物語を執筆するというのは、それが文学にせよエンタメ小説にせよ、ロックなんですな。ロックな所業、それが執筆活動。この物語は、読者にツッコミを許してくれません。ツッコもうとするやいなや、整合性と破綻のカオスに引きずりこまれ、最後まで一気に読まされてしまいます。それが悔し気持ちイイ!勢いで読ませるロックな文体を是非味わって下さい。