性は怖い。 暴走する思い込みも怖い。 やはりホラーということで。 【父性小説大賞】に参加しています。 https://kakuyomu.jp/u…

　会社の忘年会の後、二人の男は終電に乗ったまま居眠りをしてしまい終点駅まで行ってしまう。始発電車が出るまで、近くのファミレスで過ごすことになったのだが…… 注1(現実の鉄道会社…

人間のすでに死に絶えた世界。アンドロイドの少年はひとり、廃墟をさまよい、玩具を集め、遊びつづける。少年が関心を持つのは、玩具と、造り主のエイン博士と、そして、ホログラムの熊だけだ…

タイムマシンを自分なりに料理して